まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

水戸植物公園・ラン展

 水戸植物公園へ1日だけの展示のラン展へ行って来ました。

 公園の近くの競技場ではサッカーの試合が始まるところで、道路が渋滞していました。競技場の回りは行列ができていました。植物公園の駐車場も一部はサッカー観戦の人の駐車場になっていました。

 小春日和で、公園を散歩するのには気持ちの良い日でした。日曜日のせいか、家族連れも多く見られました。             ↓ 駐車場のアメリカフー 

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f:id:myuu-myuu:20171114152309j:plain↑ ↓ 入り口付近のイングリッシュローズ  秋バラは色が濃くてきれいです。

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 1か月ぐらい前に訪れた時は、カツラの木の紅葉が真っ盛りでしたが、葉がみんな散って裸木になっていました。

 ラン展は展示株が少しで、ちょっと寂しかったです。今の時期のランは少ないので、やむを得ません。同時にボタニカルアート(植物の精密画)も展示されていたのですが、こちらは力作が多数展示されていたので、見応えがありました。(ガラスに光が反射して、写真はうまく撮れませんでした。)

f:id:myuu-myuu:20171114152948j:plain↑ パフィオペディラム    ↓ ミニバンダ

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f:id:myuu-myuu:20171114153737j:plain↑ バルボフィラム・ロスチャイルドナム  ↓ デンドロキラム

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f:id:myuu-myuu:20171114154531j:plain↑ レリア・アンセプス    ↓ ブラッシア

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f:id:myuu-myuu:20171114154951j:plain↑ ブラッソカトレア・カーニバルキッズ   ↓ ブラソリア 

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f:id:myuu-myuu:20171114155306j:plain↑ シンビジューム・イロハイロ   ↓ アングレカム・ラモスム

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初めて見るランでした。花はまるでタコのようです。珍しいランや初めてのランとの出会いは、ラン展ならではの楽しみです。

 

 ランを見終わって外に出ると、お昼時だったので、家族連れがガーデンテーブルや芝生の上にすわってお弁当を食べていました。芝生の上にミニテントを据えて、その中でお弁当を食べている家族もいました。微笑ましい光景でした。

f:id:myuu-myuu:20171114160211j:plain↑ ヒメリンゴ       ↓ ラクウショウの紅葉

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 さあ次は、つくばラン展です。

 つくば植物園のコレクションのランを見るのが、楽しみです。

  

やっとエンゼルトランペットが咲きました !!

 11月も半ばになってやっと我が家のエンゼルトランペットが咲きました。

 エンゼルトランペットは、和名をキダチチョウセンアサガオと言い、ナス科の植物で、熱帯花木です。熱帯アメリカ原産で、しかも高地に自生しているので、日本の暑さには弱く、盛夏には花を休みますが、気温が下がり始める9月頃にはまた花を付け始めます。10月、11月と霜の降りる頃まで花を咲かせ続けます。

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 昨年は9月に咲いたのに、今年は2か月も遅れました。今年は天候不順のせいか、例年なら2メートル位の背丈になるのに、今年は1メートル位で大きくならず、つぼみもできなかったので、今年は花を見られるずに終わるかと思っていました。

f:id:myuu-myuu:20171111120004j:plain10本ぐらいあるのですが、みんなこんな感じです。つぼみを付ける頃には、枝先が分かれますが、真っすぐのままです。

 11月になってやっと1本だけ枝先が分かれつぼみが見え始めたのですが、いつ霜が降りてもおかしくない状況だったので、半分は諦めていました。

f:id:myuu-myuu:20171111115736j:plainオレンジ色のトランペット型の花をつりさげるように咲き、辺りに甘い香りを漂わせています。つぼみが小さいのを含めてあと10個ぐらいあるのですが、全部咲くことができるのでしょうか?大霜との戦いです。

 昨日の朝、我が家の軒下は0℃でした。庭の場所によっていくらか霜が降りたようで、エンゼルトランペットは大丈夫でしたが、ガッツアリアの葉が一部しもやけ(黒く変色しているところ)になりました。

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 珍しい花大好きの私は、今年新発売のミニエンゼルトランペットを買いました。

f:id:myuu-myuu:20171111122221j:plain  正式名称はイオクロマ・キアネウム・トレバーと言い、やはりナス科の植物で、ラッパ型の小花を咲かせることからミニエンゼルトランペットとか、青い色の花を咲かせる(実際の花は紫色)ことからブルーエンゼルトランペットとか呼ばれています。エンゼルトランペットは花の大きさが30㎝位あるのに対して、ミニの方はわずか5㎝位しかありません。ラッパもミニの方は広がりませんし、香りもないようです。。背丈も小さく50㎝位ぐらいにしかなりませんでした。やはり寒さに弱いので、温室に取り込みました。

 天気予報では、あと2,3日後に霜が降りるような寒さがやってくると言っていたので、気温が氷点下になるようなら、エンゼルトランペットはダメになってしまうでしょうね。他にも「まつこの庭」では大霜と戦っている植物がいくつかあります。

f:id:myuu-myuu:20171111124608j:plain↑ 皇帝ダリア  つぼみに色がついてきたのでもう少しで咲くはずです。何本かは茎を切って水に挿して、家の中に取り込みました。こうすれば花が見られます。

f:id:myuu-myuu:20171111124841j:plain↑ ジンジャー  花友から頂いて植えつけたのが遅かったせいか、10月になってやっと咲いたばかりで、もう1本の株にやっと花芽ができたところで霜に遭いそうです。これも切って水挿しすれば、花が咲くのでしょうか?

 

 私の経験では、皇帝ダリアは-3℃位の気温ならなんとか持ちこたえることができるようです。外で皇帝ダリアが咲きましたと報告出来たらうれしいです。エンゼルトランペットやジンジャーも、霜に負けずに咲くとうれしいです。

 

晩秋から春へ 玄関前の模様替え

 今日11月7日は二十四節季の一つ立冬です。今朝はそれほど冷え込まず、比較的暖かな小春日和となりました。明日からの一週間で季節が大きく進むそうで、雨が降る度に気温が下がり、冬に近づいていくそうです。

 5月から10月まで玄関前を彩っていたペチュニアコリウス中心のプランタービオラとチューリップ中心のプランターに入れ替えました。11月から来春の3月頃まではビオラが、それ以降5月の連休ごろまではビオラとチューリップが玄関前を彩ってくれる予定です。

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f:id:myuu-myuu:20171107134558j:plain↑ キャンバスプランター・晩秋    ↓ ビオラの寄せ植え

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f:id:myuu-myuu:20171107135154j:plainこのプランターには、15個づつチューリップが植えこまれています。水かけ忘れ防止にビオラを1株植えこんであります。ビオラ1株でも30㎝四方のプランターいっぱいに株が広がります。チューリップが芽を出す春まで、冬の間中ずっと咲き続けます。

f:id:myuu-myuu:20171107140315j:plain↑ ビオラの寄せ植え   ↓ ビオラとネメシアなどの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20171107140726j:plain真ん中の大きなプランターには、チューリップが30球植えこんであります。

f:id:myuu-myuu:20171107142455j:plain↑ フリル咲きビオラ   ↓ ウサギ(の耳)ビオラ

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f:id:myuu-myuu:20171107143002j:plain↑ ビオラの寄せ植え   ↓ ネメシアの寄せ植え

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 ネメシアは南アフリカ原産で、種を蒔いて育てる一年草の品種と-3℃程度の耐寒性がある宿根ネメシアと呼ばれる品種があり、最近は宿根ネメシアが多く出まわるようになったようです。宿根ネメシアは高温多湿が苦手で、夏の間は花を休みますが、3℃以上あれば、花が咲き続けるそうです。花色は、白、ピンク、青、黄、赤などがあり、2色咲きもあり、色のバリエーションは豊富です。

 ネメシアのメーテルシリーズは、バニラやチョコレートの香りがあり、花色だけでなく、香りも楽しめます。ネメシアは私の最近のお気に入りの花の一つです。

 

 これからの時期は、花が少なくなり庭も寂しくなりますが、「まつこの庭」ではビオラが冬中ずっと花を咲かせて、玄関前を彩ってくれます。ランやクリスマスローズもシーズンを迎えて、寂しい庭を少し賑わわせ、楽しませてくれます。

 


 

 

 

 

「まつこの庭」・秋のバラ

 11月になってから秋晴れが続き、とてもうれしいです。こんなに晴天が続いていいのかしら?という気分になるのが不思議です。庭仕事がはかどります。

 10月は、真夏のような暑さから冬のような寒さまで、しかも長雨、その上台風が2つも上陸し、北海道では雪まで降り、何でもありの月でした。例年の10月に比べると、降水量は2倍、日照時間は3/4、平均気温は13年ぶりに20℃を切ったそうです。人間にも植物にもあまりよい気候ではありませんでしたね。

 10月は秋バラの季節だったのですが、バラを見に行く予定も週末ごとの雨で中止になってしまいました。「まつこの庭」のバラは、長雨の影響で夏バテから回復する間もなく、葉を落としたままで咲く花もわずかでした。かろうじて軒下のバラが、ポツポツと花をつけてくれました。

f:id:myuu-myuu:20171104131457j:plain↑ バーガンディアイスバーグ     ↓ つるバラ・バレリーナ

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f:id:myuu-myuu:20171104131724j:plain↑ 白花コーネリア(普通はピンク色)  ↓ アプリコット・ドリフトローズf:id:myuu-myuu:20171104132245j:plain

f:id:myuu-myuu:20171104131943j:plain↑ ペーパームーン    ↓ イングリッシュローズ・グレイス

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f:id:myuu-myuu:20171104132445j:plain↑ ボレロ     ↓ 玉藻(タマモ)

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f:id:myuu-myuu:20171104132704j:plain↑ アンティークレース        ↓ つるバラ・キング

f:id:myuu-myuu:20171104133026j:plain↑ このバラは一季咲きで、秋には咲かないのですが、今年は狂い咲きのようです。

f:id:myuu-myuu:20171104132932j:plain↑ 金連歩(キンレンポ)      ↓ アクアポリス・ロマンチカf:id:myuu-myuu:20171104133543j:plain

f:id:myuu-myuu:20171104133505j:plain↑ プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ  

 

 天気予報の長期予報では、11月は小春日和が続くということなので、バラも回復して、少しは花を見せてくれるといいのですが・・・・。

夏の草花の冬越し準備

 11月に入りました。「まつこの庭」の軒下では、昨日の朝が1℃、今朝が3℃でした。いつ霜が降りてもおかしくない状況です。

 夏の草花の冬越し準備を始めることにしました。寒さに弱い福神草、コリウス、ダリア、ランタナサルビアなどです。

 福神草は、去年深さ1メートル位の穴を掘って埋めましたが、温室の中で冬越しできることが分ったので、掘り上げて、

f:id:myuu-myuu:20171101125707j:plain茎を切って、(昨年は茎がもったいないと思って、土挿しや水挿しにしましたが、今年は思い切って捨てることにしました。)

f:id:myuu-myuu:20171101125820j:plain発泡スチロールの箱に入れて、1人では重くて持ち上がらないので、夫の手を借りて一輪車に乗せて、

f:id:myuu-myuu:20171101125933j:plain温室の中に取り込みました。土をたくさんかけました。

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f:id:myuu-myuu:20171101130218j:plain手前の株は、プランター植えの福神草をそのまま取り込みました。葉が黄色くなって落ち始めました。

f:id:myuu-myuu:20171101130738j:plain挿し木苗から育てた福神草はそのまま温室の下の棚に取り込みました。このような鉢植え株が20鉢ぐらいあります。今頃から貰い手の予約がいっぱいなので、無事冬越しできるといいのですが・・・・。

 コリウスは普通1年草扱いですが、温室に入れて置けば冬越しして多年草になります。株の上部を切り取って、水に挿して温室の中に入れて置けば、発根します。(名前がついて売っているコリウスは挿し木で増やすそうです。)そのままの株では大きすぎて、温室の棚の下に入らないのです。

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 イポメア(商品名はテラスライム)はサツマイモの仲間なので、地下にいもができます。左側の葉がテラスライムで、右側の赤く丸いものがテラスライムの球根(いも)です。サツマイモそっくりです。

f:id:myuu-myuu:20171101130047j:plain他にも葉が銅葉のものや紫がかった色(右側)のものがありますが、紫色の葉のいもは白なのが、不思議です。これらも土をかけて温室の中に取り込みました。

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温室に取り込む草花は、ほとんど茎を切って小さくします。温室の主役はランたちですから、スペースが限られてしまうのです。

 サルビアなどは、地植えで冬越しできるもの、軒下でできるもの、温室でないとできないものなど種類によって違うので、面倒です。ダリアは、地植えはそのまま、鉢植えは鉢ごと温室に取り込みます。ランタナポインセチアなども取り込むのですが、温室の中の土に根をおろしてしまって、そのままにしたりすると天井まで這い上がってしまうほど大きくなり、始末に負えなくなることがあります。

 これからの時期、温室の中は主役のランたちの開花時期になり、にぎやかになります。棚の下も、冬越しの夏の草花たちでぎゅうぎゅう詰めでにぎやかです。

 

 ここ2、3日やっと雨から解放されてお天気が続きます。これでやっと庭仕事ができます。夏の植物の冬越し準備と並行して、玄関前の模様替え、枯れた夏の植物の処分、クリスマスローズの施肥など休む暇がないほど庭仕事がたくさん待っています。晴天が続くことを願うばかりです。

 

「まつこの庭」・秋の山野草(続)

 2週続けての週末の台風には困ったものです。やっと庭仕事ができたと思ったのも束の間で、また雨です。太陽が恋しいのは、私たち人間だけでなく、植物たちも同じだと思います。秋真っ盛りのはずなのに、何だか晩秋のような空気が流れているような気がします。このまま冬になってしまうのでしょうか?

 今回は、「まつこの庭」の山野草です。雨に痛めつけられて、どの花も花弁が傷んでいます。夏の間手こずらされた草木には、きれいな色の実がつきました。

f:id:myuu-myuu:20171028143158j:plain↑ ツワブキ     ↓ 白のフジバカマ

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f:id:myuu-myuu:20171028143846j:plain↑ ウインターコスモス   ↓ キチジョウソウ

f:id:myuu-myuu:20171028143950j:plainこの花が咲くと吉事があるという言い伝えからこの名があるそうです。ユリ科の植物で、湿り気のある日陰地を好むので、「まつこの庭」ではよく増えます。

f:id:myuu-myuu:20171028144041j:plain↑ チャ(茶)   ↓ サザンカ    チャもサザンカもツバキ科の植物です。

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f:id:myuu-myuu:20171028144624j:plain↑ カラスウリ    ↓ ヨウシュヤマゴボウ

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f:id:myuu-myuu:20171028144855j:plain↑ オナモミ   ↓ ジュズダマ

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f:id:myuu-myuu:20171028145149j:plain↑ ムラサキシキブ(正しくはコムラサキ)山に自生しているムラサキシキブは、背丈が大きくなり、実もたくさんならないそうです。コムラサキ(別名コシキブ)の方が背丈が小さく、実もぎっしりつけるので、人気があるようです。そこで、名前の通りのよいムラサキシキブが(コムラサキの)通称になっているようです。

 植物は子孫を残すために色々な知恵を働かせます。赤や黄色、紫などの派手な色で小鳥を呼んだり(鳥は赤系統の色を認識できると言われています。)、実の表面のトゲで動物の体にくっついたりして、遠くに種を運ぶ工夫をしています。

 夏の間、抜いても抜いても後から後からいくらでも出てくる厄介者だった草木も、秋になって実をならせるとその美しさに感嘆させられます。あんなに苦しめられた(?)はずの植物の知恵に愛おしささえ感じてしまうのは、私だけでしょうか。

 

 雨続きで目が届かなかったミモザアカシアが、丸裸になっていることに気がつきました。青虫がギッシリついていました。モンシロチョウの幼虫にそっくりです。モンシロチョウの食草は菜花ですから、モンシロチョウのはずがありません。

 2,3日後、正体が分かりました。

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f:id:myuu-myuu:20171028145808j:plain孵化したばかりのキチョウをみつけました。キチョウは春と秋に大発生するようです。食草はマメ科の植物ですから、マメ科ミモザアカシアは大好物だったのですね。

 

 10月もあと少しで終わりです。11月になれば、さすがに台風は来ないでしょうね。今度こそ晴天が続くことを願います。

 

ガッツアリアが咲き始めました !!

 「ガッツアリアって何?」と思いますよね。

 ガッツアリアは、皇帝ダリアのハイブリッド種です。皇帝ダリアは、メキシコ原産で、茎が木質化して背丈が3~5メートル位の高さになります。皇帝ダリアは日が短くならないと花芽ができない短日植物なので、11月中旬ごろにならないと花を咲かせません。大霜にあたると花が咲かないうちに終わってしまうこともあります。皇帝ダリアの株の大きすぎることと花の時期が遅いことの弱点を克服するために、普通種のダリアと交配して生まれたのが、ガッツアリアです。

f:id:myuu-myuu:20171024131028j:plain↑ 皇帝ダリア         ↓ ガッツアリア 

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 ガッツアリアは、背丈が1.5~2メートル位で、皇帝ダリアより1か月ぐらい早く10月の中旬ごろから花を咲かせ始めます。花は皇帝ダリアより幾分小さめですが、皇帝ダリアは見上げてもなかなか花が見えませんが、ガッツアリアは目の高さで花を鑑賞できます。

 「まつこの庭」には、3種類のガッツアリアがあります。「ピンク」と「ローズ」と「アプリコット」で、いずれも一重咲きです。アプリコットは今年発売されたばかりの新色です。ガッツアリアの八重咲きもあったのですが、冬越しに失敗してしまい、なくなってしまいました。

f:id:myuu-myuu:20171024132054j:plain↑ ピンク     ↓ ローズ

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f:id:myuu-myuu:20171024132151j:plain↑ アプリコット

 皇帝ダリアに花の色や形が一番近いのは、ピンクで、ローズは他の2つより花がやや小ぶりです。ピンクは、一重咲きと半八重咲き(ピオニー咲き)が1本の株で混じって咲きます。(一重咲きは花弁が8枚、半八重咲きは16枚ぐらいです。)

 今秋は長雨続きで、ダリアにはあまりよい環境ではなかったようで、他のダリアで花をつけているのはわずかです。

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f:id:myuu-myuu:20171024133916j:plain↑ ムーンワルツ         ↓ フェアウェイパイロット

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 10月23日は、24節季の一つ「霜降」(そうこう)でした。霜の降り始める時分を表す言葉です。この時期に超大型の台風がやってきて、各地に災害をもたらしましたが、特にビックリしたのは、北海道に大雪をもたらしたことです。わたしが台風にもっていた「台風は暑い頃にやってくる」というイメージが覆されたような気がしました。私の亡き母が「モヤモヤするとき(湿った蒸し暑い風が吹くとき)は台風が来るけれど、モヤモヤしないときは来ない。」と言っていたことがずうっと当たってきたので・・・・。

 また今週末に台風がやってくるそうです。

 「まつこの庭」は、今回の台風で、皇帝ダリアがことごとく倒されてしまいました。

f:id:myuu-myuu:20171024140538j:plain↑ たくさんつぼみを付けているのに、倒れてしまった皇帝ダリア(オレンジ色の小さな花は普通のダリア)

 いつ霜が降りてもおかしくない時期になってしまったので、台風と霜のダブルパンチで、皇帝ダリアはつぼみのまま終わってしまうかもしれません。八重咲きの皇帝ダリアもあるのですが、12月にならないと咲かない種類なので、もう温室にしまった方がいいかもしれません。