まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

エキナセアとルドベキア

 今日7月7日は、二十四節気の一つ小暑です。いよいよ暑さが本格的になるころという意味です。小暑から立秋までを暑中と言い、暑中見舞いを出す時期になります。梅雨明けから出すのが一般的のようです。梅雨明けが近づく時期ですが、梅雨末期は梅雨前線の活動が活発になり、集中豪雨に見舞われることが多く、今年も例外ではありません。九州南部で大きな豪雨災害が起こったと思ったら、今度は九州北部で豪雨です。ここ3,4年続けて「数十年に1度の災害」と言い続けていますが、何とかならないものなのでしょうか。被災された方々にお見舞い申し上げます。

 また今日は七夕です。五節句の一つであり、星祭りとも言います。旧暦7月7日の夜のことで元々はお盆と関連する年中行事であったそうですが、今では、彦星と織姫のロマンティックな物語や短冊に願い事を書いて川に流すと願い事が叶うということだけが残っているようです。各地の七夕祭りはコロナの影響で中止になったところが多いようです。

 まつこの庭ではセミが鳴き始めました。最近の強い風雨で背の高い皇帝ダリアやユリなどが倒れて、可哀そうな姿をさらしています。

 今回はエキナセアルドベキアです。夏から秋まで長く庭を彩ってくれます。

f:id:myuu-myuu:20200707140221j:plain↑ エキナセア(名前不明)   ↓ ルドベキア・サンプレーリー

f:id:myuu-myuu:20200707140350j:plain この2つはキク科の植物で、どちらも北アメリカ原産の宿根草です。(ルドベキアの一部には1,2年草のものもあります。)花の形や咲き方、葉の形などそっくりです。花の中央の盛り上がった部分を頭状花、周りの花弁を舌状花と言います。葉の形も似ていますが、質が全く違います。

f:id:myuu-myuu:20200707141110j:plain↑ エキナセアの葉   ↓ ルドベキアの葉

f:id:myuu-myuu:20200707141312j:plain よく見ると見た目が違います。エキナセアの方が葉色がちょっと濃く、つるっとした感じがします。ルドベキアの葉は産毛のようなもので覆われていて、触るとざらっとします。一見しただけでは、区別するのは難しいと思います。最近は品種改良が進んで色も咲き方もバラエティーに富んでいて、花を見ただけでは区別が付かないほどです。

 私の庭では地植えにすると冬の間に消えてしまうことが多いので、園芸種は鉢植えにしています。今年の冬はたくさん冬越しできて、今真っ盛りです。

エキナセア

 別名ムラサキバレンギクと言い、色は黄、オレンジ、赤、紫、緑、白などがあります。北アメリカ先住民のインディアンが薬草として使用したことから、免疫力を高める効果があるとされ、欧米ではハーブティーとして飲むそうです。

f:id:myuu-myuu:20200707142812j:plain↑ ↓ 名前不明  

f:id:myuu-myuu:20200707145008j:plain

f:id:myuu-myuu:20200707143622j:plain↑ グリーンツィスター    ↓ シャインスピリット

f:id:myuu-myuu:20200707142607j:plainf:id:myuu-myuu:20200707143906j:plain↑ フレグラントエンジェル   フレグラントと付くので匂いをかぐと確かに微かに香ります。良い香りとは言えませんが・・・・。

 頭状花が花弁化した八重咲きのものもあります。

f:id:myuu-myuu:20200707144354j:plain↑ マーマレード   ↓ ハニーデュウ

f:id:myuu-myuu:20200707144129j:plain

ルドベキア

 ルドベキアは別名ハンゴンソウと言い、一部は野生化しています。盛夏にヒマワリの様な花を多数つけます。園芸種はエキナセアと同じぐらいの色のバリエーションがあります。

 私の庭では、このタカオが勢力を拡大しています。地植えで冬越しし、毎年株が大きくなるだけでなく、こぼれ種でどんどん増えています。雑草防止に大いに役立ってくれています。今年はまだ花が咲いていません。(去年の写真です。)

f:id:myuu-myuu:20200707145407j:plain

f:id:myuu-myuu:20200707150253j:plain↑ チェリーブランディー f:id:myuu-myuu:20200707150444j:plain↑ ↓ アーバンサファリ・フォレストグリーン

f:id:myuu-myuu:20200707150544j:plain 咲き進むと色が変化します。

f:id:myuu-myuu:20200707150748j:plain↑ アーバンサファリ・キャニオンレッド  ↓ オータムカラー(八重咲き)

f:id:myuu-myuu:20200707150643j:plain

 エキナセアルドベキアも新しい品種が出て来て、楽しみの多い植物の一つになっています。珍しい花、変わった花、新しい花が大好きな私は今の時期、あちこちの園芸センターやホームセンターなど時には県をまたいで花を求めてでかけるのですが、今年はそれができません。新しい仲間を迎えられないことが残念です。

 

 



 

ホヤ・カーリー

 九州地方では、豪雨になり、災害が起きているようです。東京では、連日コロナ感染者が100人を超え、再び感染拡大が危惧されています。今年も折り返しの時期になりましたが、前半はコロナで終わってしまった様な気がしますが、後半はコロナと自然災害との戦いになるのでしょうか。

 今、まつこの庭は、3月の終わり、5月の初め、5月の終わり、そして今回とホヤの4回目の開花シーズンを迎えています。5月の終わりにカーリーの蕾を紹介しましたが、まさかこんなに早く花を見られるとは思いませんでした。

f:id:myuu-myuu:20200704103629j:plain↑ カーリーの咲き始め   ↓ 咲き進んだカーリー

f:id:myuu-myuu:20200704103947j:plain 真ん中の赤い部分が花でその周りの白い部分がガクですが、咲き始めはガクがフラットなのですが、咲き進むとガクが裏側にくるんと反ります。

 ホヤ・カーリーはバレンタインデーの頃に葉を1枚挿した状態でラブラブハートという名で売られていることがあります。私は3種類のカーリーを持っていますが、上の写真の花が咲いているのは、これです。

f:id:myuu-myuu:20200704104603j:plain ラブラブハートとしてよく売られているカーリーです。花がたくさん付きました。

f:id:myuu-myuu:20200704104820j:plain

f:id:myuu-myuu:20200704104844j:plain 2つ目は、葉が大きいカーリーで、花の色や形は変わりません。
f:id:myuu-myuu:20200704103851j:plain3つ目は斑入りのカーリーです。

f:id:myuu-myuu:20200704105525j:plain このカーリーはまだ咲いていませんが、蕾があるので、1か月後ごろには花が見られると思います。

 ホヤは一度花を付けると同じところにまた花を付ける性質があります。2度目の花が翌年の同じ時期のこともあるし、2,3年後ということもあるし、同じ年の2,3か月後ということもあります。ところがこのカーリーは開花しながら次の花の蕾を大きく膨らませているので、驚きました。中央のつぶつぶしたものが次に開花予定のつぼみです。

f:id:myuu-myuu:20200704103717j:plain 初めての発見でした。カーリーの花は6個咲きましたが、すべて次の蕾が大きくなっていました。1か月もしないうちにまた花盛りになるでしょう。

 カルノーサ・コンパクタにも花が咲きました。5月の終わりにはつぼみが見えていなかった(見逃しただけかもしれません。)ので、ちょっと驚きました。

f:id:myuu-myuu:20200704111456j:plain

f:id:myuu-myuu:20200704111632j:plain
f:id:myuu-myuu:20200704111552j:plain カルノーサ・コンパクタは葉が巻いているのが特徴的で、花は普通のカルノーサと比べると色がやや濃く、花は少し小さめな感じがします。     ↓ カルノー

f:id:myuu-myuu:20200704113116j:plain 今回咲いたコンパクタの葉は緑1色ですが、コンパクタの葉の模様もカルノーサの葉の変異と同じ数あるようです。

f:id:myuu-myuu:20200704113427j:plain

f:id:myuu-myuu:20200704113504j:plain↑ コンパクタ・バリエガータ(外斑)  ↓ コンパクタ・エキゾチカ(中斑)

f:id:myuu-myuu:20200704111203j:plain

 他にも今年2回目、3回目の花を付けているホヤがあります。

f:id:myuu-myuu:20200704112240j:plain↑ ホヤ・カルノーサ      ↓ カルノーサ・バリエガータ(外斑入り)

f:id:myuu-myuu:20200704112501j:plain

f:id:myuu-myuu:20200704112638j:plain↑ カルノーサ・パープル   ↓ カリストフィラ

f:id:myuu-myuu:20200704113716j:plain

f:id:myuu-myuu:20200704114902j:plain↑ プビカリス・ロイヤルハワイアンパープル

 

 ホヤはなかなか花が咲きませんが、不思議なもので1回花を咲かせると必ず次の花を咲かせるようです。1か月後か、2,3か月後か、1年後か、2,3年後かは分かりませんが・・・・・。今年はまだホヤのシーズンは終わっていませんが、十分と言えるほどホヤの花を楽しんだような気がします。まだ1度も花を咲かせていないホヤもあるので、まだまだ楽しみは残っています。






 

今日は半夏生

 今日から7月です。

 今日7月1日は、雑節(日本独自の農事暦)の一つ半夏生(はんげしょう)です。

 半夏生は、夏至の日から数えて11日目を言い、今年の夏至は6月21日だったので、今日が半夏生になります。半夏生は、梅雨明け間近の頃を示し、農業中心だった時代にはこの半夏生の頃までに田植えを済ませる必要がありました。半夏生を過ぎてから田植えをすると、収穫量が大幅に減少することを経験から分かっていたからです。

 ここ2,3年、半夏生が近くなるとスーパーに「半夏生には蛸を食べよう。」というチラシが貼ってあることに気付きます。もともとは関西地方の風習だそうですが、関東へも広がって来たようです。半夏生の頃には田植えが終わり一段落したところで、神様に蛸を供え豊作を祈るのだそうです。8本足の蛸のように稲がしっかり根を張り、無数の吸盤のようにたくさん実を結ぶことを願うのだそうです。また、蛸には疲労回復の効果があるタウリンが含まれていることから、田植えの疲れを取るという効果も期待されたのでしょう。経験からその効果が分かっていたのでしょうね。

 ところで、半夏生の頃に花を咲かせる植物があります。半夏生ハンゲショウ)と半夏(ハンゲ)です。ハンゲショウはよく聞きますが、ハンゲはあまり聞かないと思います。

 ハンゲショウは、別名片白草(カタシログサ)と言います。

f:id:myuu-myuu:20200701133220j:plain 白く丸いものが花と思われますが、白いものは葉で、ひものように垂れ下がっているのが花です。

f:id:myuu-myuu:20200701133612j:plain 花には花弁がないので、よけいに白い葉が目だって、花弁のように見えます。花が咲く前に葉の表側だけ白くなり、裏は緑色のままです。それでカタシログサと言うのでしょう。また半分化粧したようにも見えるので、半化粧という別名もあるのでしょう。ハンゲショウドクダミ科の植物で、ドクダミと同じようなにおいがあります。

 ハンゲは、別名カラスビシャクと言います。

f:id:myuu-myuu:20200701134547j:plain カラスビシャクサトイモ科の植物で、ウラシマソウと同じ仲間で、花弁の先のひものようなものが似ています。球形の地下茎を持ち、半夏という漢方薬に使われているそうです。私の庭では5月の終わりごろから花が咲いていました。

 半夏生は梅雨明け間近を意味しますが、梅雨があければ夏本番です。

 まつこの庭は、真夏の花がどんどん咲き始めています。

f:id:myuu-myuu:20200701135829j:plain↑ スカシユリ・名前不明    ↓ テッポウユリ系・ランコン

f:id:myuu-myuu:20200701140244j:plain ランコンは中国原産のユリ・ランコンゲンセと日本のテッポウユリとの交配種です。ランコンゲンセから引き継いだ細かなスポット模様が特徴的です。

f:id:myuu-myuu:20200701140641j:plain↑ ダリア・ガッツアリア・フラミンゴ  ↓ ガッツアリア・レッドとクロアゲハ

f:id:myuu-myuu:20200701140846j:plain ガッツアリアは皇帝ダリアと普通のダリアとの交配種で、皇帝ダリアが11月に咲くのに対して普通のダリアと同じ頃に咲き始めます。

f:id:myuu-myuu:20200701141238j:plain↑ ベルケア・ラデュラ   ↓ サンクエール

f:id:myuu-myuu:20200701141351j:plain これは温室の中で冬越ししました。

f:id:myuu-myuu:20200701141536j:plain↑ リシマキア・ファイラークラッカー  ↓ カンパニュラ・ラプンクロイデス

f:id:myuu-myuu:20200701141814j:plain カンパニュラ・ラプンクロイデスは別名ハタザオキキョウとも言うそうです。私の庭には昔からあり名前が分からなかったのですが、最近花のカタログで知りました。

f:id:myuu-myuu:20200701142115j:plain↑ サルビア・クラリーセージ   ↓ ペチュニア・いちまつ

f:id:myuu-myuu:20200701142326j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701142434j:plain↑ キキョウ   ↓ ピンク花キキョウ

f:id:myuu-myuu:20200701142604j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701142636j:plain↑ フロックス・ブルーパラダイス   ↓ フロックス・名前不明

f:id:myuu-myuu:20200701142753j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701142930j:plain↑ マリーゴールドの寄せ植え   ↓ ジニアの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20200701143217j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701143108j:plain↑ ギボウシの花   ↓ アメリカノウゼンカツラ

f:id:myuu-myuu:20200701143455j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701143558j:plain↑ インドハマユウ   ↓ ピンク花インドハマユウ

f:id:myuu-myuu:20200701143711j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701144517j:plain↑ 福神草(フクジンソウ)の花   ↓ 福神草のつぼみ

f:id:myuu-myuu:20200701144546j:plain 福神草は例年7月の終わりごろに咲きます。これは冬越しした昨年の茎の先に出た新芽に付いた花です。正常に咲いた花の1/3ぐらいの大きさです。

f:id:myuu-myuu:20200701145021j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701145205j:plain

f:id:myuu-myuu:20200701145300j:plain 地植えの福神草も鉢植えの福神草も芽が出てから1か月経ち、大部大きくなりました。お嫁に行きそびれた福神草が、花が咲くのを待っています。

 

 7日は小暑、いよいよ夏本番です。






 

初夏のラン 2

 6月最後は、まつこの庭の温室で6月に咲いた初夏のランです。

<カトレアの仲間>

f:id:myuu-myuu:20200629132102j:plain↑ パープラタ  ↓ パープラタ・ワークハーゼリー

f:id:myuu-myuu:20200629132008j:plain パープラタはブラジル南部の海岸沿いに自生しています。初夏に咲くランの代表選手です。リップと言われる唇弁の部分の色のバリエーションがとても豊富です。花弁がほっそりとしていて、甘い爽やかな香りがあります。私の好きなカトレアの一つです。

f:id:myuu-myuu:20200629133004j:plain↑ テネブロッサ・オーレア  やはりブラジル原産で、普通のテネブロッサは唇弁以外の花弁が茶色ですが、これは黄緑色の花弁です。

f:id:myuu-myuu:20200629133319j:plain↑ アロハテロピアンタ  小輪の花をたくさん付け、微かな香りがあります。

<ミニコチョウラン> 花径が3~4㎝ぐらいです。

f:id:myuu-myuu:20200629133900j:plain

f:id:myuu-myuu:20200629133929j:plain

f:id:myuu-myuu:20200629133953j:plain

f:id:myuu-myuu:20200629134034j:plain

f:id:myuu-myuu:20200629134113j:plain

f:id:myuu-myuu:20200629134222j:plain

<デンドロビューム>

f:id:myuu-myuu:20200629134328j:plain↑ 名前不明(春先に1度咲いたのですが、今ごろ上の方に花を付けました。)

f:id:myuu-myuu:20200629134450j:plain↑ セクンダム・アルバ   セクンダムは、インドや中国を除く東南アジアに自生します。普通種は花弁が濃いピンク色です。花の付き方や形が他のデンドロビュームとは異なっています。これ以上は花が開きません。

<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20200629135138j:plain↑ バルボフィラム   ↓ バンダ・ミカドブルー

f:id:myuu-myuu:20200629135245j:plain 10輪ぐらい花を付けています。このバンダは3月にも開花しました。この調子なら年内にあと1回ぐらい花を咲かせそうです。

 7月、8月はランの成長期で花が咲くランはあまりありません。温室の中はちょっと寂しくなります。

 

アジサイ

 梅雨というとアジサイを連想するぐらい、この時期はアジサイが盛りで、あちこちで見かけます。昨年はあじさい寺と言われるお寺のアジサイを見に出かけたのですが、今年はコロナのことがあるので、出かけないことにしています。

 まつこの庭でも今アジサイが真っ盛りです。

f:id:myuu-myuu:20200627144009j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627144150j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627144031j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627144232j:plain

 この水色とピンクの手毬咲きのアジサイとまだ咲いていないガクアジサイは、私が嫁いできた時には庭にありました。少なくても40年以上は経っている事は確かです。

 今、日本で流通しているアジサイは大きく分けると5つだそうです。

 1つは「本あじさい」で、昔からお寺や農家の庭先に植えられていたもので、私の庭にある水色のあじさいは本アジサイかもしれません。ドイツの医者シーボルトアジサイをヨーロッパに「オタクサ」という名前で伝えた事は有名ですが、そのオタクサは本アジサイのようです。シーボルトの日本人妻は「おたきさん」と言いましたが、シーボルトがおたきさんと発音するとオタクサとしか聞こえなかったそうです。

 2つ目は「山アジサイ」で日本各地の山に自生しています。今でこそ山アジサイは静かなブームになっているようですが、注目されるようになったのは昭和30年代だそうです。今でも新しい山アジサイの発見があるそうです。私の庭には何種類かあるのですが、今年は4種類しか咲いていません。

f:id:myuu-myuu:20200627150715j:plain↑ 藍姫(アイヒメ)  ↓ 清澄沢(キヨスミザワ)

f:id:myuu-myuu:20200627150836j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627151710j:plain↑ 伊予獅子手毬(イヨシシテマリ)  ↓ 紅(クレナイ)

f:id:myuu-myuu:20200627151831j:plain クレナイはガクアジサイですが、周りの大きな花は装飾花と言って、花では無くガクです。真ん中の小さな花は両性花と言って、おしべとめしべのある花です。クレナイは咲き始めは装飾花は白ですが、時間が経つと赤くなり、最後は真っ赤です。

 3つ目は西洋アジサイで、日本のアジサイがヨーロッパに渡り品種改良され、日本に帰って来たものです。山アジサイがブームになる前は、この西洋アジサイが主流だったそうです。私の庭のピンク色のアジサイは西洋アジサイかも知れません。花弁の縁にカーネーションのようなギザギザが入っているからです。

f:id:myuu-myuu:20200627161322j:plain↑ マジカル・レボリューション  オランダで作出されたアジサイで、このマジカルシリーズは色が次々に変化することで人気があり、西洋アジサイの主流のようです。

 4つ目はアメリアジサイです。30年ぐらい前から日本に入って来たそうです。

 私の庭には5種類あります。

f:id:myuu-myuu:20200627153953j:plain↑ アナベル   ↓ ピンクアナベル

f:id:myuu-myuu:20200627154041j:plain アナベルアメリカ原産でアメリカノリノキという和名も有ります。

f:id:myuu-myuu:20200627154131j:plain↑ 八重カシワバアジサイスノーフレーク  葉の形が柏の葉に似ているので、この名があります。花が全部咲くと重みで下を向いてしまいます。

f:id:myuu-myuu:20200627154341j:plain↑ ↓ 柏葉アジサイ・ルビー・スリッパーズ

f:id:myuu-myuu:20200627154525j:plain 咲き始めは装飾花が白ですが、時間が経つと赤になります。

 あと1つアメリカノリノキ・ヘイズ・スターバストがあるのですが、まだ咲いていません。アナベルガクアジサイのようなものです。

 5つ目は、今最も主流となっているガーデンアジサイです。西洋アジサイ同士や西洋アジサイと山アジサイを交配して出来た新しいアジサイをガーデンアジサイと呼んでいるそうです。以前は母の日のプレゼントというとカーネーションでしたが、最近はアジサイで、そのほとんどがダンスパーティーに代表されるガーデンアジサイと言われるものです。ダンスパーティーは私の庭にもあるのですが、今年は咲かないでしまいそうです。

f:id:myuu-myuu:20200627160512j:plain↑ レオン(比較的古い品種です。)  ↓ モナリザ

f:id:myuu-myuu:20200627160915j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627161134j:plain↑ ホットレッド  

f:id:myuu-myuu:20200627161403j:plain↑ ハワイアン・ブルー   ↓ 霧島の恵み(四季咲きアジサイ

f:id:myuu-myuu:20200627161619j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627162811j:plain↑ 白のカーネーション咲き・名前不明  ↓ ピコティ八重咲き・名前不明

f:id:myuu-myuu:20200627163000j:plain
f:id:myuu-myuu:20200627161520j:plain
↑ 火渡り     ↓ ウエディングブーケ

f:id:myuu-myuu:20200627161647j:plain ガクアジサイでありながら、装飾花が八重でしかも装飾花が外回りだけでなく、内の両性花にも装飾花がついて、外と内の花の大きさが違っています。豪華に見えます。 

f:id:myuu-myuu:20200627163410j:plain↑ ↓ 万華鏡

f:id:myuu-myuu:20200627163502j:plain ブルーの八重の手毬咲きですが、時間が経つとグリーンに色が変わり、花を長く楽しむことができます。このように色が変化して長く楽しめるアジサイを秋アジサイと呼んでいるようです。とても人気のあるアジサイです。茎が細いので、支柱無しでは花の重みに耐えられません。

 他にもこんなアジサイがあります。

f:id:myuu-myuu:20200627163856j:plain↑ ウズアジサイ・オタフクアジサイ   ↓ ウズアジサイ・オカメアジサイ

f:id:myuu-myuu:20200627163921j:plain ウズアジサイは本アジサイの突然変異とかウイルスに冒されたとか諸説あるようですが、装飾花が内側に丸まって渦を巻くことからこの名があります。江戸時代に庶民の間で大流行したそうです。オカメアジサイを別名梅花咲きアジサイとも言うそうです。可愛らしい花姿を見ると納得してしまいます。

f:id:myuu-myuu:20200627165729j:plain↑ 中国アジサイ・常山アジサイ  ヒマラヤから東南アジアの産地に自生し、中国では若い葉や根を解熱剤として用いるそうです。寒さにやや弱いようで、鉢植えにしています。

f:id:myuu-myuu:20200627170140j:plain

f:id:myuu-myuu:20200627170210j:plain 

 まだツボミのものや色が変化するものなどが残っているので、あと少しアジサイが楽しめそうです。






 

 

ヘメロカリス

 今は梅雨の時期ですが、晴れると真夏のように暑くなり、雨が降ると梅雨寒という言葉がぴったりな肌寒い日になります。梅雨というと湿度が高くムシムシするイメージがありましたが、最近は梅雨時に豪雨災害が起こることもあり、梅雨のイメージが変わりつつあるような気がします。

 今日の明け方は地震メールと同時の地震の揺れで目が覚めました。九州の方では豪雨になっているとか、大災害にならなければいいのですが・・・・・。ウイズコロナの避難生活は大変そうです。

 今、まつこの庭はヘメロカリスが盛りです。雨の中、黄やオレンジ、赤と言った目に鮮やかな色の花は、気分を明るくしてくれます。

f:id:myuu-myuu:20200625135438j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625135500j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625135544j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625143930j:plain

 ヘメロカリスは一般的に園芸種を指しますが、もともとは日本や中国に自生するカンゾウキスゲをもとにして100年ほど前にヨーロッパで、第2次世界大戦後はアメリカを中心に品種改良されたものです。

 色は黄やオレンジを中心に赤、ピンク、紫、白に近いクリーム色など、形や大きさは大輪、小輪、丸弁、剣弁、細弁、波状(フリル)弁など、咲き方は一重、八重、2色、フリル咲き、スパイダー咲きなどバラエティーに富んでいます。日本でも盛んに育種が行われているようです。

<一重咲き>

f:id:myuu-myuu:20200625140822j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625135659j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141024j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141417j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141231j:plain

<八重咲き>

f:id:myuu-myuu:20200625142141j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625142347j:plain

<2色咲き>

f:id:myuu-myuu:20200625142221j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141839j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141908j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141639j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625142035j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141752j:plain

<フリル咲き> 花弁が波状(フリル)弁です。

f:id:myuu-myuu:20200625141141j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625141109j:plain

<スパイダー咲き>花弁が細弁で反り返っています。

f:id:myuu-myuu:20200625142715j:plain

f:id:myuu-myuu:20200625144207j:plain

 ヘメロカリスは、ギリシャ語でhemer(1日) callos(美)が語源となり、1日限りの美を意味するそうです。英名のディリリーも、day(1日)lily(ユリ)で、1日花であることが名前の由来になっています。朝花が開くと夕方には閉じてしまいますが、次々に花を咲かせるので、開花期は比較的長いです。梅雨明けまで花を楽しませてくれると思います。

 

 

 

カールドンが咲いてしまいました ❣❣

 まだ6月だというのに、カールドンが咲いてしまいました。例年7月の半ばごろに咲きます。つぼみが早くから見えていたので、今年は早いなとは思っていましたが、3週間近く早く開花してしまいました。

 カールドンはこんな花です。

f:id:myuu-myuu:20200623144255j:plain ジャンボアザミと思ってください。大人の握りこぶしぐらいの大きさがあります。よくアーティチョークと間違われます。図鑑で調べても、ネットで調べても、カールドンとアーティチョークは混同されて紹介されている事が多いのです。2つは姿形、葉や花などよく似ているので、間違われても仕方ありませんが、総苞というガクの部分が全く違うのです。カールドンはガクの先が尖ってトゲになっていますが、アーティチョークのガクは先が凹んで丸みを帯びています。アーティチョークはよくハーブとしてつぼみを茹でて食べますが、カールドンも食べられるとは言いますが、とてもトゲがきつくて食べる気にはなれません。

f:id:myuu-myuu:20200623145438j:plain

f:id:myuu-myuu:20200623145501j:plain

f:id:myuu-myuu:20200623145533j:plain

 カールドンはキク科の植物で、地中海沿岸からアフリカ大陸沿岸のカナリア諸島の原産で、和名はチョウセンアザミと言い、背丈は2メートル前後になります。我が家のカールドンは私の背をはるかに越えて2,5メートル位あり、大きな株が3株あります。

 カールドンは冬でも大きな葉を広げています。緑のない冬枯れた景色の中でその存在感たるや、訪れた人は必ず、「あれは何ですか?」と聞くほどです。5月頃から背をグングン伸ばし、6月にはつぼみが見え始め、7月になると開花します。花が終わると葉も茎も枯れ、秋になるとまた新しい芽が出て、葉を広げ、冬を越します。地中海が原産というだけあって、湿り気を嫌うようで、新芽が出てくるころはちょうど秋の長雨の時期なので、気をつけないと新芽がとろけてしまうことがあります。2016年の秋に一度枯らしてしまいました。今のカールドンは嫁ぎ先から株分けして貰って2018年に里帰りしたものです。

 私がカールドンに出会ったのは20数年前、花好きの友人の庭でした。珍しい花が好きな私はすぐに譲ってもらい、20年もの間玄関前で毎年花を咲かせていましたが、枯れてしまった時当たり前のように花を咲かせていたものの喪失感は大きかったです。また花が見られるようになり、うれしいです。

 

 ブログ更新が腰痛のため遅れ、読者の皆様にご心配をおかけしました。2,3日に1回はブログ更新をしていたので、どうしたんだろうと思ってくださったようです。お見舞いの言葉もいただきありがとうございました。今は普通に動けるようになりましたが、天気を言い訳に、あと少し庭仕事を控えようと思っています。

 皆さまもくれぐれもご自愛ください。