昨日、今日と真夏並みの暑さで、我が家のバラもビックリして、あわてて咲き出したようです。軒下の鉢バラがほとんどで、地植えのつるバラが見ごろを迎えるのは、あと少しかかりそうです。
<日本のバラ>
下の4つのバラは、いずれも日本で作出されたバラです。万葉は30年ぐらい前に作出された古い品種ですが、あとの3つは比較的新しいバラです。最近は、日本の高温多湿の気候に合わせたバラがどんどん作られています。大きさも形も色も、日本人の好みにピッタリという感じです。「和バラ」とか「ロサ・オリエンタス」(東洋のバラ)などのブランド名がついています。
↑ かおりかざり (カップ咲きからロゼット咲き、色もコーラルピンクからアプリコットピンクへと変化していくのが、なんとも言えず、いい色合いです。)
↑ いおり (茶を含んだベージュ色が何とも言えないニュアンスカラーです。)
↑ ガブリエル(真ん中のかすかな紫色が季節によって濃さが違うのが魅力です。) ↓ 万葉(マンヨウ) 30年も前に作出されたバラとは思えないほどです。
<外国のバラ>
↑ パシュミナ(ドイツのバラ) ↓ ラ・パリジェンヌ(フランスのバラ)
↑ コンテ・デ・シャンパーニュ(イングリッシュローズ)咲き進むにつれて、微妙に色が変化していくのが魅力的です。朝と夕方で色が違うのです。
↑ グラミスキャッスル(イングリッシュローズ)咲き進むと白になります。
<オールドローズ>
↑ バロン・ジロ・ドゥ・ラン(フランスのバラ)白の縁取りがあります。
↑ フランシス・ディプリィ(フランスのバラ) 黒赤のバラです。
↑ 紫玉(シギョク) 日本のオールドローズと言われています。19世紀後半、日本で実生から誕生したバラと言われています。明治時代、盛んに栽培されたそうです。
<原種バラ>
↑ ロサ・キネンシス・アルバ(白長春とも言います。) 中国原産
↑ ハトヤバラ(ピンクナニワイバラ)中国原産
↑ サンショウバラ(富士・箱根に自生) 葉がサンショウの葉に似ています。
バラのパートナープランツ(一緒に植えるとお互いに花の魅力を引き立てあう植物のこと)のジギタリスやクレマチスなども咲き始めました。
↑ ジギタリス・アプリコット ↓ クレマチス・ジョセフィーヌ
これから6月の半ばごろまで、バラが次々に咲くので、とても楽しみです。パートナープランツのジギタリス、カンパニュラ、デルフィニウム、クレマチスなどもバラと一緒に楽しめます。バラ園巡りも楽しみです。