日差しはもうすっかり春のようなのに、朝晩はまだ冬のようです。「三寒四温」という言葉がありますが、暖かくなったり、寒くなったり、時には雨が降ったりして、本格的な春へと向かっているのですね。
今回は、クリスマスローズです。地植えのクリスマスローズも大部花が咲いてきています。鉢植えの時とは違う花色や花形を見せるものもあり、庭に出てクリスマスローズを見るのが、楽しみです。
<シングル咲き> 一重咲き
↑ ゴールドネオン(ネオンはゴールド色に赤のピコティやフラッシュが入ること)
↑ 白シングルピコティダークネクタリー ↓ グレープ(緑と紫のバイカラー)
<セミダブル咲き> 半八重咲き
↑ 白と黄緑のバイカラー、小花弁は黄緑
↑ チェリーシフォン(緑と赤のバイカラー、小花弁はワインレッド)
↑ ゴールドネオン、小花弁もゴールドネオン
<ダブル咲き> 八重咲き
↑ 黄緑ダブル(自分で交配して咲かせた花、先日紹介したセミダブル咲きの兄弟株)
↑ ゴールドダブル赤スポット
<原種交配>
↑ プチドール・アップル(デュメトルム交配)
↑ アンナズレッド(リヴィダス交配)
<原種>
↑ デュメトルム ↓ チベタヌス(中国のクリスマスローズ)
このチベタヌスはとにかく気難しいクリスマスローズで、夏越しがとにかく難しく、何度挑戦しても、翌年花を見たことが無いほどです。株が残ればいい方で、枯らすことが多いです。今回は花がきれいに開いてくれないのです。
昨日宇都宮花木センターのクリスマスローズ展へ行って来ました。業者さんの販売目的の展示でしたが、特別展示を見たら、「ああ、まだブームが終わっていない人は結構いるんだなあ。」と思いました。3万円~から5万円の値段がついていて、値段が一桁違うんです。みんな0の数を確かめていました。しかも最終日に展示品を抽選で売るらしく、希望者の名前を書くようになっていたのですが、初日にもかかわらず、ズラッと名前が書いてあるのです。他にお手頃価格のクリスマスローズもたくさんありましたが、とにかくビックリです。
↑ デュメトルムとチベタヌスの原種同士の交配 私はこの交配のクリスマスローズを初めて見ました。ハイブリッド種とチベタヌス交配の「よしの」というクリスマスローズは見たことがあります。安くなったとはいえ、3万8千円ぐらいの値段がついていました。この原種同士の交配種はなんと5万円の値段がついていました。
↑ アプリコットダブル こんなにきれいなアプリコット色のクリスマスローズを見たことがありません。これは、非売品でした。
こんなクリスマスローズを見てしまうと、まだまだマイブームは終わりそうにないですね。