お彼岸を過ぎ、3月も終わり、明日から4月だというのに、雪の天気予報が出ているのには、困ったものです。一体いつになったら、春らしい暖かい日が訪れるのでしょう。春を待ちくたびれてしまいそうです。
3月の最後は、ランです。
<原種カトレア>
↑ マキシマ 南米の太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーのジャングルに自生しています。リップ(唇弁)の赤紫色のすじ模様が特徴です。日本では、秋から冬に開花すると言われていますが、我が家では、秋に咲くものと春に咲くものがあります。エクアドルでは、「クリスマスの花」と呼ばれているそうです。
↑ インターメディア・アキニー・セルレア(花全体が紫色の濃淡です。)
↑ インターメディア・アキニー・ビニカラー(2つの花弁がリップと同じように変化しています。)
<カトレアの交配種>
↑ カトレア・シュロデレーとブラソボラ・ディグビアの交配種 色はシュロデレーに、リップのフリルはディグビナの血を受け継いで似ています。
↑ 名前不明 ↓ パープラタの交配種らしいが、名前は不明
<その他いろいろな種類のラン>
↑ リカステ・ファーストスプリング ↓ デンドロビューム・アグレガタム
↑ エビデンドラム 葉がカトレアに似たこのランは、葉の付いた茎と花の咲く茎が別々に出てくるところが変わっています。
↑ バンダエノプシス・プルケリミン(バンダとコチョウラン(ファノレプシス)の交配種です。バンダとファレノプシスが交配できるというのがすごく不思議です。)
↑ レリア・スプレンディダ・シノブ
↑ コチョウラン(原種コチョウラン・アマビリス交配) ↓ ミニミニコチョウラン
どちらも白のコチョウランで同じようにみえますが、上は花の大きさが7㎝ぐらい、下は3.5㎝ぐらいで下の花は半分ぐらいしかありません。コチョウランは寒さに弱いですが、アマビリスの血を引いているものは比較的寒さに強いと言われています。
今年はランが本当によく咲いたと思います。まだまだつぼみが咲く順番を待っています。庭の花木や山野草、球根植物などは、例年より1週間から10日ぐらい花の時期が遅れているのに、温室の中はあまり関係ないようです。
「ああ・・・・春だなあ。」と思える日が早く来ないかなあ。