福神草につぼみが見えたとお知らせしてから2週間、プランターで越冬した福神草を地植えにした福神草に花が咲きました。
↑ 花の様子 ↓ 株全体の様子
↓ 2週間前の株 2週間前は、上の写真の左側の茎(下の写真の株元の小さな芽)は5㎝ぐらいでした。花の付いている茎は80㎝ぐらいですが、左の茎は1メートルぐらいに伸びました。驚異の成長ぶりです。(茎が交差して成長したので、分かりずらいと思います。)
福神草は、インド東部、マレーシアなどの東南アジアの原産で、ショウガ科の多年草です。茎には葉が螺旋状につきます。赤みを帯びています。根茎が食用や肝炎等の薬用として利用されているそうです。
花は7月~10月にかけて、赤い円錐状の苞に包まれた白いクレープペーパーのような花を咲かせます。1日花です。上へ上へと咲き上がっていきます。
<地植えの福神草>
↑ 2週間前 ↓ 現在(茎は4本になり、5本めがでてきたところです。)
最初の2本には花芽が見えています。後から出た2本は茎も太く背も高くなりそうです。最初の2本は1メートルぐらいですが、1,5メートルぐらいにはなりそうです。
<プランター植えの福神草>
↑ 2週間前 ↓ 現在(茎は3本になりました。)
先に出た2本の茎には、どちらにも花芽があります。後から出てきた1本は、まだ背丈は小さいですが、茎は太いです。4本めはまだ出ていません。
この福神草の驚異的な成長は、熱帯植物の特徴なのでしょう。現地では3メートルぐらいになるそうです。
この植物、一見福神草と見間違いませんか?私の夫が福神草と間違えたのです。よく見ると、葉が薄い感じがして、茎も細いような気がします。花は、こんな花が咲きます。
ヤブミョウガと言います。福神草にもミョウガにもそっくりですが、福神草とミョウガは同じショウガ科の植物ですが、このヤブミョウガはツユクサ科の植物です。このヤブミョウガによく似たハナミョウガという植物もあります。私は、ヤブミョウガとハナミョウガは同じものだと思っていたのですが、このブログを書くのに調べ直したら、別物ということが分かりました、ハナミョウガは、葉がもっとツヤツヤしてかたく、花も赤いすじのある白い花を咲かせるそうです。ちなみにこのハナミョウガは、ショウガ科だそうです。
福神草を手に入れたのが去年の8月、花が咲いていました。それから花を咲かせながら株が増え、10月頃まで花を楽しみ、11月から冬越し、5月に掘り上げて植えつけ、7月に開花、私の福神草栽培が一回りしました。その間には、温室の中での冬越し、挿し木や水挿しなども試み、たくさん苗ができました。今年中に花が咲くまで成長できるのでしょうか?
これからも福神草は成長を続け、花を絶え間なく咲かせます。とても楽しみです。