朝夕冬並みの寒さでも、日中は3・4月の陽気になり、春が確実に近づいていることを感じます。
今の時期、「まつこの庭」の温室はシンビジュームやカトレアなどが花盛りで、一年中で一番賑やかかもしれません。12月から3か月近くも咲き続けているランもあれば、10日ぐらいで終わってしまうランもあります。春先の代表格であるカトレア・インターメディアのつぼみが大きくふくらんできたので、冬のランももうすぐ終わり、春のランのシーズンがやってきます。
↑ カトレア・ジョージキング ↓ 原種オンシジューム・マクラターム
オンシジュームの多くは、黄色の花が多く、チョウが飛んでいるように見えますが、これは原種で黄緑色をしています。
↑ コチョウラン・マザーチーク (花色が茶色とピンクが混じったようなニュアンスカラーです。) ↓ ミニコチョウラン(名前不明)
↑ カトレア・トロピカルポインター ↓ エビデンドラム・ポリブルボン
花径約2㎝の花がびっしりと咲くのですが、今年は数えるほどしか咲きませんでした。我が家のポリブルボンは、幅15㎝、長さ30㎝ぐらいの大きさですが、東京ドームのラン展では、約1メートル位の球形で花をびっしりと付けていて、驚きました。何年育てるとあんなに大きくなるのでしょうか?
↑ カトレア・ペニーアン ↓ カトレア・ブルーパッション
↑ シュスランの花 ↓ シュスランの葉
シュスランの葉の表面は、ビロードのようで、見る角度によって金色の網目模様が見られます。この写真ではうまくその輝きや模様を伝えられないのが残念です。シュスランは白い花を咲かせますが、花よりは葉を鑑賞するランで、葉の美しさから「ジュエルオーキッド」とも言われます。
↑ マスデバリア ↓ ミニカトレア(名前不明)
寒い寒いと思っているうちに、2月も半ばを過ぎました。暖かな春ももうすぐです。