今日今年初めて、庭を飛んでいるナミアゲハとクロアゲハを見かけました。
「まつこの庭」には、ユズやフクレミカン、サンショウなどミカン科の木がたくさんあります。アゲハの仲間は、ミカン科の植物を食草(幼虫のときに食べる植物のこと)としているものが多いです。たとえば、ナミアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハなどです。だから私の庭にはたくさんのアゲハの仲間が集まってくるのですね。ちなみにキアゲハは、食草はセリ科の植物(ニンジン、ミツバ、パセリなど)です。私の庭には野生のミツバも繁茂しているので、キアゲハがやってくるのです。チョウたちにとって我が家の庭はよい環境なのですね。
3月にムラサキハナナが咲くとたくさんのモンシロチョウ(アブラナ科の植物が食草)がやってきました。4月になるとパンジーやビオラを食べるツマグロヒョウモン(スミレ科の植物が食草)の幼虫(赤と黒の模様でちょっと・・・)をたくさん見かけ、2、3日前に成虫も見かけました。ほかのアゲハの来訪が楽しみです。
↑ ナニワイバラにとまるナミアゲハ ↑ ビオラにとまるツマグロヒョウモン
チョウはいくら庭に飛んできてもうれしいですが、困り者はスズメバチです。実は今日スズメバチも見かけました。あわててハチを捕まえるトラップを仕掛けました。例年ならナニワイバラが咲くころなのですが、今年はちょっと早いのかもしれません。
(白花より先に咲きました。)