バラが、春1番に咲く花を1番花と言います。オールドローズやツルバラなど一季咲きと言われるバラは、春に咲くとその年はもう咲きませんが、四季咲きと言われる木立性(茎が直立する)やシュラブ性(茎の先が少し枝垂れる)のバラは、花が終わった後、花がらを五枚葉の上で切ると、約1か月後(約40日ぐらい)に新しい芽を伸ばして花を咲かせます。それを2番花と言います。「まつこの庭」は、ちょうど今その時期です。
↑ かおりかざり(日本) ↓ アイズ フォー ユー(イギリス)
↑ ベビーロマンティカ(フランス) ↓ アクアポリスロマンティカ(フランス)
↑ ラプソディーインブルー(イギリス) ↓ クリーミーエデン(フランス)
↑ ローズ・デ・キャトルヴァン(フランス) ↓ 金連歩(きんれんぽ、日本)
↑ アンジェラ(ドイツ) ↓ ハニー・ディジョン(アメリカ)
↑ イングリッシュローズ・アブラハム・ダービー
↑ オールドローズ・マダム・アルフレッド・キャリエール(フランス) オールドローズはほとんど一季咲きですが、これは中国系のバラの血を引きついでいるオールドローズなので、四季咲きです。
↑ カクテル(フランス) ↓ バフ・ビューティ(イギリス)
↑ 姫バラ・赤ずきん(日本) このバラは一見するとつぼみのように見えますが、これ以上花は開きません。大きさは5、6㎜ぐらいの花です。
↑ パシュミナ(ドイツ)
この時期、新しいシュート(茎)が伸びます。バラの本などでは、この時期はシュートは花を咲かせずに、途中で折ってしまいなさいと教えています。次のきれいな花を咲かせるために株を育てることを優先しなさいということですが、私は折ることができずに花を咲かせてしまいます。上の写真のパシュミナのように、花のブーケのようにたくさんの花を咲かせるので、とても豪華です。でも、そうすると株が消耗することは確実です。花を優先させるか、株の充実を優先させるかは悩みどころです。結局私は花を咲かせてしまうのです。その代わり、お礼肥えをたくさんあげることにしています。