2月の声を聞くと、何だか日差しが明るく温かみをおびたように感じるのは、私だけでしょうか? 冬至から1か月も過ぎると、確かに夜明けが早くなり、日没が遅くなるので、日が伸びたような気がします。春はすぐそこまで来ています。
今回は、2回目のシンビジュームです。小温室の中は、シンビジュームが真っ盛りです。
<テーブルシンビジューム> 小型のシンビジュームです。
↑ チャングム ↓ ハナゴロモ
↑ ルビーアイズ・ウイング ↓ スウィートソング・スプリングハート
↑ ホワイトナイト カップ咲きで、これ以上花弁は開きません。
<和蘭(わらん)> シンビジュームと東洋ランとの交配です。
↑ 春一番(はるいちばん) シンビジュームと春ランとの交配です。花は比較的大きいですが、数輪株元に咲くのが特徴的です。
↑ 村雨(むらさめ)大和撫子と花形が似ています。
↑ 縁(えにし)極小輪が密に咲きます。赤い唇弁が可愛いです。
<原種シンビジューム>
↑ トラシアナム③ 他の2つのトラシアナムと比べると花がやや小さめです。
<名前不明のシンビジューム>
花友が「花が咲かないので、面倒を見て。」と持ってきたものです。前に紹介したシンビジューム・しずこに似ていますが、花弁の形がちょっと違うようです。これは、シンビジューム・あやこと呼んでいます。もしかしたら、同じ品種かもしれません。
持ってきたとき、普通の草花用培養土に植えられていて、びっくりしました。ちょっとランのことを知っている人はミズゴケとかシンビジューム用の培養土で植えるものという固定観念があるので、考えられない事でしたが、そういうものなのかと驚いたのです。でも、株は元気で小さな芽がびっしりと出ていました。株を5つに分けて、シンビジューム用の培養土で植え替えて、ひと夏世話をしたら、なんとどの株も花芽が2つ~8つも上がって来て、育てた私もびっくりです。もともと花付きのよい種類だったのでしょう。預けた本人が「えっ!、これ本当に私があげたの?別のでしょう?」と驚いたほどです。元気を取り戻した姿を見るのは、うれしいですね。