群馬県の前橋市にある敷島公園へバラを見に行って来ました。我が家から約150㎞、高速道路を使って車で2時間ちょっとのところにあります。連休中遠出を控えていたので、美術館もセットで出かけました。時折小雨がちらついて、ちょっと肌寒いお出かけでした。
バラは半分ぐらいしか咲いていませんでした。全く咲いていないものもありましたが、今が見ごろというバラもあって、たくさんの人でにぎわっていました。
↑ 入り口から見た様子 ↓ スーブニール・ドゥ・アンネフランク(フランス)
↑ ジャストジョイ(イギリス) ↓ マチルダ(フランス)
↑ ヘンリーフォンダのスタンダード仕立て(アメリカ)
↑ ポールノエル(フランス) ↓ 希 望(日 本)
↑ マグレディースイエロー(北アイルランド) ↓ アルキミスト(ドイツ)
↑ ニューウェーブ(日本) ↓ アウグストルイーゼ(ドイツ)
↑ フェルシューレン(オランダ)このバラは、葉に斑が入っています。
次の3つは、イングリッシュローズです。イギリスのオースチンという人がモダンローズとオールドローズとを交配して、生まれたバラです。
↑ グラミスキャッスル(イギリス) ↓ アブラハムダービー(イギリス)
↑ ジュードジオブスキュア(イギリス)
次の2つのバラは、オールドローズです。1867年に生まれたラ・フランスというバラの誕生を機に、それ以前のバラをオールドローズ、それ以後のバラをモダンローズと言っています。それまでバラは、春に1回しか咲かないのが普通でしたが、中国の四季咲のバラと交配することによって、大輪四季咲きのバラ(ハイブリットティローズ)が生まれたのです。その記念すべき第1号のバラがラ・フランスだったのです。
↑ ファンタンラトゥール(フランス) ↓ ジプシーボーイ(ドイツ)
↓ ラ・フランス(フランス)
↑ ソレイユドール(フランス) ↓ ロサ・フェティダ(ペルシャ原産)
このロサ・フェティダをもとに初めて黄色のバラ、ソレイユドールが作出され、現在の黄バラにつながっているそうです。
↑ グリーンローズ(ロサ・キネンシス・ビリディフロラ)中国原産
このバラ園はオールドローズや原種のコレクションが充実しているなあと思いました。オールドローズや原種の大好きな私には、とても魅力的なバラ園でした。
「まつこの庭」は、軒下や庭のつるバラなど、まだあまり咲いていません。まだナニワイバラが盛りなぐらいですから。「まつこの庭」は、今年はちょっとバラが遅れているようです。「まつこの庭に、バラの季節がやってきたなあ。」と実感できるのには、あとちょっとかかりそうです。