まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ビルベルギア・ヌタンス

 温室の中でヌタンスが咲き始めました。

 あまり聞き慣れない名前だと思いますが、こんな花です。

f:id:myuu-myuu:20200119122237j:plain 花自体もあまり見かけないと思います。私自身以前習っていたお人形教室の先生から頂くまでは、お花屋さんで売っているのを見た事がありませんでした。今でも見た事がありません。名前自体も聞いた事がなかったので、かなり珍しい花だと思います。

f:id:myuu-myuu:20200119122714j:plain 花は垂れ下がって下向きに咲きます。ヌタンスと言うのは「頷く」という意味だそうです。黄緑とピンク色したものがガク、その下の紺色のラインが入り、カールした黄緑色のものが花弁で3枚あります。その下に下がった黄色のものがおしべで5本あり、真ん中に突き出た黄緑色をしたものがめしべです。花の形やピンク、黄緑、紺、黄色などカラフルな色がエキゾチックです。

 ヌタンスはビルベルギア・ヌタンスと言い、パイナップルやグズマニアなどと同じ仲間のパイナップル科の植物です。ブラジルやパラグアイウルグアイ、アルゼンチンなどに自生しているそうです。

 和名はヨウラクツツアナナスと言います。ヨウラクは「インドの仏さまの飾り物」を意味するそうです。英名は「女王の涙」と言うそうです。「インドの仏さまの飾り物」といい、「女王の涙」と言い、この花は高貴なイメージの花なのでしょう。

 ヌタンスは株の真ん中が筒のようになっていて、水がたまっています。初めそういう性質を知らなかったので、水がたまったままでは株が腐ってしまうと思い、逆さにして水を出していました。今思うと笑ってしまいますが、そこから花茎が現われます。

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f:id:myuu-myuu:20200119123934j:plain 初めは緑色をしているのですが、伸びるにつれピンク色を帯びてきます。先が膨らんで、そこからあのエキゾチックな形や色の花が咲きます。1茎に10~12個ぐらいの花が付きます。

f:id:myuu-myuu:20200119125357j:plain 株が大きくなり、今は花茎が3本ですが、今から伸びようとしている花茎もあと10本ぐらいあります。みんな咲いたらさぞかし見事なことでしょう。

 ヌタンスは、-5℃ぐらいまでなら耐えられる半耐寒性植物です。関東以南なら地植えが可能だそうですが、この辺では鉢植えにして軒下か室内で冬越しします。戸外では3月か4月頃に開花するようですが、温室に入れて置いたので早めの開花になったようです。

 今年株分けをして花友に譲る予定です。

 

冬のラン(2) 和ラン②

 先日紹介した時にはまだ咲き始めだった和ラン・大和撫子が満開になりました。

f:id:myuu-myuu:20200115164902j:plain↑ 大和撫子(蓮弁蘭系)    ↓ 春一番(春蘭系)

f:id:myuu-myuu:20200115165013j:plain 春一番は2茎めが咲き始めました。

 和ランは、洋ランのシンビジュームと東洋ランと言われる春蘭、報才蘭、駿河蘭、寒蘭、蓮弁蘭などとの交配種です。しかも東洋ランが25%以上の割合で遺伝子をもつことを条件としたそうです。

f:id:myuu-myuu:20200115170130j:plain↑ 桃園(春蘭系)     ↓ 初音(春蘭系)

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 桃園も初音も春蘭交配種なので、1茎に2、3輪しか花を付けません。春一番や草薙は茎の根元に花を付けますが、桃園と初音は茎がもう少し長く伸びます。

f:id:myuu-myuu:20200115170945j:plain↑ 雛祭り(蓮弁蘭系) 大和撫子と同じような交配ですが、花弁の形、色、香りが違います。大和撫子の方が花も大きく、色も濃く、香りも強いです。雛祭りは花弁が丸みを帯び、色も優しいピンクで香りも仄かです。私は大和撫子の方が好きです。

f:id:myuu-myuu:20200115170701j:plain↑ 冬時雨(多種系  多種系と云うのは複数の東洋ランの原種の血を引き継ぐ系統をいいます。)花弁は黄色ですが、茎は赤味を帯びています。爽やかな香りがあります。

f:id:myuu-myuu:20200115171646j:plain↑ 一葉(多種系) 樋口一葉に因んだ名前です。何とも言えない色味、香りが渋めの花です。この花は好き嫌いが多いと思います。

 和ランはどれも全体的に小ぶりでほっそりとした渋めの色の花を咲かせます。東洋ランが持っている香りも併せ持ち、家の中に飾るのには場所も取らないので、人気があるのだと思います。



 

 

池袋サンシャインシティ・ラン展

 9日から池袋のサンシャインシティで開かれているラン展へ行って来ました。

 東京は昨年2月の東京ドーム・ラン展以来ほぼ1年ぶりです。電車はあまり利用しないので、駅の様子などがよく分からないのですが、一番びっくりしたのは地元の駅です。駅の改修をしていたのは知っていましたが、まだ工事は終わっていません。駅の入り口でまごつき、やっと工事現場のような階段をあがると改札口がありました。以前キップを買うのにまごつき、スイカを持つようにしたので改札口は無事通過できました。

 年を重ねると東京へ出かけるのも一苦労です。あと何年出かけられることでしょう。

 このラン展は、関東近県のランの愛好家団体がたくさん参加しているラン展です。 

f:id:myuu-myuu:20200112120321j:plain↑ ↓ 入り口のランのディスプレイ

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f:id:myuu-myuu:20200112132020j:plain↑ ↓ 展示風景

f:id:myuu-myuu:20200112120651j:plain↓ レリア・アンセプス

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 ラン展の魅力は、自分では育てられないような大株のランや見たことのない色や形の珍しいランとの出会いです。

f:id:myuu-myuu:20200112122758j:plain↑ ↓ カトレア・トリアネー

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f:id:myuu-myuu:20200112122452j:plain↑ カトレア・マヒナヨヒロ  ↓ カトレア・ワルケリアナ

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f:id:myuu-myuu:20200112122947j:plain↑ シンビジューム・シャインシャワー ↓シンビジューム・フラミンゴスリーリップス

f:id:myuu-myuu:20200112123219j:plain ランの花は6枚花弁があるように見えますが、普通外側の3枚はガクで、中側の3枚の内2枚は同じ形をしていて残り1枚は下に突き出て唇のような形をして、唇弁(リップ)と言います。このシンビジュームは内側の3枚が同じような形をしているので、スリーリップという名前がついているようです。

f:id:myuu-myuu:20200112123857j:plain↑  デンドロビューム    ↓ デンドロビューム・ノナトクナカ

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f:id:myuu-myuu:20200112124240j:plain↑ バンダ・ポットアーカリ  ↓ バンダ

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f:id:myuu-myuu:20200112124538j:plain↑ ハベナリア   ↓ デンドロキラム

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f:id:myuu-myuu:20200112124752j:plain↑ リカステ・サンレイ  ↓ マスデバリア

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f:id:myuu-myuu:20200112125015j:plain↑ パフィオペディルム・インシグネ    ↓ パフィオペディルム

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f:id:myuu-myuu:20200112125220j:plain↑ パフィオペディルム・ミクランサム   ↓ レプトセス

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f:id:myuu-myuu:20200112125438j:plain↑ シクノデス・タイワンオレンジ  ↓ カタセタム・グレースダン

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f:id:myuu-myuu:20200112125812j:plain↑ ↓ フレッドクラークアラ

f:id:myuu-myuu:20200112125739j:plain フレッドクラークアラは私も持っていますが、黒が多いような気がします。これは赤みを帯びています。

f:id:myuu-myuu:20200112130132j:plain↑ カトレア・ピュアーイエロー   ↓ カトレア・ドミニアーナ

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f:id:myuu-myuu:20200112130405j:plain↑ ディビッドサンダー  ↓ ブラソカトレア・ノドサ

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f:id:myuu-myuu:20200112130627j:plain↑ バルボフィラム・メデューサ

 ラン展のもう一つの楽しみは、ランの業者さんやランの愛好家さんとの話です。

 和ランの業者さんとの話では新品種の話題が出て、さっそく「夜桜」という和ランの苗を買ってしまいました。もうシンビジュームは増やさないと固く誓った(?)はずなのに・・・・・。

 今回、ホヤを持って来ている業者さんが何軒かあって、そこでランではなく、ホヤ好きの店主とホヤ好きのお客さんでホヤの話で盛り上がりました。珍しい花色と葉模様の大株を2つも買ってしまいました。

 たくさんのランを見て、おしゃべりをして、充実した楽しいひと時を過ごし、両手にお土産を抱え帰途につきました。

 

シクラメンとガーデンシクラメン

 冬の定番の花の1つにシクラメンが挙げられます。秋の終わりごろからどんどん店先に並び始め、クリスマスの頃にはクリスマスの花として飾られることが多い花です。

 毎年のように新しい色や形、咲き方のものが出て来て、楽しみの多い花です。私もシクラメンが好きで毎年何株か買います。

f:id:myuu-myuu:20200109131443j:plain↑ ↓ フェアリーピコ(八重咲き)

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 八重咲きは結実しないので、花弁が落ちにくく長く花を楽しめます。

f:id:myuu-myuu:20200109131649j:plain↑ 宴(下向きフレアー咲き) ↓ カール(細花弁が2回ひねり?) 

f:id:myuu-myuu:20200109131916j:plain 普通シクラメンの蕾は下を向いていますが、開花すると上向きになります。宴は下を向いたまま咲きます。カールは上向きの花弁がもう一度下に向きます。

f:id:myuu-myuu:20200109132823j:plain↑ かがり火(花弁に細い切れ込みが入ります。)

 シクラメンサクラソウ科の球根植物で、地中海沿岸地方が原産地です。耐寒性は5℃ぐらいで、日本では主に室内で楽しみます。球根植物と言われていますが、正しくはジャガイモなどと同じ茎が肥大化した塊茎植物だそうです。シクラメンが受粉すると茎がくるくると巻くので、英語のサイクルからきている名前だそうです。

 日本には明治時代に渡来したそうです。和名は2つあり、「豚の饅頭」と「篝火花」です。前者は植物学者大久保三郎氏が名付けたそうです。ヨーロッパでは豚や猪がシクラメンの球根を掘り出して食べるので、「豚のパン」と言われたので、それを和訳して豚の饅頭としたそうです。

 後者は、シクラメンを初めて見た九条武子さんが「篝火のような花ですね。」と言った事がきっかけで、植物学者の牧野富太郎博士が豚の饅頭ではかわいそうすぎるというので、「篝火花」と名付けたそうです。篝火花の方が似合っているように思います。

 ところで、ミニシクラメンとかガーデンシクラメンというラベルがついた背丈15㎝ぐらいの可愛いシクラメンが店先に並んでいますが、この2つは混同されているようです。ミニシクラメンは普通のシクラメンのミニサイズという意味で、耐寒性は5℃ぐらいです。ガーデンシクラメンは耐寒性が比較的強いシクラメンを交配して、0℃~-5℃ぐらいの耐寒性のあるシクラメンを作り、庭植えOKということで売られています。時々耐寒性がないミニシクラメンがガーデンシクラメンとして売られていることがあるので、気をつけなければなりません。

f:id:myuu-myuu:20200109140406j:plain この3つはすべてガーデンシクラメンのラベルが付いていましたが、どうなのでしょうね? 素人が見ても分かりませんよね。

f:id:myuu-myuu:20200109140721j:plain↑ ブルージェリー(白と紫の2色咲き)  ↓ クレヨン(かすれたストライプ模様)

f:id:myuu-myuu:20200109140832j:plain 今シーズン初めて出た花のようです。

f:id:myuu-myuu:20200109141055j:plain↑ ビクトリア(ピコテイ)  ↓ パピヨン(赤と白の2色咲き)

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f:id:myuu-myuu:20200109141336j:plain↑ アバニコ(2色フリル咲き)  ↓ ペチコート(下向きベル咲き)

f:id:myuu-myuu:20200109141538j:plain このペチコートはたくさん並んだ普通咲きの花の中から選びだしたのですが、その上1ポットに2株植わっているという何ともラッキーな掘り出し物でした。

 2,3年前ガーデンシクラメンでリースを作ったことがありますが、-5℃以下になる私の庭では、軒下でも枯れてしまいました。最近は寄せ鉢にして、昼間は玄関前に、夜は玄関内へと移動して楽しむようにしています。

 色、形、咲き方などバラエティーに富んだシクラメンですが、最近はミニサイズでも普通サイズのシクラメンと変わらないほど豊富になってきたので、ミニシクラメンを数多く集めて楽しんでいます。何より安価なのがいいですよね。

 

 

今日は小寒

 今日1月6日は、二十四節季の一つ「小寒」で、「寒の入り」です。私の家の軒下で-6℃を記録しました。暖冬と言われていますが、さすがに今朝は寒かったです。

 寒の入りから立春の前日である「寒の明け」までの1か月を「寒の内」と言います。この時期は1年中で1番寒い時期となります。寒中見舞いはこの寒の内に出すのが礼儀だそうです。

 新暦では正月を終える時期ですが、旧暦では1年の農事を終え正月の準備を始める時期にあたり、昔の人は慌ただしく動き回りながら寒い時期を乗り切っていたようです。

 これから更に寒くなり、立春までは厳しい寒さが続きそうです。

 例年なら年末には咲いてお正月の生け花に使っていた日本スイセンが、今冬は暖冬と言われながら咲かなかったのですが、お正月を過ぎてやっと咲き始めました。

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 ユズやナンテンの実がまだ木にしがみついています。

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 ロウバイはまだ木の葉を残したまま、たくさん花を咲かせています。

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 寒に入ったというのに、まだツルバラが花を咲かせています。

f:id:myuu-myuu:20200106153925j:plain↑ レッドキャスケード    ↓ 珠玉

f:id:myuu-myuu:20200106154000j:plain 寒さに負けず、何と健気なのでしょう。侘助ツバキも咲き始めました。

f:id:myuu-myuu:20200106154037j:plain 玄関前のパンジーやビオは、今朝は寒さで凍り付いていましたが、日が昇ると融けて何事もなかったように元気よく花を咲かせています。強いですね。

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f:id:myuu-myuu:20200106154646j:plain 蕾だったパンジー・ドラキュラが咲きました。黒っぽい紫に黄色のピコティ(縁取り)が入り、ドラキュラの名にぴったりの花です。

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 キンセンカ・サンセットパフが軒下で咲き始めました。普通のキンセンカは黄色ですが、これは花弁の裏が赤で表がオレンジ色のバイカラー(2色)です。

 例年なら咲き始めるクリスマスローズも、まだ2,3株しか咲いていません。

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 暖冬と言われながら、冬の花が遅れているような気がします。

 陽だまりで、ホトケノザオオイヌノフグリの小さな花を見つけました。

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f:id:myuu-myuu:20200106160216j:plain 雑草はたくましいです。春を先取りしています。

 一年中で1番寒い寒の時期、庭には花が無くなりますが、私には冬の花の楽しみ方があります。玄関前にはたくさんのパンジービオラが、温室ではランが、軒下やビニールハウスの中ではクリスマスローズが咲きます。あちこちでラン展やクリスマスローズフェアなどが開かれるので、出かけるのが楽しみです。さっそく池袋サンシャインラン展へ出かけようと思っています。

 

冬のラン(1)・和ラン①

 早いものでお正月も3日になりました。私の今年の仕事始めは、雨の当たらない軒下の草花やランの水かけでした。

 今、温室の中では和ランと呼ばれる小型のシンビジュームが咲いています。

 和ランは、東洋系原種シンビジュームと言われる春蘭や報歳蘭、駿河蘭、寒蘭などと洋蘭のシンビジュームとの交配種のことを言います。清楚で趣のある姿や色、香りと洋蘭の華やかさを併せ持つ新しいシンビジュームだそうです。

f:id:myuu-myuu:20200103142726j:plain↑ 春一番     ↓ 草薙

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 春一番も草薙も春蘭との交配種なので、姿形が春蘭にそっくりです。

f:id:myuu-myuu:20200103144050j:plain↑ 春一番    ↓ 草薙

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 春一番も草薙も背丈が25~30㎝ぐらいです。春蘭は15㎝ぐらいで、普通のシンビジュームは50~60㎝位で、原種になると90~100㎝ぐらいになるものもあります。春一番も草薙も背丈が低く、花茎が極端に短く足元に花を咲かせ、しかも1茎に2,3輪しか花を付けないという特徴があります。

f:id:myuu-myuu:20200103142513j:plain↑ 丹頂(多種系) いろいろな血が混ざっているようですが、花が少ない所を見ると、やはり春蘭の血を引き継いでいるような気がします。花の形はベトナム産のエリスロスティルムに似ています。

f:id:myuu-myuu:20200103142930j:plain↑ 夕霧(多種系)これもいろいろな血が混ざっているようですが、赤い色やたくさん花を付ける所は、キンリョウヘンの血が入っているかも知れません。

f:id:myuu-myuu:20200103143011j:plain↑ 咲き始めたばかりの大和撫子(蓮弁蘭系)  優しいピンク色の細い花弁、ほんのり香る甘い香り、まさに大和撫子。思いの外背が高く70㎝ぐらいあるので、ちょっと大和撫子らしくないかもしれません。

 私とランとの出会いは今から約40年ほど前、職場に飾られた鮮やかな黄色の花を付けた1株のシンビジュームでした。その頃の私が持つランのイメージは、TVで見る紅白出場歌手が胸に付けたカトレアの花、まさに高嶺の花でした。普通の人が普通の家で育てられるランがあるということに衝撃を受けました。それから間もなく頂いた赤いシンビジュームの1鉢(栄光という名でした。)からランとのお付き合いが始まりました。シンビジュームからカトレアへと興味は移ってきましたが、今でも温室には大小合わせて約50鉢ぐらいのシンビジュームがあります。世話が行き届かず、半分ぐらいしか花は咲きませんが・・・。中には息も絶え絶えのものもありますが、増えすぎて困るほど元気な株もあります。花の少ない今の時期、シンビジュームは貴重な存在です。

まつこの庭のお正月

 新年おめでとうございます。

 2020年が明けました。おだやかな年明けです。

 今年はオリンピックの年です。人生で2度も東京オリンピックを見られるなんて想像もしていませんでした。オリンピックの期間中、昨年のような災害にぶつからないことを願うだけです。

 お正月には、私の家にある植物を使って手作りのお正月飾りをいくつか作って飾ります。

 玄関前には門松風の寄せ植えです。竹は裏山に生えている竹を切り出しました。竹に松をあしらっただけですが、竹を斜めに切り、小刀できれいに削るのが、結構難しいです。竹の断面の大きさや向きを揃えるのがコツです。3回目の挑戦なので、いくらかノコギリや小刀の使い方に慣れてきたように思います。

f:id:myuu-myuu:20200101135051j:plain ハボタンとスイセンユリオプスデージーイベリスを一緒に寄せ鉢しました。ハボタンは本当は紅白のもう少し大きいものを使いたかったのですが、暮れになってしまい、選ぶほどハボタンはありませんでした。真ん中のイベリスは、本当は赤い実のなっているカラタチバナ(百両)を入れるはずだったのですが、いつのまにか小鳥に赤い実を全部食べられてしまい、急遽イベリスの鉢に変わってしまった次第です。100円ショップのピッグを挿しただけでもお正月の雰囲気が出て来ます。

f:id:myuu-myuu:20200101140724j:plain キャンバスプランターも正月の飾りつけをしました。手作り門松、ハボタン、ヤブコウジ十両)、スイセン、冬咲きクレマチスが入っています。右端の大きなピンクの葉は、切れ込みの入ったハボタンです。最近のハボタンは色や形がバラエティーに富んでいて、見るだけでも楽しいです。

 玄関の中には生け花です。

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 年に1度しか生けない自己流生け花です。買うのは松と銀柳だけで、あとは家の庭にあるもので、ナンテンの実、カトレア、寒咲きスイセンなどを使うのですが、今年はまだスイセンが咲いていないので、使えませんでした。その時期に咲いているランを使うのと生け花の形式にとらわれない(習った事がないです。)のが私流です。

f:id:myuu-myuu:20200101141846j:plain このカトレアはジョージ・キングといい、花径が15㎝ぐらいあり、もう1か月以上咲いているので、やや傷みが見えてきています。

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 これは去年のお正月の生け花です。茎の長いアンセプスという小さなカトレアだったので3本(1茎に2輪咲きます。)入れ、咲いていたスイセンを生けました。

 今年のお正月はもう1つスワッグ風の壁かざりも加わりました。

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 作ってから1週間位経つので、少し葉がしおれてきていますが、これがいいんだそうです。ドライフラワーのようになってからも楽しめる飾りなのだそうです。

 今年も、庭で花を育て、花を飾り、新しい花との出会いを求めて小さな旅に出、それらのことをブログに綴る、そんな日常が続くことを願っています。そして、ギャザリングやスワッグなど楽しい花遊びの世界が広がることも期待しています。

 今年も、まつこの庭にお付き合いいただけるとうれしいです。