まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

初秋のバラ

 9月も半ばを過ぎると、朝夕涼しくなり、すっかり秋らしさを感じるようになりました。昔から「暑さ、寒さは彼岸まで」とはよく言ったものです。

 仕事が間に合わずにつる草にすっかりおおわれてしまった「まつこの庭」ですが、ぽつりぽつりとバラが花を咲かせています。それでなくても夏バテで息も絶え絶えの状態なのに、色も薄く本来の色ではありませんが小さな花を咲かせていて、健気です。

f:id:myuu-myuu:20190918142841j:plain↑ アイズフォー・ユー     ↓ ベビーロマンティカ

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f:id:myuu-myuu:20190918143135j:plain↑ バーガンディアイスバーグ  ↓ ペルルドール
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f:id:myuu-myuu:20190918143732j:plain↑ かおりかざり   ↓ グラミスキャッスル

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f:id:myuu-myuu:20190918143904j:plain↑ ミニバラ・スイートマザー   ↓ アンティークレース

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f:id:myuu-myuu:20190918144123j:plain↑ ホリデーアイランドピオニー  ↓ プリンセス・シャルネール・ドゥ・モナコ

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f:id:myuu-myuu:20190918144355j:plain↑ フローランス・ドゥ・ラートル   ↓ ブルームーンストーン

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f:id:myuu-myuu:20190918144641j:plain↑ ミニバラ・グリーンアイス    ↓ いおり

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f:id:myuu-myuu:20190918144808j:plain↑ ツルバラ・バレリーナ   ↓ ツルバラ・珠玉(シュギョク)

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 今の時期は秋にきれいなバラを咲かせるために剪定を行わなければいけないのですが、蕾があるとどうしてもかわいそうで切ることができないのです。つぼみを摘んで体(株)を休ませてあげることが大事なのは分かっているのですが、結局は仕事が間に合わない言い訳なのかもしれません。

 

カリブラコアとミニペチュニア

 初夏から晩秋まで私の家の玄関前をコリウスと共に飾ってくれるのは、カリブラコアやミニペチュニアの花です。

 カリブラコアペチュニアによく似た花径2~3㎝の小さな花を長期間咲かせ続けます。南アメリカの温帯地域原産で、ペチュニアと同じナス科の植物です。以前はカリブラコアペチュニア属に分類されていたそうですが、30年ぐらい前にカリブラコア属として独立したそうです。

 以前はミニペチュニアを使っていたのですが、茎が木質化するので蒸れに強く丈夫なこと、うまくいけば冬越し出来ることなどからカリブラコアが最近の私のお気に入りです。

f:id:myuu-myuu:20190915105430j:plain↑ カメレオン・サンシャインベリー   ↓ カメレオン・ブルーベリースコーン

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f:id:myuu-myuu:20190915105650j:plain↑ カメレオン・ピンクグレイス   カメレオンシリーズは、花色が変わり、1株でも寄せ植えしているように楽しめます。今一番元気なカリブラコアです。少し徒長ぎみなので、切り戻しの時期かもしれません。

f:id:myuu-myuu:20190915111319j:plain↑ 名前不明(冬越ししたもの)    ↓ セレブレーション

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f:id:myuu-myuu:20190915111838j:plain↑ ミリオンベル・テラコッタ

 八重咲きの種類もあります。

f:id:myuu-myuu:20190915110955j:plain↑ エマのコサージュ(ぼかしで八重咲き)    ↓ ティフォシー・エレガンス

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 ミニペチュニアは夏バテで調子が悪いです。

f:id:myuu-myuu:20190915112619j:plain↑ ミニブルースター     ↓ ギュギュ・ピンクアイス

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f:id:myuu-myuu:20190915112756j:plain↑ ギュギュ・ブルーアイ    ↓ ギュギュ・ローズアイ

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 最近はペチュニアカリブラコアとの交配が進んでいて、色や大きさ、咲き方などが豊富になり、楽しみが多い植物になっています。毎年新しい花が出るのが楽しみです。

 

初秋の山野草

 昼間はミンミンゼミやツクツクホウシがうるさく鳴いていますが、夜になるとコオロギや鈴虫が鳴き、さすがに秋らしさを感じるようになりました。

 「まつこの庭」は夏の花がまだまだ元気に咲いていますが、秋の花も咲き出しました。

f:id:myuu-myuu:20190912141215j:plain↑ 秋海棠(シュウカイドウ)   ↓ 白花シュウカイドウ

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 庭中にシュウカイドウが増え、あちこちにピンクの固まりを作っていますが、白花はなかなか増えません。

f:id:myuu-myuu:20190912141623j:plain↑ ↓ 日本フヨウ

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f:id:myuu-myuu:20190912141944j:plain↑ ハギ    ↓ オジギソウ

f:id:myuu-myuu:20190912141844j:plain日本に昔から自生しているような印象がありますが、南アメリカ原産で江戸時代の終わりごろに渡来し、沖縄では野生化しているそうです。

f:id:myuu-myuu:20190912142248j:plain↑ ↓ フジマメ

f:id:myuu-myuu:20190912142344j:plain茎が紫色をしています。葉も若いうちは紫色ですが、だんだん緑色になります。花は赤紫色ですが。実は鮮やかな紫色になり、中の種子は紫色ではなく白なのが不思議です。

f:id:myuu-myuu:20190912142816j:plain↑ シオン     ↓ ミズヒキソウ

f:id:myuu-myuu:20190912142914j:plainミズヒキソウは花の外側が赤、中側が白なのでこの名があります。斑入り葉のミズヒキソウは大体外も中も白ですが、私の庭では斑入り葉でも普通の赤白のものもあります。

f:id:myuu-myuu:20190912143632j:plain↑ ユーパトリウム(青花フジバカマ)  ↓ 白花ユーパトリウム

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f:id:myuu-myuu:20190912143901j:plain↑ キキョウ    ↓ センニチコウストロベリーフィールズ

f:id:myuu-myuu:20190912144021j:plainこぼれ種から育ちました。

f:id:myuu-myuu:20190912144151j:plain↑ ジンジャー(良い香りがします。)  ↓ オレンジジンジャー(香りなしです。)

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f:id:myuu-myuu:20190912144634j:plain↑ サギソウ・飛翔  普通のサギソウは羽のように見える部分が1つですが、これは獅子咲きと言って、羽のように見える部分が3つあるのが特徴です。

f:id:myuu-myuu:20190912143410j:plain↑ 斑入りヤブラン(花色が濃いです。) ↓ ギボウシ・ミラクルレモニー

f:id:myuu-myuu:20190912145112j:plain黄色の花のギボウシと言われますが、淡い黄色の花です。株も背丈が15㎝ぐらいで、花径も3㎝位と小さいです。

f:id:myuu-myuu:20190912145528j:plain↑ ニラの花  食用のニラですが、車で走っていると今の時期、道路の端に群生しているのを見かけます。たくさん集まるときれいですね。

f:id:myuu-myuu:20190912145925j:plain↑ ヘクソカズラ(ヤイトバナ) 可愛い花に似合わず可哀そうな名前が付けられていますが、株全体にとても嫌なにおいがあるので、この名があります。また花の中央が赤く、お灸(やいと)の跡に似ている事からヤイトバナとも呼ぶそうです。

 これからの時期は、夏の間バテ気味だった花が勢いを取り戻してきたり、秋咲きの花が咲いたりして、庭が一段と賑やかになってきます。涼しくもなるので、庭に出るのが一層楽しみになります。

 

 

玄関前のコリウス

 「記録的暴風」とか「一瞬で世界が変わる」とか言われた台風15号は、関東地方に大きな爪痕を残しました。台風一過の猛暑に停電が追い打ちをかけ、被災地の方は大変な生活を強いられていると思います。一日も早く元の生活に戻れることを願うばかりです。私の住む地方は直撃の予報だったのですが、幸いなことに進路がずれて、大きな被害を受ける事はありませんでした。それでも私の庭では、ビニールハウスのビニールを飛ばしたり、背の高い皇帝ヒマワリや皇帝ダリアなどを倒したり、木の葉を叩き落としたり、台風はたくさんのいたずらをして去りました。

 玄関前のコリウスの鉢植えは前日に物置に避難させたので、無事でした。

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 コリウスは6月頃から11月頃まで私の家の玄関前を飾る大事な植物です。30㎝四方のプランターに1株植えて、花を咲かせないように摘芯しながら大きく育てます。

 コリウスは東南アジア原産のシソ科の植物で、食べるシソと同じ仲間で、葉の色を楽しみます。和名は金蘭紫蘇(キンランジソ)とか錦紫蘇(ニシキジソ)とか言われます。鮮やかな葉の色が特徴です。赤、緑、黄色、紫などを中心に濃淡があり、2色の葉色をもつものもあり、バラエティーに富んでいます。

 以前はコリウスは種から育てたようですが、最近は栄養系繁殖といって、挿し芽で増やすようです。親と同じものができるので、一つ一つに名前がついています。私はコリウスが大好きで、夏に必ず育てています。

f:id:myuu-myuu:20190910143021j:plain↑ キャンプファイヤー    ↓ ゴールドジャイアン

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f:id:myuu-myuu:20190910143145j:plain↑ サマーマジック   ↓ マーティ(私の一番のお気に入りです。)

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f:id:myuu-myuu:20190910143314j:plain↑ ブラックマジック    ↓ ピーターグリーン

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f:id:myuu-myuu:20190910143444j:plain↑ レッドヘッド    ↓ イエロービーム

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f:id:myuu-myuu:20190910143611j:plain↑ カウボーイ    ↓ ムーンライト

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f:id:myuu-myuu:20190910143820j:plain↑ レッドエース     ↓ カーニバルグリーン

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f:id:myuu-myuu:20190910144327j:plain↑ レッドアイズ(本来は葉の元に赤いドットが出るのですが、赤い筋が入っているだけです。)

f:id:myuu-myuu:20190910144722j:plain↑ 5種類のコリウスの寄せ植え(真ん中が摩天楼(マテンロウ)で、周りがブラックマジック、ムーンライト、レッドヘッド、ピーターグリーンです。)

 私はコリウスは単独と決めているのですが、今年園芸店の人に寄せ植えを勧められたので、挑戦してみました。40㎝四方のプランターに一番お勧めの摩天楼を植えてみました。色が複雑に混じっているのはあまり好きではないのですが、秋が深まった頃の色がいいというので、試してみました。

 ほとんどが背丈が90㎝~1mぐらいの大型なのですが、20~30㎝ぐらいの小型のものを寄せ植えにしてみました。

f:id:myuu-myuu:20190910150549j:plain↑ 後ろ左がコリウス・トキメキリンダ、右はジニア、手前はアルテラナンテラ

f:id:myuu-myuu:20190910150755j:plain↑ 後ろ左がコリウス・シャキシャキライム、右はコリウス・ジッターズ、手前はニチニチソウ

 今の時期は直射日光に当たり、葉色が少し日焼けしていますが、寒くなるにつれてコリウス本来の色を取り戻し、鮮やかな葉色になります。最後はシソの花に似た花も楽しもうと思います。



 

 

ヒガンバナ

 9月になっても日中は暑いですが、朝夕は涼しさを感じるようになりました。

 台風が関東を直撃するような予報なので、ちょっと心配です。

 私の庭のヒガンバナは例年なら8月の終わりには咲き始めるのですが、今年は少し遅れて9月になってから咲き始めました。

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 ヒガンバナヒガンバナ科の球根植物(他にはナツズイセンキツネノカミソリがあります。)で、名前の通り秋の彼岸の頃に咲くのでこの名があります。私の庭では例年お盆が終わると茎が伸び出し、8月の終わりごろには満開になります。よそのヒガンバナより1か月近く早く花が咲くことになります。

 茎が黒いのと緑色のと2種類あり、黒い茎のものの方がいくらか早く咲きます。

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f:id:myuu-myuu:20190907122240j:plain花色は変わらないので、どうちがうのかよく分かりません。

 ヒガンバナは中国や日本が原産とされ、日本各地の田んぼのあぜ道やお墓の近くでよく見られます。ヒガンバナは毒をもっており、田や墓を荒らす獣除けに植えられた名残のようです。反面球根からは良質なデンプンがとれるので、昔救荒作物(飢饉の際の非常食)として田のあぜ道に植えられたそうです。毒を抜く作業は大変だっただろうと思われますが、昔の人は素晴らしい知恵をもっていたのだと思います。

 ヒガンバナは、また多くの名前をもつ植物としても有名で、1000ぐらいあるそうです。地域によって、方言とも関わって、呼び名が異なるようです。 
 よく知られた名は、曼珠沙華マンジュシャゲ)です。サンスクリット語で「赤い華」という意味だそうです。

 お彼岸の頃に咲くことや墓地に植えられたことなどから死に由来した名は、

  死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、

 ヒガンバナの持つ毒性に由来した名は、

  毒花(ドクバナ)、痺れ花(シビレバナ)、

 花の色や形などの花の姿に由来した名は、

  曼珠沙華マンジュシャゲ)、天蓋花(テンガイバナ)、狐の松明(キツネノタイマツ)、狐花(キツネバナ)、

 ヒガンバナの生長に由来する名は、「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」で、

 花が咲くころには葉がなく、葉が出た時には花がなく、お互いを見ることが出来ないという状態を表しています。ヒガンバナは秋に土中から茎だけを伸ばし、赤い花火のような花を咲かせます。花が枯れると晩秋に細い葉をロゼット状に出し、冬を越し、春になると葉は枯れます。

 韓国では、同じような意味で、「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味の

「相思華(ソウシカ)」と呼ぶそうです。

 

 ヒガンバナには、赤い花だけでなく白や黄色の花もあります。私の庭にもありますが、開花時期は赤花より遅く、お彼岸過ぎになります。

 

タマノカンザシ

 例年お盆過ぎから咲き始めるタマノカンザシが、今年は9月に入ってからやっと咲き始めました。辺りに強い香りを漂わせています。

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 私の庭のタマノカンザシは八重咲きです。純白の花で花の元から先まで約13㎝、花径は約10㎝もある大きな花を咲かせます。香りもあり、この花を見ると、誰だって魅了されると思います。株を分けてあげた花友は、一目でこの花が好きになり、ギボウシを庭にたくさん植えたいと言い出しました。

 タマノカンザシはギボウシの1つの品種で、オオバギボウシやコバギボウシなどの日本に自生するギボウシとは違い中国原産で、江戸時代に日本に入って来たそうです。葉は黄緑色で、オオバギボウシと同じぐらい葉も大きく、大株になります。

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f:id:myuu-myuu:20190905125203j:plain株張りが直径1.2mぐらいあります。5本花茎が上がって来たのですが、全部きれいに咲けるかどうか分かりません。これまで花茎が上がっても、咲かないで黄色くなって終わってしまった事が何度もあったからです。

 タマノカンザシは、朝から一日中花を咲かせる他のギボウシとは違い、夕方花を咲かせ、お昼ごろには花を閉じてしまいます。夕方白い花を咲かせる花特有の香りももっています。八重咲きタマノカンザシは、一重咲きのタマノカンザシの突然変異で現れた株から選抜したものだそうです。楊貴妃がタマノカンザシを殊の外愛でたそうですが、一重咲きよりは八重咲きの方が楊貴妃には合っているような気がします。

 私の庭にはもう1株タマノカンザシがあります。株張りが直径1mぐらいで、花茎が2本上がっていますが、一重咲きか八重咲きかまだきれいに咲いたのを見た事がないので、分かりません。ちょっと楽しみでもあります。

f:id:myuu-myuu:20190905131216j:plainちょっと八重咲きのものとは、葉の形や質感、花茎の様子など違うような気がします。

 ギボウシはほとんどが6月頃開花します(コバギボウシは8月頃です)が、今の時期に開花しているギボウシはタマノカンザシとタマノカンザシの交配種だと思って良いと思います。香りギボウシという名前で売られていることが多いです。

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f:id:myuu-myuu:20190905132719j:plain花色は薄い紫色のスジが入り、花の大きさもタマノカンザシの半分ぐらいしかありませんが、爽やかな香りがします。私はタマノカンザシの香りは強すぎてあまり好きではありませんが、この香りギボウシの優しい香りは大好きです。

 ギボウシはドイツの医師シーボルトが祖国に持ち帰りヨーロッパに広めた日本の植物の一つですが、交配はヨーロッパの方が進んでいて、日本に流通している多くのギボウシの交配種は輸入されたものだそうです。6月頃に花を咲かせるギボウシは花を楽しむというよりは、葉の変異がバラエティーに富んでいて葉を楽しむものになっています。実際オオバギボウシの花は花茎が1mにもなり、花が咲くと暴れてしまってどうにもなりません。今の時期に咲くギボウシは、葉の変異はそれ程なく花そのものを楽しむものと言って良いと思います。


 

 

マツバボタンとポーチュラカ

 子どもの頃の夏の花と言うと、マツバボタンホウセンカが思い出されます。最近はどちらも見かけなくなったような気がします。

 今春花木センターでマツバボタンを見かけ、購入して寄せ植えにしてみました。

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 色も赤、白、オレンジ、黄色、ピンクとカラフルにしかも八重咲きでとても華やかです。昔のマツバボタンは一重咲きでこんなにカラフルではなかったような気がします。こぼれ種で増え、毎年夏に楽しませてくれました。マツバボタン南アメリカのブラジルやアルゼンチンの原産だそうです。

 最近はマツバボタンの代わりにポーチュラカが植えられるようになりました。

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 ポーチュラカは別名ハナスベリヒユとも言います。アメリカ南西部からメキシコ原産で、花色も赤、白、ピンク、黄色、オレンジ、赤紫と豊富で2色咲きなどもあります。種子が出来ない種類も有り、多くは挿し芽で増やすそうです。

 マツバボタンポーチュラカは葉が多肉質でよく似ていますが、葉の形が違います。マツバボタンの葉は名前の通り葉が松葉の様で、ポーチュラカは丸いです。

f:id:myuu-myuu:20190903102806j:plain↑ マツバボタン   ↓ ポーチュラカ

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 マツバボタンポーチュラカスベリヒユ科の植物で、高温と乾燥に強く、低温と多湿に弱いようです。私の庭は湿り気が多いので、地植えにするととろけてしまうことが多いので、プランター植えにしています。

 スベリヒユは昔から雑草として畑の困りものですが、マツバボタンポーチュラカと同じ仲間で、スベリヒユ科ポーチュラカ属です。ポーチュラカラテン語で門を意味するそうです。昼間花が開き、夕方に花が閉じる様子が門を思わせるからだそうです。 スベリヒユは、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布し、日本でも全国に自生しています。葉はポーチュラカそっくりですが、

f:id:myuu-myuu:20190903103325j:plain花は黄色で小さく、あまり目立ちません。

f:id:myuu-myuu:20190903103405j:plainスベリヒユは雑草扱いですが、茹でて食べることができ飢饉のときには食料として利用されたり、また傷薬や利尿剤などの薬用としても利用されたそうです。ポーチュラカは葉がスベリヒユに似ていますが、花が大きくカラフルな事からハナスベリヒユという別名があるようです。

 ポーチュラカは葉がスベリヒユ、花がマツバボタンに似ているので、スベリヒユマツバボタンの交配種と思われた時期もあったそうですが、研究の結果別のものと分かったそうです。

 ポーチュラカが日本に普及するきっかけとなったのが1990年の大阪万博だそうです。真夏の暑い時期に最小限の手入れで育ち、色とりどりの花を絶やすことなく咲かせることから夏花壇の定番植物として普及したようです。最近は改良が進んで、大輪の花や八重咲きはもちろん、斑入り葉のものも出て来ています。

f:id:myuu-myuu:20190903104620j:plain↑ 絞り模様の花   

f:id:myuu-myuu:20190903104252j:plain↑ ↓ 赤の斑入り葉

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f:id:myuu-myuu:20190903104418j:plain↑ 白の斑入り葉  葉色も全体的に灰色がかっていて、なかなか花が咲きません。スベリヒユに近い種類なのかもしれません。

 来年の夏、いよいよ東京オリンピックです。真夏の会場や周辺を飾る夏の花は一体何が選ばれるのでしょう。そして大阪万博の時のように新しく登場する花があるのでしょうか?花大好き人間の私には大きな関心事です。