4月になっても朝晩冬並みの寒さが続き、早く暖かくなあれと思っていたら、ここ2、3日の5月並みの陽気にはただビックリ!!です。「まつこの庭」の花たちもびっくりして、花を咲かせ始めました。車で通りがかりに保育園のブロック塀沿いに赤白黄ピンク色のチューリップが列をなして咲いているのを見て、うらやましく思っていましたが、「まつこの庭」のチューリップも2週間ぐらい遅れてやっと咲き始めました。
↑ チューリップ・桃太郎(一重2色咲き)とよく咲くスミレ・ソーダ
↑ モンテオレンジ(八重咲き) ↓ アンジェリカ(八重咲き)
↑ 原種チューリップ・ペルシャンパープル 原種はミニチューリップの名で売られていることが多いです。(紫の小さな花は、ベロニカ・オックスフォードブルーです。)
↑ チューリップ・モンテオレンジとクロッカスとビオラ・ブラックパールの寄せ植え
チューリップは、トルコ原産で中央アジアから北アフリカまで広く分布し、原種、交雑種、交配種を合わせると何百種にもなるそうです。咲き方で一重咲き、八重咲き、花形でユリ咲き、フリンジ咲き、レンブラント咲き、パーロット咲きなどがあり、一重咲きでも2色咲き(写真の桃太郎など)や色変わり種(咲き始めからだんだんと色が変わった行くタイプ)があるそうです。咲く時期も、早生種、中生種、晩生種とあり、3月の終わりごろから5月の初めごろまで花を楽しめます。この咲き方や花形、咲き時期などが複雑に交配され、さまざまな種類が生み出されているようです。
オーソドックスな赤白黄ピンクの一重咲きは、比較的早生種が多いようです。「まつこの庭」のチューリップは、八重咲き、ユリ咲きなどの種類が多いので、咲く時期が遅いようです。その代わり5月の連休頃まで何かしらチューリップが咲いています。
チューリップだけでなく、イフェイオンやクロッカス、ヒアシンス、ムスカリなどの春の球根植物も3月から5月の連休にかけてパンジーやビオラと共に咲きつないでいきます。 ↓ 黒いヒアシンス・ミッドナイトミスティックとスイセン
↑ 八重咲きの赤のヒアシンスとミニビオラの寄せ植え
↑ 空色のムスカリ・ラティフォリュームと虹色スミレ
ここ2.3日の5月のような陽気は、庭仕事をしていると汗ばむほどです。竹藪の方から、ウグイスやヤマバトの鳴き声が聞こえてきます。竹藪の中の山ザクラも咲いていることに気づきました。去年は竹を切らなかったので、あちこちに竹が伸び、山ザクラの木がよく見えなくなったのです。竹と竹の間からピンク色の花が顔をのぞかせていました。
今頃続けて降る雨を菜種梅雨というそうですが、せっかく桜が咲いたのに、花散らしの雨にならなければよいのですが・・・・。