冬のランのシーズンがやってきました。
庭には花がなくなる時期ですが、温室の中はこれからどんどんにぎやかになっていく予定です。ランの紹介も多くなると思います。
↑ リカステ・サンレイ
↑ オンシジューム・オーニトリンクム(本来は秋咲きです。今年は開花が少し遅れたようです。甘いバニラの香りがします。)
↑ レリアカトレア・アンセプス ↓ レリアカトレア・アンセプス・ロエブリンギアナ
アンセプスは50センチメートル位の長い茎の先に花を咲かせます。(長いものだと1メートル位のものもあります。)普通のアンセプスの花弁は下に突き出た花弁(唇弁)の他は5枚とも大体同じ形をしていますが、ロエブリンギアナは横に伸びた花弁(側花弁)が唇弁と同じように変化している変わり咲きです。
↑ カトレア・ツタンカーメン(実物はもっと色が赤黒いです。)
↑ カトレア・フェルデンシス(6月にも咲きました。ブドウの香りがしましたが、今回は香りがないようです。)
↑ ミニコチョウラン
↑ バンダ(今年2月、7月、12月と3回目の開花です。)
↑↓ 原種シンビジューム・トラシアナム
どちらも原種シンビジュームのトラシアナムです。トラシアナムが3種類4株あり、それぞれ色や模様が少しづつ違います。2種類だけ咲きました。下のトラシアナムの方が色も濃く、模様もはっきりしています。
トラシアナムは、中国、タイ、ビルマの高地に分布し、湿った岩や木に着生します。花茎は1メートル位斜上しアーチ状に曲がり、花を十数輪花をつけます。大型のシンビジュームなので、温室の中を狭くする原因(?)を作っています。
我が家の温室のランが次々と咲くのも楽しみですが、これから各地で開かれるラン展に出かけるのも楽しみです。