まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

年末のまつこの庭

 2019年も残り1日となりました。

 今回、「まつこの庭」も今年最後です。

 お正月も間近だというのに、私の庭はまだ夏の枯れた花の処分が終わっていなくて荒れたままです。持病持ちの私は寒い日は外仕事ができないので、それを言い訳にして後回しにしてきたからです。今日などは朝から雨で、外仕事は全く出来ません。少しでもきれいにしてお正月を迎えたかったのですが・・・・・。😢

 冬枯れの庭に赤や黄色の木の実が彩りを添えています。年明けには、みんな小鳥のご馳走になるでしょう。

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↑ まだまだ元気なユズ   ↓ ナンテンの実

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f:id:myuu-myuu:20191230141939j:plain↑ ヤツデの実    ↓ アオキの実(赤くなるのは春先です。)

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f:id:myuu-myuu:20191230142409j:plain↑ ビナンカズラの実(透明感のある赤です。)    ↓ 白実ナンテンの実

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f:id:myuu-myuu:20191230142916j:plain↑ 冬イチゴの実     ↓ ロウバイの花

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f:id:myuu-myuu:20191230143136j:plain↑ 唐子咲きツバキ・荒獅子(アラジシ)  ↓ バラ・グラミスキャッスル

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f:id:myuu-myuu:20191230143720j:plain↑ バラ・かおりかざり   ↓ ミニバラ・スィートマザー

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f:id:myuu-myuu:20191230143928j:plain↑ つるばら・キング    ↓ キンセンカ・サンセットパフ

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f:id:myuu-myuu:20191230144446j:plain↑ クリスマスローズ・ピンクフロスト   ↓ 赤花イチゴ・ローズベリー

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f:id:myuu-myuu:20191230145126j:plain↑ 温室の中で咲くシンビジューム  ↓ 真っ盛りのポインセチア

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f:id:myuu-myuu:20191230145238j:plain↑ やっと黄色に色付いたキンカン  そろそろ食べごろです。

 

 今年を振り返ると、昨年以上に災害に見舞われた年でした。地球規模での温暖化の影響による異常気象が取り沙汰された年でもありましたね。

 夫婦そろって、何度もガンの疑いをかけられ、振り回された1年でもありました。植物園などシルバー料金で入れるような年令になると、あちこち体に不調が出てくるものなのですね。庭仕事も年令に合わせていかないと、大変な事になってしまいそうです。

 今年1年「まつこの庭」にお付き合いいただきましてありがとうございました。

 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。






 

ドラキュラとアントワネット

 今年もあと3日。

 12月になってずうっと暖冬できましたが、年越し寒波がやってくるそうですね。

 前にブログに書いたと思いますが、今話題のパンジーのドラキュラとアントワネット(正式にはローブ・ドゥ・アントワネットと言います。)をついに見ることができました。雑誌で見て欲しいなあと思っていたのですが、近くの園芸店や花木センターなどにはなく、なかなか出会う機会がなかったのです。

 少し遠いけれど季節の花の品揃えがよいことで定評のある園芸店にはあるのではないかと期待して出かけたら、アントワネットの見本鉢だけがありました。

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f:id:myuu-myuu:20191228182440j:plain このフリフリがたまりません。ドラキュラは名前のイメージのように黒っぽい色のものが多いようですが(雑誌の写真で見ると)、アントワネットはパステルカラー、しかもグラデーションのかかった花色がいいですね。これがもっとボールのようになったら、ますます素敵でしょうね。 

 たった1回しか入荷しなかったらしい苗はとっくに売り切れていて、店主に「今頃来たってある訳ないでしょう。」と言われてしまいました。そりゃそうですよね。ドラキュラに至っては、入荷すらしなかったそうです。いくら人気があっても、出荷量が少ないんだそうです。種から育てた苗の3割程度しかフリルが出ないんだそうです。

 アントワネットは八重フリル咲きパンジー・ドラキュラのパステルカラーで、ドラキュラと性質はほぼ同じだそうです。寒くなるにつれ発色がよくなり、フリルが強くなってボールのように花の形が変化し、春遅くまで開花し続けるそうです。話を聞いたら、なおさらのこと欲しくなりました。育ててみたくなりました。

 店内にはたくさんの寄せ植え見本鉢がありました。どれも素敵でした。

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 ドラキュラもアントワネットも来年に期待しようと思ってあきらめていたら、お正月の買い物のついでに寄った園芸店で売れ残りのドラキュラの苗を見つけました。

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 フリルは雑誌で見るようなボール状にはなっていませんでしたが、もう1株はフリフリの予感がするつぼみをもっています。

f:id:myuu-myuu:20191228190907j:plain まったくつぼみのない株も1株あって、株の状態はすごく良かったので3株買いました。何と言っても値段が安くなっていた(それでもブランドパンジーの倍の値段はします。)ことが決め手です。これからこの3株がどう変身するか、楽しみです。



 

 

スワッグに挑戦 ❣❣

 花友にスワッグの材料をもらいました。

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 スワッグって何?と思いますよね。その花友はスワッグを習っていて、私はその作品を見た事がありますが、私はあまり興味が引かれませんでした。純日本家屋の私の家には合わない事が分かっていたからかもしれません。そんなわけで、2、3日ほおっておいたのですが、クリスマス前に何とかしようと重い腰をあげました。

 スワッグはドイツ語で花や葉、木の実などを束ねて壁に掛ける壁飾りのことだそうです。日本ではクリスマスの飾りとして最近知られるようになってきたようです。花友は「自分の好きなように作ればいいのよ。」というので、その言葉を信じて(?)自己流のスワッグを作ることにしました。

 貰ったのは、モミ、ヒバ2種類、ユーカリ2種類、ローズヒップ2種類でした。

f:id:myuu-myuu:20191225110428j:plain 色が寂しいような感じがしたので、家の庭にあるものを足す事にしました。

f:id:myuu-myuu:20191225110738j:plain ナンテンの実、フクレミカン、ポインセチアの葉です。夫が「おい、スワッグって外国のものなんだろう?いくら何でもそれはないだろう。」と笑いました。

f:id:myuu-myuu:20191225111109j:plain これはクリスマス用で、モミをベースにヒバと丸い葉のユーカリを重ね、ローズヒップポインセチアを飾りました。

f:id:myuu-myuu:20191225111335j:plain こちらはお正月用で、ヒバをベースにモミの残りの枝とナンテンの葉、細葉のユーカリを重ね、ナンテンの実とフクレミカンを飾りました。

 本当はリボンを結んで飾るのですが、家にちょうどよいリボンがなかったことと思いのほか葉や実の色が強くなったので、麻ひもだけで充分に思いました。クリスマス用のものには茶色のリボンを結びました。

 リースの台に掛けてみました。

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f:id:myuu-myuu:20191225112419j:plain スワッグの専門家から見たら、お叱りを受けそうな作品ですが、スワッグと名乗らなければ(?)こんな飾りもありかと自己満足しました。花友はこの飾りを見て、何と言うでしょうね。

 玄関前には他にもこんな私の作ったクリスマス飾りがあります。

f:id:myuu-myuu:20191225113347j:plain キャンバスプランターに入っているのは、ポインセチア2種類、シクラメンクリスマスローズ・ノイガー、枝垂れているのは冬咲きクレマチス・アンスンエンシスです。アンスンエンシスはまだつぼみです。

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f:id:myuu-myuu:20191225114923j:plain 列車のクリスマスのオーナメントは、別の花友に貰いました。キャンバスプランターの上に飾るのにぴったりです。

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 ベルの飾りのついたゴールドクレストの鉢は、ポインセチア・プリンセチアとイベリスとシロタエギクが入っています。

 キャンバスプランターゴールドクレストの鉢も寄せ鉢なので、お正月には鉢を入れ替えてクリスマス飾りからお正月飾りに変身します。スワッグが加わって、来年のお正月飾りは一段とにぎやかになりそうです。

 

 

今日は冬至

 今日は12月22日、冬至です。庭のユズがまだまだ元気です。

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 今日はあいにく曇りですが、太陽高度が一番低く、日照時間が最も短い日です。夏至の頃と比べると、北海道で約6時間半、東京で約4時間半も短いそうです。私の住む茨城は約5時間ぐらい短いのでしょうか。

 ところで、「冬至10日前」という言葉を聞いたことがありますか?

 子どものころ母に「日が一番短いのは冬至じゃなくて、冬至10日前なんだよ。」とよく言われたものですが、学校では「冬至は昼間の時間が一番短い日」と教えられたので、「えっ!どういうこと?」と思っていました。今思うと、日没時刻と日照時間に混同があったのですね。

 11月の終わり頃までは日の出は毎日1分ぐらいずつ遅くなり、日没は毎日1分ぐらいずつ早くなります。11月の30日ごろに日没は一番早くなり、その後冬至10日前の12月12日ごろまで日没時刻は変わらず、それからは少しずつ日没が遅くなっていきます。一方日の出時刻は、1月の12日ごろまで遅くなり続けます。母が言っていた「日が一番短い」というのは、日没(日が暮れるの)が早いという意味だったのです。冬至を過ぎると、ドンドン寒さは厳しくなりますが、日照時間が伸びてくるのが救いです。

 冬至の翌日から日照時間が長くなっていくことから、一陽来復(いちようらいふく)と言い、冬至を境に運気が上昇すると言われています。運を呼び込むために、「ん」のつく食べ物を食べるとか、ユズ湯に入るとか、昔からいろいろな習わしがあります。その中でもカボチャを食べることとユズ湯に入ることが一般的に行われているようです。カボチャに「ン」は付かないじゃないかと言われそうですが、カボチャは南瓜と書いてナンキンと読みます。関西ではカボチャのことをナンキンというそうです。

 冬至の頃は青物野菜が少なくなり、カボチャはビタミン補給のために、ユズ湯は体を温め、風邪の予防に効果があり、無病息災を祈る風習になったと言われています。冬至にカボチャを食べ、ユズ湯に入る風習は理にかなっていて、昔の人の知恵は素晴らしいですね。

 たくさんユズを取ったので、今夜はユズ湯に入ることにしましょう。

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ポインセチア

 12月もあと10日余りとなりました。このところ寒暖が一日おきのジグザグ天気ですが、全体的にみると、暖冬のようですね。昨年もずっと暖冬で、年末に寒波がやってきましたが、今年はどうでしょうか?

 今回は、クリスマスフラワーと言われるポインセチアです。最近は10月の終わりごろから店頭に並び始めるようになりました。私は毎年小さな鉢植えを買っては枯らし、買っては枯らしを繰り返しています。今年もまた性懲りもなく買いました。

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 ポインセチアトウダイグサ科の低木植物で、メキシコなど中南米原産です。寒さに弱く、10℃以上温度がないと枯れてしまいます。アメリカのメキシコ公使であったポインセットがアメリカに伝えた事からこの名があるそうです。日本には明治時代に伝わりました。赤い葉が大酒飲みの赤い顔が特徴の伝説上の動物猩々(ショウジョウ)に例えられ、猩々木(ショウジョウボク)という和名があります。

 ポインセチアは短日植物なので、日が短くならないと色が変化しません。ちょうどクリスマスの頃に色付くので、クリスマスフラワーとも呼ばれるのです。10月の終わりごろから出回るポインセチアは短日処理されたものです。最近は園芸種がたくさん出回り、色も赤だけでなく、ピンク、黄色、オレンジ、白など豊富です。

f:id:myuu-myuu:20191220182959j:plain↑ ↓ プリンセチア

f:id:myuu-myuu:20191220183041j:plain サントリーが開発した品種で、プリンセスとポインセチアを合わせてプリンセチアと名付けたそうです。薄いピンクから濃いピンクまで色幅があります。

f:id:myuu-myuu:20191220183114j:plain↑ イエロー   ↓ サーモンピンク

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f:id:myuu-myuu:20191220183245j:plain↑ ジングルベル    ↓ ウインターローズ

f:id:myuu-myuu:20191220183351j:plain 葉の先がカールしてバラのように見えることからウインターローズの名があります。

 赤やピンクの色付いた部分は花ではなく、苞(ガクのようなもの)です。(葉と言う説もあります。)花は真ん中のつぶつぶした部分です。

f:id:myuu-myuu:20191220182400j:plain ポインセチアは鳥媒花(鳥が花粉を運び受粉する花)で、ハチドリが蜜を吸い、花粉を運びます。ところがポインセチアの花は目立ちません。そこで鳥に自分の存在をアピールするために苞を赤く変化させると言われています。鳥の目は人間と色覚がよく似ていて、赤い色は鳥の目にも鮮やかに映るのだそうです。

 ポインセチアの鉢植えは背丈が高くても50㎝ぐらいですが、現地では5,6mになるそうです。私の家の温室では、根を降ろしてしまったポインセチアが天井に届くほど大きく伸びています。ほとんどの人はポインセチアがそんなに大きくなることを知りませんから、赤く色付いたポインセチアを見て必ず「あの赤い花は何?」と聞きます。

f:id:myuu-myuu:20191220190407j:plain 12月に入ると赤くなり始め、お正月の頃が一番きれいに赤くなります。そして真ん中のつぶつぶしたものが開花します。ポインセチアは冬中楽しめます。

 

ビオラとパンジー

 晩秋から初夏まで約半年間も玄関前を彩ってくれるのは、花期の長いビオラやパンジーです。ビオラとチューリップで寄せ植えを作るのが、秋のお楽しみです。

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 ビオラとパンジーの違いは花の大きさです。ビオラとパンジーはどちらもヨーロッパに自生するスミレの野生種から育成され、大輪のものをパンジーと呼び、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別したようです。花径3㎝以下をビオラ、それ以上をパンジーと区別したようですが、現在はこれらが複雑に交配された園芸種がたくさん作られ、区別するのが難しくなっているそうです。パンジーのことを昔は3色スミレと呼びましたが、最近は色も咲き方も複雑になってきていて、「えっ!これがパンジービオラ)?」と思わされるものも出て来ています。アンティークカラー、ニュアンスカラー、フリル咲き、八重咲きなどです。

 私はパンジーよりビオラが好きです。小さな花をたくさん咲かせ、寒さに強いように思うからです。

f:id:myuu-myuu:20191215160630j:plain↑ アンティークカラーのビオラの寄せ植え   ↓ ビオラ3色のリース

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f:id:myuu-myuu:20191215160800j:plain↑ タイガーアイ・イエロー  ↓ タイガーアイ・レッド

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f:id:myuu-myuu:20191215160104j:plain↑ 春ららら    ↓ ぞうさんビオラ

f:id:myuu-myuu:20191215160218j:plain花弁の1つが本当にゾウの鼻を思わせます。植えこんだ時は白でした。

f:id:myuu-myuu:20191215160335j:plain↑ 花ろまん・雪うさぎ   ↓ ライジングアイス

f:id:myuu-myuu:20191215160536j:plainこのライジングアイスは今年初めて登場したストライプもようのビオラです。

f:id:myuu-myuu:20191215162350j:plain↑ ↓ ブラックパール

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f:id:myuu-myuu:20191215162612j:plain↑ テラコッタ     ↓ ももか・ゆうやけ

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f:id:myuu-myuu:20191215170515j:plain↑ ステラブルー

最近はビオラの中でもウサギ形ビオラが私のお気に入りです。

f:id:myuu-myuu:20191215155413j:plain↑ ↓ 森のピュアリー(色幅があります。)

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f:id:myuu-myuu:20191215154433j:plain↑ マリアの微笑み   ↓ シュガーラビット

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f:id:myuu-myuu:20191215155106j:plain↑ 春ららら    ↓ パピヨンワールド

f:id:myuu-myuu:20191215154537j:plainこのウサギビオラは花径が4,5㎝ありますが、その半分の大きさの極小輪ビオラ、リトルコニーシリーズが出ています。小さな花をたくさん付けて本当にかわいいです。

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f:id:myuu-myuu:20191215154342j:plainウサギ形でない他の極小輪ビオラもあります。

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 花友から黄色の大輪(花径7㎝)の濃淡のパンジーをもらったので、モルフォと寄せ植えしました。モルフォはモルフォ蝶をイメージして名付けられたそうです。

f:id:myuu-myuu:20191215163444j:plain同じようにビオラのモルフォと黄色と水色のビオラで寄せ植えをしました。

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モルフォの小輪ビオラも出ています。

f:id:myuu-myuu:20191215163912j:plain↑ 小輪ビオラ・サンベリーナ・プチモルフォ

f:id:myuu-myuu:20191215162134j:plain↑ 極小輪ビオラ・花ろまん・プチプチパープルウイング

f:id:myuu-myuu:20191215164244j:plain↑ ↓ フリル咲きビオラ・ミルフル

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f:id:myuu-myuu:20191215164329j:plain↑ ↓ フリル咲きビオラ・ミルフル

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f:id:myuu-myuu:20191215165310j:plain↑ ↓ パンジー・虹色スミレ

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f:id:myuu-myuu:20191215165428j:plain↑ ↓ 八重咲きパンジー・ファビュラス

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 珍しい花、形の変わった花、新しい花大好き人間の私は、見ると欲しくなります。その結果自分の手に負えないほどたくさんの花を抱え込むことになります。ブログに写真を載せながら自分でもよくもまあこんなに集めたものだと呆れてしまいました。

 先日花木センターで今話題のフリル八重咲きパンジーのドラキュラを見ました。普通のブランドパンジーの2~3倍の値段が付いていましたが、みんながさんざん選んだ残りの株という感じだったので、買うのは止めました。高いお花を買うのですから、ずらっと並んだ中から選びたいですよね。同じくフリル八重咲きのパンジー・アントワネットも写真でしか見たことがないので、是非実物を見たいものです。



 









初冬のラン

 12月になったというのに、ここ2,3日師走とは思えないような暖かな日が続いています。油断をしていると、また厳しい寒さがやって来るのでしょうね。

 今回は、11月から12月にかけて「まつこの庭」の温室で咲いたランです。カトレアなどは、秋咲きのものが遅れて咲いた感じです。

f:id:myuu-myuu:20191212135419j:plain↑ ↓ カトレア・ロエブリング 

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f:id:myuu-myuu:20191212135757j:plain↑ ↓ カトレア・マキシマ

f:id:myuu-myuu:20191212135852j:plain マキシマは、南米・太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーのジャングルに自生しています。日本では秋から冬に開花します。エクアドルでは、「クリスマスの花」と呼ばれます。私の温室では、このマキシマは10月に1本目が咲き、今回2本目に花が咲きました。

f:id:myuu-myuu:20191212140012j:plain↑ カトレア・ポーシャカニザロ

f:id:myuu-myuu:20191212140237j:plain↑ ↓ カトレア・ジョージキング

f:id:myuu-myuu:20191212140446j:plain このカトレアは咲き始めはピンク色なのですが、日が経つとオレンジ色を帯び、アプリコット色に変化していきます。カトレアでは珍しい色です。

f:id:myuu-myuu:20191212140913j:plain↓ ↓ 原種コチョウランビオラセア

f:id:myuu-myuu:20191212141006j:plain ビオラセアは、スマトラ、ボルネオ、マレーに自生します。他のコチョウランのように長い茎を伸ばすことはなく、10㎝程度です。1,2輪ずつ花を咲かせ、とても良い香りがあります。ビオラセアは「菫色の」意で、ボルネオ産とマレー産では花色が違うようで、紫色が濃い方がボルネオ産のようです。

f:id:myuu-myuu:20191212141811j:plain↑ コチョウラン・アマビリス  ラベルにはアマビリスと書いてありますが、原種のアマビリスではなく、交配種のようです。

f:id:myuu-myuu:20191212140821j:plain↑ オンシジューム・トィインクル  とても甘い香りがします。

f:id:myuu-myuu:20191212143000j:plain↑ 和ラン・ふるさと(駿河蘭系) 8月、10月に咲いて今回3回目の開花です。

 和ランと言うのは、春蘭や蓮弁蘭、報歳蘭などの東洋ランと洋蘭のシンビジュームを交配させたものです。洋ランの華やかさと和の趣をもち、コンパクトで香りも楽しめるといういいとこ取りのランです。

f:id:myuu-myuu:20191212143450j:plain↑ ↓ 和ラン・利久(りきゅう)

f:id:myuu-myuu:20191212143515j:plain 和ラン・利久という名が付いていますが、原種シンビジュームのerythraeum(エリスラエウム)の中からよい花色や香りをもつものを選抜して利久と名付けたそうです。厳密に言えば和ランじゃないのではと思いますよね。この利久は花径が6,7㎝ですが、これより花が大きく花径が約2倍の12㎝位ある色も形もそっくりなシンビジュームがあります。原種シンビジューム・トラシアナムです。

f:id:myuu-myuu:20191212144738j:plain↑ ↓ 原種シンビジューム・トラシアナム

f:id:myuu-myuu:20191212144901j:plain このトラシアナムは、中国、タイ、ビルマ原産で、花茎は1mにもなり、斜めにアーチ状に曲がり、花径12㎝ぐらいの花を15,6輪付けます。独特な強い香りがあります。私はこの香りはあまり好きではありませんが、利久の微かな香りは好きです。今、この利久とトラシアナムが真っ盛りです。

  温室では他のシンビジュームのつぼみがたくさん上がってきています。庭に花はなくなりましたが、温室の中は賑やかになりそうです。