まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

冬のバラ

 12月も半ばを過ぎ、今年もあと少しで終わりです。寒の時のような寒さの中で、霜枯れた庭に彩を添えているバラがあります。寒風にさらされて、ドライフラワーのようになっているバラもあります。軒下でたくさんつけたたつぼみを咲かそうと最後の力を振り絞っているバラもあります。寒さの中で咲くバラはどれも痛々しいけれど、何と健気なのでしょう。            ※ バラの名前の後の( )は産出国名

f:id:myuu-myuu:20171221124642j:plain↑  アイスバーグ(ドイツ)    ↓ ピンクアイスバーグ(ドイツ)   

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f:id:myuu-myuu:20171221125017j:plain↑ グレイス(イギリス)   ↓ アクアポリス・ロマンティカ(フランス)

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f:id:myuu-myuu:20171221125338j:plain↑ ↓ アイズフォー・ユー(イギリス) どちらも同じ枝に咲きました。

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f:id:myuu-myuu:20171221125622j:plain↑ バレリーナの花とローズヒップ(実)(イギリス)

f:id:myuu-myuu:20171221125756j:plain↑ つるセシル・ブリュネ(アメリカ) ↓ レッドキャスケード(アメリカ)

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f:id:myuu-myuu:20171221130140j:plain↑ 安曇野(日本)  ↓ 珠玉(日本)

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 今年は、一季咲き(春だけ花が咲く)といわれるつるバラ、キングや安曇野などが秋に花を付け、ビックリしました。返り咲き(秋にも少し花を付ける)のつるバラ、レッドキャスケードやセシル・ブリュネなども例年の秋より花をつけました。四季咲きのバレリーナにいたっては、休むことなく年中花を付け、秋には花とローズヒップを同時に楽しめました。

f:id:myuu-myuu:20171221130449j:plain↑ かおりかざり(日本) 枝を切って水に挿しておこうと思います。

 12月から2月頃までは、来年の開花のためにバラの剪定や誘引、施肥などを行う大切な時期です。寒い寒いとばかり言ってはいられません。

 

 明日22日は冬至です。太陽高度が一番低く、日照時間が1年で最も短い日です。夏至の頃と比べると、北海道で約6時間半、東京で4時間40分短いそうです。私の住む茨城は5時間ぐらいでしょうか。

 冬至の翌日からは、日照時間が長くなっていくということから、一陽来復(いちようらいふく)と言い、冬至を境に運気が上昇するとも言われています。運を呼び込むために、「ん」のつく食べ物を食べるとよいとか、身を清めるためにユズ湯に入るとか、昔からいろいろな習わしがあります。その中でもカボチャを食べることとユズ湯に入ることが一般的ですが、カボチャに「ん」は付かないじゃないかと言われそうですが、カボチャは南瓜と書き、ナンキンと読みます。関西では、カボチャのことをナンキンというそうです。冬至の時期は青物野菜が少なくなり、ビタミンの補給のために、ユズ湯は体を温め、風邪の予防に効果があり、いずれも無病息災を祈る風習になったと言われています。昔の人の知恵はすばらしいですね。