まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ギャザリング教室

 前回ブログを更新してから、ぎっくり腰になり動けなくなってしまい、寝たきり状態でした。庭に出ることはもちろんブログ更新さえままならず、ただ静かにしているほかありませんでした。自粛、自粛で庭仕事ばかりしていたので、疲れが出た様です。

 よくなってきたので、予定していたギャザリング教室に行って来ました。3月に教室があってからしばらくぶりの教室でした。いつもは6人参加なのですが、今回はそれぞれの都合で、3人でした。コロナ感染防止にはちょうどよい人数です。まだ十分には動けないので、先生や友だちに迷惑のかけっぱなしでした。ただ感謝です。

 私の作品です。

f:id:myuu-myuu:20200620132752j:plain 今回は軽い素材の手つきの器を使いました。16種類の植物を20ポット使いました。花束のユニットは中央に1つとその周りに6ユニット配置しました。
 前から見ると、

f:id:myuu-myuu:20200620132554j:plain 中央のオレンジ色の花がエキナセアでその左のコクリュウと右側の花が付いていないシルバーリーフのサルビア・ディスコワールで中央のユニットを作り、左端のシダ状のものがプテリス、左右のプテリスの下側に見える紫色の葉が鑑賞トウガラシ、黄色の小花がダールベルグデージー、紫色の花がニチニチソウ・ジャムズジェリーブラック、水色の丸い実のようなものは常山アジサイ・碧のひとみ、白い花は八重咲きペチュニア、紫と白の花はトレニア、下に下がっているのがベロニカ・レッドラインコンパクタ、その両脇のライムグリーンの葉がリシマキアです。

 後ろから見ると、

f:id:myuu-myuu:20200620132709j:plain 左端の白花はペンタス、左がわの水色の小花はロベリア・パラシオンブルーで、ピンク色の花がセンニチコウでその右側の水色の小花がオキシペタルム・ブルースターです。

 ギャザリング教室は2018年から始め、もう3年になります。2ヶ月に1回教室があるのですが、このところ間が空き、すぐに初心に戻ってしまい、なかなか上達しません。完成した作品を見た時は、「まあまあよくできた」と思うのですが、作品の写真を見ると「ああ、ここに花の付いているものを入れればよかった」とか「カラーリーフをもっと使えばよかった」とか、欠点ばかり目につき反省することばかりです。

 

 参加者の作品です。

f:id:myuu-myuu:20200620140653j:plain 私の作品が1番ポット数が少ないのですが、背の高い植物を使ったせいか1番ボリュームがあるように見えます。

f:id:myuu-myuu:20200620141028j:plain

f:id:myuu-myuu:20200620141048j:plain

f:id:myuu-myuu:20200620141116j:plain 同じような素材を使っても、それぞれの個性が出て、「みんな違ってみんな良い」作品ができあがるのが、おもしろいところです。

 そして何よりの教室の楽しみはお花談義です。花好き(しかも超がつくほどの)が集まるので、話が尽きません。「お花があってよかった。もしなかったら、このコロナ騒ぎの自粛生活をどう送ったらよいか分からなかった。」という言葉にみんなうなづいていました。

 

ギボウシ(ホスタ)

 梅雨に入り2日ほど雨が続き、庭に出ないでいたら、雑草や福神草、真竹(マダケ)の竹の子が伸びているのにビックリ。雨が止んでいるうちにと竹の子を折ったり、ドクダミを抜いたり、花の写真を撮ったりしました。

 今回は、今から花の時期を迎えるギボウシです。

f:id:myuu-myuu:20200614141147j:plain↑ 花が咲き始めたアメリカンハロー   ↓ つぼみが見え始めたオオバギボウシ

f:id:myuu-myuu:20200614141952j:plain

 ギボウシは東アジア原産のユリ科の植物で、日本にはオオバギボウシなど約20種が自生しているそうです。私の庭にはオオバギボウシ、コバギボウシなどが昔から庭に植えてあり、庭のあちこちで大株に育っています。

f:id:myuu-myuu:20200614142359j:plain↑ オオバギボウシ 葉の大きさは25㎝ぐらいあり、この株は直径1,5m位あります。ウルイとも言い、若芽を山菜として食べる事ができます。花は薄紫色で花茎は2m位伸び、6月から7月にかけて咲きます。

f:id:myuu-myuu:20200614142738j:plain↑ コバギボウシ  葉の大きさはオオバギボウシの半分ぐらいで、株も小型ですが、私の庭では大きく育ち、直径70㎝位あります。花は濃い紫色で8月頃咲きます。

 ギボウシの葉色はライム色、緑色、青緑色などがあり、しかもそれらの葉に白や黄色の斑が入ったものもあり、バラエティーに富んでいて、カラーリーフとして利用されます。明るい日陰から半日陰を好み、大きく葉を広げ、日陰のグラウンドカバープランツとして重要な働きをしています。

 ギボウシシーボルトによってアジサイやユリと共にヨーロッパに紹介され、ヨーロッパで品種改良がなされ、英名でホスタと呼ばれ、世界中で人気があります。今では、ヨーロッパで品種改良されたものが日本に逆輸入されているそうです。

 ギボウシの写真を撮ってみて、私の庭にはたくさんの園芸種のギボウシが植えてあることに今更ながら驚きました。木が多く植えられ、日陰が多いので、日陰の雑草防止にグラウンドカバープランツとして植えてあるのです。

f:id:myuu-myuu:20200614145236j:plain↑ 寒河江(サガエ)   ↓ ビッグダディ

f:id:myuu-myuu:20200614150037j:plain 葉の表面に凸凹があります。

f:id:myuu-myuu:20200614150624j:plain↑ パトリオット      ↓ ハルシオン 

f:id:myuu-myuu:20200614150416j:plain ブルーリーフの代表的な品種です。葉の表面に粉が吹いたようです。   

f:id:myuu-myuu:20200614153106j:plain↑ アビキュアムーンビーム(半日陰) ↓ アビキュアムーンビーム(日陰)

f:id:myuu-myuu:20200614150854j:plain 今年株分けしたものですが、植えた場所が違うと色も違ってしまいます。

f:id:myuu-myuu:20200614151159j:plain↑ ソースィート   ↓ ステンドグラス

f:id:myuu-myuu:20200614153242j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614151401j:plain↑ メディオバリエガータ   ↓ ホワイトフェザー

f:id:myuu-myuu:20200614153427j:plain 春の芽吹きが名前のように真っ白の羽のようでとてもきれいです。しだいに緑色の縞模様が入り、夏には全面緑色になります。

f:id:myuu-myuu:20200614151623j:plain↑ 八重咲きタマノカンザシ  ↓ 八重咲きタマノカンザシ・ビーナス

f:id:myuu-myuu:20200614151745j:plain タマノカンザシは中国原産で、江戸時代に日本に入って来たそうです。普通タマノカンザシは一重咲きで、白い花を夜咲かせ、とても良い香りがあります。夏の終りの8月末に花を咲かせます。私の庭には八重咲きしかなく、ビーナスは八重咲きの中でも特に花が大きいものです。株が直径1mを越えたので、株分けをしなければなりません。

 タマノカンザシとの交配種のギボウシもあり、香りギボウシと呼ばれ、タマノカンザシと同様に白い香りのある花を夏の終り頃に咲かせます。

f:id:myuu-myuu:20200614151317j:plain↑ フレグラントブーケ    ↓ 香りギボウシ・名前不明

f:id:myuu-myuu:20200614154650j:plain

 ブログを始めてから名札が大切という意識が出て来たので、ブログを始める前に植えたものが多いので名札の無いものが多く、ちょっと残念です。シーズンを過ぎて値下がりしているものを買うことも多いので、名札がないこともあります。

f:id:myuu-myuu:20200614155149j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614155257j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614155338j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614155620j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614155726j:plain

f:id:myuu-myuu:20200614155759j:plain ギボウシの名前の由来は橋の欄干に付けられていた擬宝珠(ギボウシュ)だそうです。ギボウシのつぼみが似ているのだそうです。ギボウシの花期は梅雨の時期に重なるので、せっかく花が咲いても雨の重みで倒れることがあります。せっかくの花を見逃すこともあります。今年はしっかり花を見ようと思います。

 コロナは自粛も休業も解除され、日常生活に戻りつつありますが、東京では今日感染者が47人も出たそうです。先日話題にしたつくばのセブンイレブン従業員の感染はお店を辞めるための口実だったとか、あきれた話です。コロナをめぐってはまだまだいろいろとありそうで、気が抜けないですね。





 

初夏の草花 3

 関東地方が梅雨入りしました。平年より3日遅く、昨年より4日遅いそうです。これから災害のシーズンを迎えますが、今年はコロナと共存しながらの避難になりそうで、避難所の設置に自治体は苦慮しているようです。

 私の住む茨城はコロナ感染者0の日が1か月以上続いたので、ホームセンターや園芸センターなどに出かけ始めました。お花の苗を見て歩くだけでうれしいです。

 ところが、新聞報道によるとつくばのセブンイレブンの店員がコロナにかかったそうなのですが、茨城県は把握していないとかで、本当のところはどうなのかちょっと心配です。スーパーへの買い物も週3回にしようかと思っていたところなのですが・・・。

 今回は、まつこの庭でどんどん咲く初夏の草花です。紹介するのが間に合わないほどです。ユリやヘメロカリスが咲き始めました。

f:id:myuu-myuu:20200612162418j:plain↑ スカシユリ・カフェノワール  ↓ スカシユリ・スクーピドゥー

f:id:myuu-myuu:20200612162819j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612162854j:plain↑ ↓ ヘメロカリス(名前不明)

f:id:myuu-myuu:20200612163014j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612163121j:plain↑ ギガンチューム   ↓ ジギタリスキャメロットラベンダー

f:id:myuu-myuu:20200612163333j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612163706j:plain↑ カンパニュラ   ↓ 糸咲きホタルブクロ

f:id:myuu-myuu:20200612163821j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612164035j:plain↑ アルストロメリア  ↓ キャットミント・ウォーカーズロウ

f:id:myuu-myuu:20200612164005j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612164355j:plain↑ リクニス(フランネルソウ) ↓ チドリソウ

f:id:myuu-myuu:20200612164550j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612164650j:plain↑ クレマチスレベッカ   ↓ クレマチス(名前不明)

f:id:myuu-myuu:20200612164800j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612164825j:plain↑ クレマチス・白万重(シロマンエ)  ↓ クレマチス・ニオベ

f:id:myuu-myuu:20200612165138j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612165232j:plain↑ クレマチス・トリーヌ   ↓ クレマチス・マダムジュリアコレボン

f:id:myuu-myuu:20200612165014j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612170047j:plain↑ クレマチス・エトワールバイオレット  ↓ クレマチス・プリンセスダイアナ

f:id:myuu-myuu:20200612165732j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612170305j:plain↑ クサフジ   ↓ ホウズキの花と実

f:id:myuu-myuu:20200612170411j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612170722j:plain↑ ↓ サツキ

f:id:myuu-myuu:20200612170751j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612170527j:plain↑ ヒメシャラ   ↓ スモークツリー(白花)

f:id:myuu-myuu:20200612170640j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612170927j:plain↑ ナンテンのつぼみ   ↓ カシワバアジサイ

f:id:myuu-myuu:20200612171126j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612171209j:plain↑ 色付き始めた白のアナベル  ↓ アジサイ(古くからあり、名前不明です。)

f:id:myuu-myuu:20200612171351j:plain

f:id:myuu-myuu:20200612172822j:plain↑ 大きくなって来た福神草(フクジンソウ)

 昨年埼玉へヘメロカリスを見に行って私より夫の方が気に入って、今年も是非行こうと思っていました。今年はバラも我慢したので、もうそろそろ良いかなと思ってネットでヘメロカリス園を調べたら、残念ながら今年はコロナ感染防止のために開園しないそうです。もうそろそろお出かけも解禁かと思っていましたが、世間はまだまだ慎重な様子です。私の庭で咲くユリやヘメロカリスを楽しむことにします。

ペチュニアとカリブラコア

 初夏から晩秋までまつこの庭の玄関前をコリウスと共に彩ってくれるのが、ペチュニアカリブラコアです。開花期間が長く、色や咲き方が豊富なので、毎年玄関前に飾るようにしています。

f:id:myuu-myuu:20200609140540j:plain

f:id:myuu-myuu:20200609150937j:plain
 ペチュニアカリブラコアは比較的雨に強いと言われる種類を選んではいますが、雨に当たらないように、軒下に並べてあります。 

f:id:myuu-myuu:20200609140935j:plain↑ 玄関の右側   ↓ 玄関の左側

f:id:myuu-myuu:20200609140656j:plain

 ペチュニアはナス科の植物で、和名はツクバネアサガオと言います。ペチュニアはブラジル先住民の言葉で「タバコ」を意味するそうです。煙草の原料となるタバコも同じナス科の植物だそうです。私が子どもの頃、実家でタバコを作っていましたが、確かに同じようなにおいがし、花も似ていたような気がします。

 ブラジルに自生する赤紫色のペチュニア南アフリカに自生する白いペチュニアをもとにして、ヨーロッパやアメリカで品種改良が進められ、多様な品種が作出されたそうです。1985年ごろから主に実生系だったペチュニアに挿し木で増やす栄養系品種が誕生したそうです。

 1989年にサントリーが、日本の高温多湿の気候に適応できるように品種改良した「サフィニア」を発売しました。よくペチュニアサフィニアはどう違うの?という疑問が起こりますが、サフィニアペチュニアの1品種で、サフィニアは商品名です。雨に強いだけでなく、立ち上がって咲くペチュニアを匍匐性に改良し、波のイメージ「サーフィン」とペチュニアを合わせて、「サフィニア」と名付けたそうです。雨に強く波のように大きく広がって咲くサフィニアは、ヨーロッパでも大人気となり、「ヨーロッパの窓辺を変えた。」と言われるほどだったそうです。

 最近は一重咲きだけでなく、八重咲きや2色咲きなども作出され、大輪、中輪、小輪と花の大きさも、花色も赤、赤紫、青紫、白、黄、ピンクとバラエティーに富んだものが出て来ています。ビオラと同じように楽しみが多く、新しい品種が出ると欲しくなってしまい、プランターの数がどんどん増えていきます。

<大輪咲き> 花径6~7㎝ぐらい

f:id:myuu-myuu:20200609143323j:plain↑ ナイトスカイ(本来は紫色の部分がもっと多いです。) 

f:id:myuu-myuu:20200609143534j:plain↑ さくら・さくら(冬越し株です。とにかく丈夫で、花を次々に付けます。)

<中輪咲き> 半径4~5㎝ぐらい

f:id:myuu-myuu:20200609143926j:plain↑ サフィニアアート・あずきフラッペ  ↓ サフィニアアート・ももいろハート

f:id:myuu-myuu:20200609144133j:plain

f:id:myuu-myuu:20200609143853j:plain↑ サフィニアアート・江戸しぼり(紫色の覆輪で、今年の新種です。)

f:id:myuu-myuu:20200609144336j:plain↑ ピスタチオクリームレイ(緑の花色が珍しいです。)

<中輪八重咲き>

f:id:myuu-myuu:20200609144623j:plain↑ ホイップマカロン・ショコラ   ↓ 花衣・藍染(今年の新色です。)

f:id:myuu-myuu:20200609144804j:plain

<小輪咲き>花径3~4㎝ぐらい

f:id:myuu-myuu:20200609144851j:plain↑ ピーチドリーム   ↓ ブルーベリージャム

f:id:myuu-myuu:20200609145017j:plain

<小輪八重咲き>

f:id:myuu-myuu:20200609145444j:plain↑ トパーズブルー

<極小輪咲き> 花径2㎝ぐらい

f:id:myuu-myuu:20200609145249j:plain↑ スーパーチュニア・ビスタミニ

 

 カリブラコアペチュニアによく似た花径2~3㎝の小さな花を長期間咲かせ続けます。南アフリカ温帯地域の原産で、ペチュニアと同じナス科の植物で、以前はペチュニア属に分類されていたそうですが、30年ぐらい前にカリブラコア属として独立したそうです。カリブラコアは茎が木質化するので、蒸れに強く丈夫で、ペチュニアより冬越ししやすいです。

f:id:myuu-myuu:20200609145116j:plain↑ ティクピンク   ↓ ミリオンベル・レモンマーブル

f:id:myuu-myuu:20200609150628j:plain ミリオンベルはサントリーカリブラコアの商品名です。

f:id:myuu-myuu:20200609150734j:plain↑ スーパーベル・ダブルブルー(八重咲きのカリブラコアです。)

 私は小輪多花性の花が好きなので、どうしてもペチュニアも中輪や小輪のものやカリブラコアを選んでしまいます。寄せ植えにすると伸び伸びと花を咲かせられないので、1プランターに1株植えにして楽しんでいます。もうすぐ梅雨に入るので、切り戻しをして梅雨を乗り切らせたいです。



    



 

 

初夏の草花 2

 昨日は夕方から雨の予報でしたが、降りませんでした。予報を信じて軒下しか水をかけなかったので、プランターや鉢は乾きがひどく、今日はしっかりと水かけをしました。夏になると水かけが大変で、プランターや鉢植えを減らそうと思うのですが、喉元過ぎれば何とかで、なかなか減りそうにありません。

 今、まつこの庭はクラウンベッチが花盛りです。こんな花です。

f:id:myuu-myuu:20200607143419j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607144838j:plain
 ヨーロッパ原産のマメ科の植物で、宿根草です。牧草や緑肥作物として世界中で栽培され、今では野生化しているそうです。白とピンクの蝶型の小さな花が20個ぐらい集まって半球の花を形作っています。レンゲソウの花に似ているので、ツルレンゲの別名もあります。クラウンベッチは王冠のような花を付ける豆植物という意味だそうです。

 庭のあちこちにクラウンベッチのピンクの固まりを作っています。

f:id:myuu-myuu:20200607145017j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607145051j:plain

 5、6年前に佐倉草笛の丘バラ園でバラの下草として植えられているのを見て、あまりのかわいらしさに私の庭にもと思い、買ってきて植えたのです。植えて1年ぐらいはなかなか根付かず、花も咲かなかったのですが、2年を過ぎると大変なことになりました。耐寒性、耐暑性、耐乾性に優れているだけあって繁殖力旺盛で、ツルを伸ばすだけでなく、草や木を這い上るのです。太陽を遮られた植物は枯れることさえあります。広い面積をカバーするのには優秀なグラウンドカバープランツになりますが、狭い庭では厄介者でしかありません。私の花友たちは、あまりの花のかわいらしさに喜んで持ち帰りますが、実際に育てると、庭の大きさによっては困る人もいます。抜いても抜いても後から出てくるのよとこぼしている人もいます。地下茎だけでなく、こぼれ種でも増えるのです。可愛いお花なのですが、育てるのにはご用心です。

 私の庭には他にもこんなグラウンドカバープランツが植えてあります。

f:id:myuu-myuu:20200607150446j:plain↑ マルバストラム    ↓ イワダレソウ

f:id:myuu-myuu:20200607150543j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607150605j:plain↑ エリゲロン   ↓ ワイルドストロベリー(白実)

f:id:myuu-myuu:20200607150837j:plain

 他にもいろいろな草花が花や実を付けています。

f:id:myuu-myuu:20200607151717j:plain↑ 白花ホタルブクロ   ↓ 二重ホタルブクロ・パンタロン

f:id:myuu-myuu:20200607151847j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607151943j:plain↑ ↓ ニゲラの花と実

f:id:myuu-myuu:20200607152139j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607152230j:plain↑ ペンステモン・ハスカーレッド  ↓ ピンクワレモコウ

f:id:myuu-myuu:20200607152339j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607152444j:plain↑ ジューンベリーの実  ↓ クサイチゴの実

f:id:myuu-myuu:20200607152703j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607152623j:plain↑ ヤブヘビイチゴの実  ヘビイチゴより葉も実も一回り大きいです。
f:id:myuu-myuu:20200607151334j:plain↑ ↓ ジャーマンアイリス

f:id:myuu-myuu:20200607151423j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607151451j:plain↑ ↓ ジャーマンアイリス

f:id:myuu-myuu:20200607151600j:plain

f:id:myuu-myuu:20200607151136j:plain↑ スイカズラ  咲き始めは白い花ですが、後に黄色に変わり、2色の花が咲いているようです。とても良い香りがします。

f:id:myuu-myuu:20200607153435j:plain↑ テイカカズラ  ↓ ピンク花テイカカズラ

f:id:myuu-myuu:20200607153646j:plain 葉にピンクと白の斑入りのハツユキカズラと黄色とオレンジの斑入りのオウゴンニシキはこのテイカカズラの仲間です。

f:id:myuu-myuu:20200607153908j:plain↑ トリフォリウム・ルーベンス  ↓トリフォリウム・プロスティーフェザー

f:id:myuu-myuu:20200607153950j:plain クローバーの仲間ですが、アカツメクサの花や葉に近い感じがします。

f:id:myuu-myuu:20200607154225j:plain↑ キンシバイ   ↓ ビヨウヤナギ

f:id:myuu-myuu:20200607154323j:plain どちらも一般的にはヒペリカムと呼ばれますが、この2つはおしべの作りが全然違います。キンシバイはおしべが金の糸の5つの束のように見え、ビヨウヤナギは花弁より長いおしべが美しく、実を楽しむのは後者で、ヒペリカムというと後者の方を言っているようです。

f:id:myuu-myuu:20200607154942j:plain↑ アカンサスモーリス  今の時期存在感を示しているのが、このアカンサスモーリスです。花穂の高さが1,5m位あります。てっぺんに止まっているのは、オニヤンマです。アップの写真を撮る前に逃げられてしまいました。斑入り葉や白い花を咲かせるものもありますが、まだ咲いていません。

 今、まつこの庭は雑草と競争するように様々な花が咲いています。ドクダミヤブガラシ、ヤブマメなど抜いても抜いても間に合いません。


 

 

遅咲きのバラ

 今日は30℃を越え、真夏日となりました。このところ雨が降らないので、土の乾きが早く、花の水かけに2時間もかかりました。これからの時期は雨が降らない限り、水かけが日課になると思います。

 私の庭はバラのシーズンも終盤を迎え、遅咲きのバラが咲いています。遅咲きの代表選手は安曇野(アズミノ)でしょう。花が小さいのに株はがっしりとして枝の太いこと、大株に育ち、たくさんの花を付けています。

f:id:myuu-myuu:20200605162720j:plain安曇野にそっくりなのが、雅(ミヤビ)です。

f:id:myuu-myuu:20200605162951j:plain私には全く区別がつきません。買った当初はラベルで区別していましたが、庭植えにしてから何本か植えてあるのですが、どちらがどちらか分からなくなっています。

 前回、ツルバラのブログで夢乙女(ユメオトメ)を紹介しましたが、少し遅れてユメオトメファミリーの雪あかりと芽衣(メイ)も咲いています。

f:id:myuu-myuu:20200605164659j:plain↑ 夢乙女(ユメオトメ) ↓ 夢乙女の色変わり・雪あかり

f:id:myuu-myuu:20200605164821j:plain

f:id:myuu-myuu:20200605164849j:plain↑ 夢乙女の子で花が一回り大きい芽衣(メイ)

 他にも咲いているツルバラがあります。

f:id:myuu-myuu:20200605170700j:plain↑ アメリカン・ピラー   ↑ レッド・キャスケード  (どちらもアメリカ)

f:id:myuu-myuu:20200605171027j:plain私の庭のツルバラはほとんどが小輪ですが、大輪や中輪のものもあります。

f:id:myuu-myuu:20200605165506j:plain↑ ピエール・ドゥ・ロンサール   ↓ ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール

f:id:myuu-myuu:20200605165819j:plain大輪のツルバラ、ピエール・ドゥ・ロンサールの白花の枝変わりです。

f:id:myuu-myuu:20200605170039j:plain↑ フランソワ・ジュランヴィル   ↓ レオナルド・ダ・ビンチ

f:id:myuu-myuu:20200605170523j:plain いずれもフランスのバラで、中輪のツルバラです。

 原種のバラも咲いています。

f:id:myuu-myuu:20200605171437j:plain↑ ↓ 筑紫茨(ツクシイバラ)

f:id:myuu-myuu:20200605172239j:plain 熊本県近辺に自生しています。ノイバラの変種でノイバラより花が一回り大きく、花弁がピンク色です。自生地では白花から濃いピンクまであるそうですが、私の庭のツクシイバラは濃いほうだと思います。庭に植えてから10年ぐらい経つと思います。

 今年ツクシイバラにそっくりな花が咲きました。庭に自然に生えてきたもので、ノイバラだと思っていたらこんな花が咲きました。

f:id:myuu-myuu:20200605172505j:plain花の色は少し薄いですが花の形や大きさ、咲き方などがそっくりです。おそらくツクシイバラの実生だと思います。場所が離れているので、おそらく小鳥が運んだのでしょう。ツクシイバラの特徴である花柄から花序にかけての赤く長い腺毛がひときわ目立ちます。

f:id:myuu-myuu:20200605173237j:plain↑ 赤花テリハノイバラ(日本の自生種でツルバラに影響を与えたバラの一つです。)

 ピンク花のノイバラとツクシイバラと赤花のテリハノイバラの3つを並べて植えて置いたら、ノイバラとツクシイバラの勢力が強く、ここ数年テリハノイバラは花を咲かせなかったのですが、今年しばらくぶりに花を咲かせました。

f:id:myuu-myuu:20200605174437j:plain↑ ↓ 十六夜(イザヨイ)ばら

f:id:myuu-myuu:20200605180432j:plain
このバラは満月から少し欠けたように花の一部が欠けて咲くことからこの名があります。サンショウバラと同じ葉なので、サンショウバラの八重咲きと見る説と中国原産のサンショウバラで日本原産のものとは別物とする説があるようです。

 他に園芸種も咲いています。

f:id:myuu-myuu:20200605175345j:plain↑ アイスバーグ(ドイツ) このバラもファミリーがあります。

f:id:myuu-myuu:20200605175513j:plain↑ ピンクアイスバーグ   ↓ バーガンディアイスバーグ

f:id:myuu-myuu:20200605175633j:plain2つはいずれも色変わりですが、ツルに変わったものもあります。

f:id:myuu-myuu:20200605175240j:plain↑ ツルアイスバーグ

f:id:myuu-myuu:20200605175849j:plain↑ かおりかざり  ↓ かおりかざりとジギタリスアプリコット

f:id:myuu-myuu:20200605180139j:plain

f:id:myuu-myuu:20200605180239j:plain↑ スイートドリーム   ↓ レイチェル・ボウズ・ライアン

f:id:myuu-myuu:20200605180051j:plain

f:id:myuu-myuu:20200605180711j:plain↑ ↓ アンティーク・レース(オランダ)

f:id:myuu-myuu:20200605180620j:plainこのフリフリした花弁は波状弁と言うそうです。つぼみの時も開いた時も何てかわいいのでしょう。

f:id:myuu-myuu:20200605181144j:plain↑ ↓ いおり  咲き始めの色と咲き進んだ色の変化がすばらしいです。

f:id:myuu-myuu:20200605181204j:plain

f:id:myuu-myuu:20200605181653j:plain↑ ↓ ニューイマジン(赤と白の絞り模様です。)

f:id:myuu-myuu:20200605181519j:plain咲き進むと赤が紫に、白がピンク色に変わります。

f:id:myuu-myuu:20200605181611j:plain 今年手に入れたバラです。変わった花や珍しい花が大好きな私はひとめぼれしました。色の変化もすばらしいです。もうバラは買うまいと思っていたのですが・・・・。誘惑に負けてしまいました。

 私の庭で一番遅いバラ、ドロシー・パーキンスはまだつぼみです。日陰には強いとはいえ、カリンの枝が影をつくっているからでしょう。まだ花を見たことのない実生の株もつぼみを持っています。まだまだバラを楽しめそうです。







 

6月の玄関前

 6月になってやっとアベノマスクが届きました。第一印象は「小さい!」、2枚入り1袋だったので、「あれ?配達間違い?」とも思いました。1人当たり2枚と勝手に思い込んでいたからです。袋の説明を読むと1住所当たり1袋ということなので、「誰がこのマスクをするの?」という疑問さえ起きました。家族が5人も6人もいても、2世帯、3世帯同居でも、1袋2枚なのですね。なるほど評判悪いわけだと納得しました。夫は「記念にとっておこう。」という有様です。記念て何? 我が家ではおそらくこのマスクを使うことはないでしょう。

 今回は、6月の玄関前の様子です。いつもなら5月の半ばには玄関前を模様替えするのですが、チューリップのプランターを片付けてから腰痛で重いものがもてなかったので、しばらく玄関前はペチュニア以外何も並べてありませんでした。月末に来る新聞の集金のお姉さんに、「いつも小さなお花屋さんのようにお花がきれいに並んでいるのにどうしたんですか?」と言われてしまいました。

 少しづつプランターへ植え込みはしてあったので、6月になってしまい、やっと並べて模様替えをしました。

 玄関の右側の様子です。

f:id:myuu-myuu:20200603133116j:plain

f:id:myuu-myuu:20200603133156j:plain 右側の上の方(軒下)は、

f:id:myuu-myuu:20200603133413j:plainペチュニアが植えこんであります。花車の中はまだ花の咲いていない青色と白色のグロッソラベンダーです。

 初夏のキャンバスプランターです。

f:id:myuu-myuu:20200603133755j:plainキャンバスの上は多肉植物です。キャンバスの下は、ペチュニアとヒューケラです。

キャンバスの中は、

f:id:myuu-myuu:20200603134109j:plain左からナデシコ・手毬姫、常山アジサイ・碧い瞳、ガザニア(黄色の花)、ガーベラ(赤い花)、オステオスペルマム(白っぽい花)、ブルーデージー(斑入りの葉で花なし)、チョコレートコスモスです。

 右側下の方は、

f:id:myuu-myuu:20200603135142j:plain

f:id:myuu-myuu:20200603135033j:plain
後列はつぼみをもったユリとサンパチェンス(斑入り葉)で前列2列はコリウスです。縦長のプランターマリーゴールドで、その右側はシレネ、黄色の葉はルブス・サンシャインスプレーダーです。このルブスは抜いても抜いても出て来ます。

f:id:myuu-myuu:20200603135333j:plain左端のユリはもう咲いています。スカシユリ・ローリーポップです。

 玄関の左側の様子です。

f:id:myuu-myuu:20200603135735j:plain玄関左側の上の方(軒下)は、

f:id:myuu-myuu:20200603135832j:plainペチュニアバーベナ(上の段の真ん中)、椅子の上は多肉植物のリースです。奥に見えるのはバラで、左側はいおり、右側はニューイマジン(今年入手)です。

 左側下は、

f:id:myuu-myuu:20200603140113j:plain真ん中の丸い大きなプランターブルーサルビアとジニア、マリーゴールドセンニチコウの寄せ植え、手前のオレンジ色のガーベラから右回りに、ジニア、ヒューケラ、赤色のヒューケラの寄せ植え、スイートアリッサムセンニチコウオステオスペルマムの寄せ植え、ペンステモンです。

 玄関前でひときわ存在感を主張しているのは、カールドンです。つぼみが見えてきました。

f:id:myuu-myuu:20200603143438j:plain

f:id:myuu-myuu:20200603143501j:plain例年より開花が早いかも知れません。大きなアザミのような花を咲かせます。


 玄関前はいつも花が絶えないように、初夏から晩秋まではペチュニアコリウスを中心に、晩秋から初夏まではパンジービオラとチューリップを中心に季節の花を飾っています。キャンバスプランターは季節によって入れ替えます。ポット苗をそのまま使っているので、花が終わる度に入れ替えができます。

 今年はペチュニアは早くから出ていたので植え込みが早くでき大きくなりましたが、コリウスはコロナのための自粛生活でなかなか入手できず、植え込みが遅くなったので、まだ小さいです。ペチュニアは梅雨前に切り戻しの時期を迎えます。今見ごろでもったいない気がしますが、梅雨を乗り切るのに切り戻しをしようと思います。