初夏から秋まで庭を彩るダリアは、メキシコ原産の球根植物で、花の形がボタンに似ていることから、テンジクボタンとも言われます。18世紀にメキシコからスペインに伝わり、品種改良が行われたそうです。日本には、19世紀半ば、オランダから長崎へ伝わってきたそうです。
ダリアは、初め有毒の植物だと思われていたそうですが、研究の結果キクイモと同じ成分が含まれていて、食べ過ぎるとお腹にガスがたまるだけだということが分かり、原産地メキシコでは食用ダリアが栽培されているそうです。
「まつこの庭」には、20株ほどの鉢植えと30株ほどの地植えのダリアがあります。鉢植えはほとんどが大輪と中輪咲きですが、地植えのダリアはほとんどが種から育てたものなので、一重咲きとポンポン咲きの小輪咲きです。今回は、大輪・中輪咲きを紹介します。
↑ 桜の女王(大輪) ↓ 純愛の君(大輪)
↑ ウエディングマーチ(大輪) ↓ ムーンワルツ(大輪)
↑ ダイヤモンドダスト(大輪) ↓ リド(大輪)
↑ 銀映(大輪) ↓ 黒蝶(中輪)
↑ 霧笛(中輪) ↓ 群金魚(ムレキンギョ)中輪
ダリアの大半が台風9号の被害を受けて、倒れてしまいました。特に皇帝ダリアは背が高いだけにひどかったです。新しくわき芽が出てくるかどうかちょっと心配です。
カタツムリに食い荒らされ、やっときれいに咲いたと思ったら、今度は台風に痛めつけられ、さんざんです。秋までに回復できるといいのですが・・・。