初夏から晩秋まで、玄関を彩ってくれる花の1つがコリウスです。
コリウスは、シソ科の植物で、熱帯アフリカや熱帯アジアなどが原産です。現地では宿根草ですが、日本など温帯地域では、1年草扱いです。温室などに入れておけば、越冬可能です。実際、「まつこの庭」では、3株ほど冬越しできました。マーティ(私の一番のお気に入りです。)2株とソーラーサンシャインです。
↑ 冬越ししたコリウス・マーティ ↓ ソーラーサンシャイン
コリウスは、以前は種子繁殖(交雑して親と同じものが育つとは限りません。)が一般的でしたが、最近は挿し木や挿し芽などの栄養系繁殖(親と全く同じものが育ちます。)が多くなり、個別に名前が付いて売られるようになりました。
↑ 摩天楼(マテンロウ) ↓ ワサビ
↑ レッドヘッド ↓ ブラックマジック
↑ イエロージグザグ
↑ カウボーイ ↓ カーニバルグリーン
↑ キャンプファイヤー(新しい品種のようです。) ↓ レモンナ
<コリウスの寄せ植え>
左から、ソーラーサンシャイン、ワサビ、イポメア(黒っぽいモミジのような形の葉の植物。イポメアはサツマイモの仲間で、葉を鑑賞するつる植物で、時々アサガオのような花を咲かせます。普通種は緑色の丸葉です。葉に白やピンクの斑が入るものもあります。根元にはサツマイモのような芋ができます。)
<コリンの寄せ植え> コリウスは、背丈が70~80㎝になりますが、30㎝ぐらいしか伸びないコリウスの種類があって、コリンという名前がついています。
左から、シャキシャキライム、ラビッシュライム、ブロードガール
例年なら8月の半ばごろに、1/3ぐらい切り詰めるのですが、今年は雨ばかり降っていたせいか生育があまりよくなかったので(とろけなかっただけよかったのですが)、切りませんでした。花が咲いてしまったものもあります。
9月、10月とお天気が続けば、さらに鮮やかさを増すのですが、どうでしょうか?お天気次第です。