今年も残すところあとわずかとなりました。
今年最後の「まつこの庭」は、冬のバラです。
今の時期、バラが咲くには気温が低すぎます。にもかかわらず、軒下では、バラが花を咲かそうと最後の力を振り絞っています。葉を落とした木々の間でひっそりと小さな花を咲かせているバラもあります。つぼみのまま終わるバラもあるでしょう。寒さの中で咲こうとするバラは、どれも痛々しいけれど何と健気なのでしょう。
↑ アクアポリス・ロマンティカ(フランスのバラ)
↑ パシュミナ(ドイツのバラ)
↑ かおりかざり ↓ りくほたる(かおりかざりの枝変わり、日本のバラ)
↑ ↓ アイズフォーユー(イギリスのバラ)どちらも今の時期のバラです。
このバラほど季節によって違う色の花を咲かせるバラはないと思います。特に中央の目(濃い色の部分)が、春はピンク、夏は赤、秋は紫と変化します。目の周りの色も、目の色に合わせて、うすピンク。白、濃いピンクと変化します。秋ももっと咲き進むと、青紫まで変化することがあります。
↑ アンティークレース(フランスのバラ)
↑ つるバラ・珠玉(シュギョク、日本のバラ)
↑ ミニバラ・グリーンアイス(アメリカのバラ)
これからの時期、バラは葉を落とし、休眠期に入ります。来春良い花を咲かせるための仕事が山ほど待っています。剪定、つるの誘因、鉢植えバラの土替え、施肥などです。3月には、休眠から覚めますから、それまでに仕事を終えなければなりません。庭の草花、雑草はお休みですが、私は休めません。冬ざれた庭での仕事は、気持ちもはずみませんが、そんな中でも、ひっそりと咲いているスイセンやツバキの花にほっと心が和みます。
美容院へ行った時のこと、(その美容院は母娘でやっていて、私がもう40年近くお世話になっているのですが・・・)ブログの話になり、娘さんの美容師さんに「どうしてブログの名前が『まつこの庭』なの?」と聞かれました。きっとこの時、美容師さんの頭の中には、「まつこ=マツコデラックス」という先入観があったのではないかと思います。「私の名前がまつこだからよ。」と答えると「えっ!まつこさんだったの。」と驚いていました。私自身、還暦を過ぎても「まつこ」という名前に出会ったのは、高校時代の同級生と谷崎潤一郎の奥様が松子さんという2人だけでした。さすがに母親の美容師さんは、私の名前を知っていたようですが、娘さんの方はいつも姓で呼んでいたので知らなかったようです。
私のブログ「まつこの庭」を読んでくださっている読者の方の中には、私の花友や知り合い、花好きな人だけでなく、ネットでマツコデラックスから入ってきて読者になってくださった方も何人かいると思います。読者の皆様、見て下さって本当にありがとうございます。5、6日に1回しか更新していませんが、毎日何人かの人が見ていてくださって、とてもうれしく、励みになっています。頑張って続けようという意欲がわいてきます。
来年も見て下さいね!! 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。