まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

冬のラン(3)・シンビジューム

 寒中なので寒いのはあたりまえですが、日本海側の地方の方は大雪で大変ですね。

 今回は、「まつこの庭」に咲いたシンビジュームです。温室の中には、約40鉢のシンビジュームが所狭しと並んでいます。少しずつ咲き始めました。

 現在日本で販売されているシンビジュームのほとんどは、インド、ミャンマー、タイなどの北部山岳地帯に自生していた原種の改良種だそうです。日本や中国に自生するシュンランやカンランもシンビジュームの仲間ですが、栽培方法などが異なるために、東洋ランとして別に扱われているようです。

 以前は大きな花を咲かせる大型種が人気でしたが、最近は改良種のやや小型のテーブルシンビジュームやシンビジュームと東洋ランとの交配種で「和らん」と呼ばれるシンビジュームが人気のようです。私の温室にも、原種や大型種、中型種もありますが、テーブルシンビジュームや和ランが半分以上を占めるようになりました。

<中型種のシンビジューム> 

f:id:myuu-myuu:20180113175550j:plain↑ ワインシャワー   ↓ 栄光

f:id:myuu-myuu:20180113175708j:plainワインシャワーに色合いが似ていますが、リップの模様が違います。30年ぐらい前の古い種類です。

f:id:myuu-myuu:20180113180214j:plain↑ ミルクティー    ↓ 名前不明(カズコシンビ)

f:id:myuu-myuu:20180113180345j:plain花友から頂いたものですが、名前が分からないので花友の名を付けました。

<テーブルシンビジューム>

f:id:myuu-myuu:20180113180648j:plain↑ 花衣(ハナゴロモ)  ↓ かふぇのあ(ひらがな表記の名前)

f:id:myuu-myuu:20180113180817j:plainワインシャワーや栄光に花色やリップの模様などがそっくりですが、かふぇのあは花弁が細く全体的に花が小ぶりです。

<小型シンビジューム>

f:id:myuu-myuu:20180113181144j:plain↑ 名前不明(シズコシンビ) これも花友から頂いたものです。かなり古いものです。今ならテーブルシンビジュームの仲間に入れてもらえるかもしれません。花の大きさはかふぇのあぐらいです。

<下垂性シンビジューム>

f:id:myuu-myuu:20180113181539j:plain↑ 名前不明(ピーチ姫) テーブルシンビジュームとだけ書かれた名札が付いていました。枝垂れてピンク色の可愛い花を咲かせるので、勝手に「ピーチ姫」と名前を付けました。時間が経つとリップがもっと濃いピンクになります。花弁の周りが傷んでいるのは、温室の灯油切れで、氷点下にさらしてしまった影響かも知れません。他にもそういう株がいくつか見られます。

<和ラン>

f:id:myuu-myuu:20180113182449j:plain↑ 桃園(モモゾノ) シュンランとの交配で、葉が細く丈が低く、花は1茎に2輪ぐらいです。同じくシュンランとの交配の「春一番」より花はずっと小さいです。    

f:id:myuu-myuu:20180113182633j:plain ↑ いろはいろ NO.1  先日サンシャインラン展で手に入れたシンビジュームです。

原種エリスロスティルムと原種インシグネの血を受け継いでいるということなので、我が家にあるポーウェルシーに花色の感じが似ているわけです。NO.4まであるということですが、微妙に色合いや模様が違うようです。ポーウェルシーはまだ咲いていません。

 3月頃まで、次々とシンビジュームが咲きます。古い原種交配のものから最近の流行のものまで、私のラン栽培の歴史を物語るようです。

 

ヌタンスが咲きました !!

 「まつこの庭」の温室でヌタンスが咲きました。

 「ヌタンスって何?」と思いますよね。こんな花です。

f:id:myuu-myuu:20180110172923j:plainほとんどの人が初めて見ると思います。花は垂れ下がって下向きに咲きます。(ヌタンスというのは「頷く」という意味だそうです。)ピンク色したものがガクで、その下の紺色のラインが入ったグリーン色のものが花弁です。下に下がっている黄色のものはおしべです。花の形や色がとてもエキゾチックな感じです。

f:id:myuu-myuu:20180110173205j:plain花茎はピンク色です。株全体はこんな感じです。ピンク色が目立ちます。

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 ヌタンスはビルベルギア・ヌタンスと言い、ブラジル、パラグアイウルグアイ、アルゼンチンなどに自生するパイナップル科の植物です。和名はヨウラクツツアナナスと言い、英名は「女王の涙」と言うそうです。ヨウラクというのは、インドの仏様の飾り物を意味するそうですから、「女王の涙」といい、この花は高貴なイメージなのでしょう。

 ヌタンスは株の真ん中が筒のようになっていて(それで和名にツツが入るのでしょう。)水がたまっています。初めそういう性質を知らなかったので、水がたまったままでは株が腐ってしまうと思い、逆さにして水を出していました。今思うと笑ってしまいます。この株の真ん中から花茎が伸びて来ます。初めは緑色をしているのですが、つぼみが見える頃にはピンク色に変わってきます。そして、茎の先から不思議な形と色をした花が枝垂れて咲きます。

 ヌタンスは、-5℃位までなら耐えられる半耐寒性植物です。関東以南なら地植えが可能ですが、この辺では、鉢植えにして軒下で冬を越します。戸外では4、5月に開花するそうですが、温室に入れて置いたので早めの開花となったようです。

 このヌタンスは、初め人形教室の先生から名前を調べて欲しい、株分けもしてほしいということで預かったのですが、その時は花が咲いていなかったので、見当もつきませんでした。見た目は株の真ん中が筒状になっていることから、グズマニアという植物に似ているなあという印象はあったのですが、花を見てビックリ。見たことはもちろんありませんし、全く想像もできないような花が咲いたのですから・・・・。観葉植物の図鑑でグズマニアの近くのページで「ヌタンス」という名を見つけることができました。この植物は、増えるのが早く、株分けしていただいたものが3株になってしまいました。先生にお返しした株もきっとまた株分けが必要になっていることでしょう。

 

 「まつこの庭」の温室では、ラン以外の同居植物が他にもいくつか咲いています。

f:id:myuu-myuu:20180110182938j:plain↑ ↓ レウシア

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f:id:myuu-myuu:20180110183306j:plain↑ ↓ セントポーリア

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f:id:myuu-myuu:20180110183430j:plain↑ レモンマリーゴールド  ↓ 夏越ししたシクラメン(フリル咲き)

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f:id:myuu-myuu:20180110183654j:plain↑ ↓ オキザリス

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f:id:myuu-myuu:20180110183922j:plain↑ キャットテール   ↓ インパーチェンス

f:id:myuu-myuu:20180110184056j:plainこの花は1年中花を咲かせ種を飛ばし、花が絶えることがありません。色も赤、白、ピンク、ローズ色とさまざまです。

 

 温室に入れなくても軒下で十分に冬越しできるものもありますが、花の無い時期に一足早く花を楽しめるというメリットがあります。私はせっかちなのかもしれません。

 

池袋サンシャインラン展

 5日は小寒で寒の入りで、文字通り寒い日でした。何もそんな日に出かけなくても・・・・と思うでしょうが、ラン好きには全く天候など関係がないのです。

 サンシャインのラン展は、大震災前に出かけたきりでしばらくぶりでした。

 東京へ向かう電車の中で、突然異様な音が鳴り始めました。地震速報のメールが一斉に鳴り出したのです。一瞬「えっ!」と思い大震災が脳裏をよぎりましたが、何事も無かったように電車は走っていました。あとで誤作動メールだという事が分かりましたが、家を離れている時の地震メールはちょっと怖いですね。

 8年ぶりのサンシャインラン展は以前より盛況のように思いました。東京近郊のランの愛好家団体が参加しているのですが、作品もたくさん展示してあったし、ランの業者がたくさん出店しているのにも驚きました。

f:id:myuu-myuu:20180106104012j:plain↑ デンドロビューム・レポリナム  高さが2メートルぐらいありました。

f:id:myuu-myuu:20180106104458j:plain↑ デンドロビューム・テトラゴナム  ↓ デンドロビューム・レギナエ

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f:id:myuu-myuu:20180106104732j:plain↑ カトレア・アルマキー  ↓ カトレア・スィートシルク(香りがよいです。)

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f:id:myuu-myuu:20180106105014j:plain↑ カトレア・メロディーフェアー  大株で会長賞のリボンがついていました。

f:id:myuu-myuu:20180106105204j:plain↑ カトレア・マジックベル  ↓ カトレア・ゴルフグリーン

f:id:myuu-myuu:20180106105344j:plainピンクのフリンジの花弁がきれいで、しかもさわやかな香りがありました。

f:id:myuu-myuu:20180106105704j:plain↑ メディオカルカー  1㎝にも満たないオレンジと黄色のベル型の小さな花がびっしりとついていました。かわいい花でした。初めて見ました。

f:id:myuu-myuu:20180106110031j:plain↑ パフィオペディルム・セントスイシン  ↓ 原種シンビジューム・トラシアナム

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f:id:myuu-myuu:20180106110538j:plain↑ シクノティス    ↓ マスデバリア

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f:id:myuu-myuu:20180106112251j:plain↑ レリア・アンセプス  ↓ パフィオペディルム(後ろの花はデンドロビューム)

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f:id:myuu-myuu:20180106112448j:plain↑ 名前不詳  これは展示作品でなく、商品です。名前を聞くのを忘れてしまいましたが、まるで羽根つきの羽のようです。葉の模様もとっても変わっています。全く見た事のない初めて見るランです。

 

 ラン展は、いつも思うのですが、初めて見るラン、大株作りのラン、色や形の変化がおもしろいランなど私が持っていないランと出会うチャンスなのです。今回もそんなランたちに出会えて、大満足でした。ランの業者からいろいろな話が聞けるのも大きな楽しみです。ちょっとランのことを知っているおばさんだなと思うと、いろいろ楽しい話をしてくれるのです。今回は、私が持っている古い時代のシンビジューム・ポーウェルシーの話題で盛り上がりました。そこの業者さんは、「いろはいろ」というシンビジュームを取り扱っているのですが、色合いが似ているということでの話になったのです。水戸植物園のラン展で見て欲しいと思っていたので、おみやげに一鉢買ってきました。

 

 

「まつこの庭」のお正月

 新年おめでとうございます。

 2018年が明けました。風もなく比較的暖かな穏やかなお正月になりました。

 今年は戌年だそうです。f:id:myuu-myuu:20180102115525j:plainこれは、私が作った吊るしびなの一つ「犬張り子」です。手芸は私の趣味の一つですが、吊るしびなは2年がかりで作っています。今年の3月には、完成お披露目ができるといいなと思っています。

 

「まつこの庭」は今年の4月で3年目を迎えます。義母の介護が終わって暇な時間ができたので、私の庭に咲く花や花作りを紹介するブログを始めました。

 今年最初のブログは、「まつこの庭」のお正月の様子です。

 毎年お正月には、玄関に松とランの生け花を飾ります。

f:id:myuu-myuu:20180102120257j:plain今年は、松と銀柳とナンテンとカトレア・ジョージキングを生けました。ナンテンとカトレアは自家製です。生け花など習ったことがないので、全くの自己流です。生け花なんて言えるものではないかもしれませんが、「よくできた。」「なかなかセンスがいい!」などと褒められるとうれしくなってしまいます。

 今まではお正月の飾りは玄関の中だけだったのですが、今年はキャンバスプランターにもお正月の飾りつけをしてみました。f:id:myuu-myuu:20180102121320j:plain

f:id:myuu-myuu:20180102121239j:plain門松風の竹と松の飾りは、自分で竹を切って作りました。竹を斜めに切断するのが難しかったです。切断面は夫に小刀でなめらかになるように削ってもらいました。門松と葉ぼたん、ストック、スイセンヤブコウジ、銅葉キンギョソウを一緒に飾ってみました。門松風の飾りを3組作ったので、寄せ植えにも添えてみました。

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f:id:myuu-myuu:20180102122147j:plain生け花とキャンバスプランターに使った残りの材料を組み合わせて寄せ植えにしてみました。玄関前がお正月飾りでいつものお正月よりにぎやかになりました。

 

 霜枯れた庭にもいくらか花や実が彩りを添えています。 

f:id:myuu-myuu:20180102123330j:plain↑ 寒咲き日本スイセン    ↓ ナンテンの実

f:id:myuu-myuu:20180102123549j:plain例年なら小鳥のごちそうになってお正月にはなくなってしまうことが多いのですが、今年はまだまだたくさん残っています。

f:id:myuu-myuu:20180102123801j:plain↑ つるバラ・珠玉  葉はすっかり落ちたのに、花がまだ残っています。

f:id:myuu-myuu:20180102123941j:plain↑ 高くて取れずに貰い手のなかった残り物のユズ   冬至を過ぎると、ボタボタと落ち始めるのですが、今年はまだしっかりと枝にしがみついています。道路に落ちたユズの実のそうじが大変です。

 

 平成も31年で終わりになることが決まっていますが、今年はどんな年になるのでしょうか?また異常気象が続かなければいいのですが・・・・。良い年になることを願っています。

 どうぞ今年も「まつこの庭」にお付き合いください。

 

「まつこの庭」・冬のラン(2)

 「寒い、寒い」と言っているうちに、今年もいよいよ明日で終わりです。

 今年最後の「まつこの庭」は冬のランです。温室の中は、ランのシーズンを迎えてにぎやかです。

f:id:myuu-myuu:20171230130002j:plain↑ カトレア・ポカイタージェリナ  ↓ カトレア・パーシバリアナ

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f:id:myuu-myuu:20171230130301j:plain↑ ↓ どちらもオンシジューム・トゥィンクル   ↑ 赤とピンクの2色咲き

f:id:myuu-myuu:20171230130517j:plain↑ 黄色とオレンジの2色咲き    どちらも温室中に甘い香りを漂わせています。

f:id:myuu-myuu:20171230130830j:plain↑ ミニバンダ・ブルースター  

f:id:myuu-myuu:20171230130950j:plain↑ デガルモアラ・ウィンターワンダーランド・ホワイトフェアリー

「まつこの庭」に最近仲間入りしたランです。一見オドントグロッサムかと思ったのですが、ラベルを見ると「デガルモアラ」と書かれていたので、一瞬「ン?」と思いました。長くランとお付き合いしていますが、初めて目にした名前のランです。よく調べてみると、ブラッシアとミルトニアとオドントグロッサムの3属間の交配種で、自然には存在しない人工的に作られた品種だったのです。ちょっととんがった感じのグリーンがかった白の花弁や白のリップに入った赤い斑点、さわやかな香りなど、それぞれの属の特徴をいいとこ取りしたのでしょう。

 灯油切れを起こして、心配していたシンビジュームも無事咲き始めました。

 シンビジュームも最近は小型のものが好まれるようです。「まつこの庭」の温室にも、小型のテーブルシンビジュームや東洋ランとシンビジュームを交配してできた「和蘭」と呼ばれるものが増えました。

< 和 蘭 >

f:id:myuu-myuu:20171230133046j:plain↑ 春一番(春ランとの交配で、株元に2、3輪しか花を咲かせません。)     

f:id:myuu-myuu:20171230133236j:plain↑ 大和撫子(ヤマトナデシコ) 蓮弁蘭(レンベンラン)との交配  花も葉も細く、優しいピンク色の花弁と香りがまさに大和なでしこです。

f:id:myuu-myuu:20171230134602j:plain↑ おぼろづき(春ランとの交配) 花が2、3輪なのは春一番と同じですが、茎をスッと伸ばします。淡い黄色も香りもホワイトチョコレートのようです。

 

f:id:myuu-myuu:20171230134733j:plain↑ テーブルシンビジューム・チャングム  ↓ 原種シンビジューム・トラシアナム

f:id:myuu-myuu:20171230135000j:plain中国、タイ、ミャンマーの高地に自生し、湿った岩や木に着生するそうです。花茎は1メートル位のアーチ状になり、十数輪の花をつけます。独特の香りがあります。

 

 今年1年を振り返ってみると、やはり異常気象の連続でした。春の真夏日、夏と秋の長雨、日照不足、週末ごとの台風、早めの冬将軍などなど、日本から四季はなくなってしまったのでしょうか? 花つくりは天候に左右されるので、異常気象は困ったものです。今の時期「寒」のような寒さで、「寒」の時期にはどれほど寒くなるのか、ちょっと心配です。

 今年1年「まつこの庭」にお付き合いいただきましてありがとうございました。

 皆様どうぞよいお年をお迎えください。

ポインセチアとシクラメン

 今日はクリスマスです。キリスト教を信仰しているわけではないのですが、子どものころクリスマスは特別の日だったように思います。兄が買ってきた赤いシクラメンを飾り、家族みんなでケーキを食べるという楽しみの日でした。

 クリスマスの花の中にポインセチアが加わったのはいつ頃だったのか、記憶にはないのですが、私にとってのクリスマスの花は、ポインセチアシクラメンです。 

f:id:myuu-myuu:20171225114947j:plainそんなわけで、クリスマスの玄関飾りは、このようにポインセチアシクラメンが入った飾りになります。最近はポインセチアシクラメンも、赤に限らず、いろいろな色や咲き方のものが出てきて、花大好き人間の私には楽しみが広がっています。

f:id:myuu-myuu:20171225115445j:plain↑ ジングルベル    ↓ プリンセチア

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f:id:myuu-myuu:20171225115610j:plain↑ サーモンピンク      ↓ 赤とグリーン

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f:id:myuu-myuu:20171225115752j:plain↑ ゴールド(最近出た新しい品種)

 ポインセチアトウダイグサ科の植物で、メキシコなど中南米原産で、寒さに弱い植物です。アメリカのメキシコ公使であったポインセットがアメリカに伝えたことにより、この名があるそうです。日本には、明治時代に伝わり、赤い葉が大酒飲みの赤い顔が特徴の伝説上の動物猩々(ショウジョウ)に例えられ、猩々木(ショウジョウボク)という和名が付けられたそうです。

 クリスマスが近づくと短日処理された(ポインセチアは短日植物なので日が短くならないと葉の色が変わりません。)鉢物が出回ることから、クリスマスフラワーとも呼ばれます。

 「まつこの庭」の温室で、根を降ろしたポインセチアは、例年お正月を過ぎないと赤くならないのですが、今年はどういうわけかすでに赤くなっています。

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ポインセチアは上部の葉だけが色が変わります。真ん中に見える粒々が花です。まだ花は開いていません。夏越しした白のポインセチアもあるのですが、こちらはまだ色がかすかに変わり始めたばかりです。  

f:id:myuu-myuu:20171225121958j:plain↑ クリスタルスノー    ↓ 色が変わったクリスタルスノー(昨年の写真) f:id:myuu-myuu:20171225123204j:plain

 ポインセチアは熱帯原産なので、寒さに弱く私の家では、温室に入れておかないと、冬越しできません。小さな鉢のポインセチアは、温室に入れておいても、枯らしてしまう事が多いです。土に根を降ろすと、想像以上に大きくなるのでビックリです。

f:id:myuu-myuu:20171225124441j:plain↑ リトルマタドール(下向きフレアー咲き) ↓ ガーデンシクラメン(フリル咲き)

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f:id:myuu-myuu:20171225124706j:plain↑ パピヨン(2色咲き)   ↓ フェアリーピコ(八重フリル咲き)

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f:id:myuu-myuu:20171225125126j:plain↑ バラ咲きプリムラシクラメン・プラチナリーフ(真ん中)の寄せ鉢

f:id:myuu-myuu:20171225124921j:plain↑ 夏越しして咲いたガーデンシクラメン

f:id:myuu-myuu:20171225125021j:plain↑ 原種シクラメン・コーム(白花)

 

 毎年新しいタイプのシクラメンが登場するので、新しいもの、珍しいもの大好き人間の私は、あれもこれも欲しくなってしまいます。シクラメンの自生地は地中海沿岸地方で、冬に雨が多く、それ以外は雨が少なく乾燥しているそうです。シクラメンにとって日本の夏は過酷で、夏越しが難しく、珍しいものは枯らしてしまうことが多いです。ガーデンシクラメンは比較的丈夫で、夏越しできるものも多いです。夏越しできたものが20鉢ぐらいあり、つぼみをもっているものもあるので、咲くのが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

冬のバラ

 12月も半ばを過ぎ、今年もあと少しで終わりです。寒の時のような寒さの中で、霜枯れた庭に彩を添えているバラがあります。寒風にさらされて、ドライフラワーのようになっているバラもあります。軒下でたくさんつけたたつぼみを咲かそうと最後の力を振り絞っているバラもあります。寒さの中で咲くバラはどれも痛々しいけれど、何と健気なのでしょう。            ※ バラの名前の後の( )は産出国名

f:id:myuu-myuu:20171221124642j:plain↑  アイスバーグ(ドイツ)    ↓ ピンクアイスバーグ(ドイツ)   

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f:id:myuu-myuu:20171221125017j:plain↑ グレイス(イギリス)   ↓ アクアポリス・ロマンティカ(フランス)

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f:id:myuu-myuu:20171221125338j:plain↑ ↓ アイズフォー・ユー(イギリス) どちらも同じ枝に咲きました。

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f:id:myuu-myuu:20171221125622j:plain↑ バレリーナの花とローズヒップ(実)(イギリス)

f:id:myuu-myuu:20171221125756j:plain↑ つるセシル・ブリュネ(アメリカ) ↓ レッドキャスケード(アメリカ)

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f:id:myuu-myuu:20171221130140j:plain↑ 安曇野(日本)  ↓ 珠玉(日本)

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 今年は、一季咲き(春だけ花が咲く)といわれるつるバラ、キングや安曇野などが秋に花を付け、ビックリしました。返り咲き(秋にも少し花を付ける)のつるバラ、レッドキャスケードやセシル・ブリュネなども例年の秋より花をつけました。四季咲きのバレリーナにいたっては、休むことなく年中花を付け、秋には花とローズヒップを同時に楽しめました。

f:id:myuu-myuu:20171221130449j:plain↑ かおりかざり(日本) 枝を切って水に挿しておこうと思います。

 12月から2月頃までは、来年の開花のためにバラの剪定や誘引、施肥などを行う大切な時期です。寒い寒いとばかり言ってはいられません。

 

 明日22日は冬至です。太陽高度が一番低く、日照時間が1年で最も短い日です。夏至の頃と比べると、北海道で約6時間半、東京で4時間40分短いそうです。私の住む茨城は5時間ぐらいでしょうか。

 冬至の翌日からは、日照時間が長くなっていくということから、一陽来復(いちようらいふく)と言い、冬至を境に運気が上昇するとも言われています。運を呼び込むために、「ん」のつく食べ物を食べるとよいとか、身を清めるためにユズ湯に入るとか、昔からいろいろな習わしがあります。その中でもカボチャを食べることとユズ湯に入ることが一般的ですが、カボチャに「ん」は付かないじゃないかと言われそうですが、カボチャは南瓜と書き、ナンキンと読みます。関西では、カボチャのことをナンキンというそうです。冬至の時期は青物野菜が少なくなり、ビタミンの補給のために、ユズ湯は体を温め、風邪の予防に効果があり、いずれも無病息災を祈る風習になったと言われています。昔の人の知恵はすばらしいですね。