3月6日は二十四節気の一つである「啓蟄(けいちつ)」です。土の中で冬ごもりしていた生き物たちが、穴を啓いて地上へと這い出して来ることから、この時期を啓蟄と呼んでいます。ちょうどこのころ春の雷がひときわ大きくなることから、昔の人は冬ごもりの虫たちが雷の音に驚いて這い出してくると考え、春雷のことを「虫だしの雷」と名付けたりもしたそうです。
3月に入ってから春一番が吹き荒れ、4月並みの暖かさが続いたせいか、我が家のしだれ梅も一気に開花しました。
濃いピンクの八重咲きです。
しだれ梅だけでなく、一気に庭が動き始めた感じです。枯れ葉色だった庭に少しずつ色がさすようになってきました。
↑ ↓ クロッカス
↑ ↓ 地植えのクリスマスローズ
寒さで傷んだ玄関前のビオラも元気を取り戻し、チューリップを植えこんだプランターにもたくさん芽が出ました。植えこんだ時期に異常な秋の長雨に当たり、球根が腐ってしまうのではないかと心配したのですが、無事芽が出てほっとしました。
ちょっとせっかちなチューリップはもう花芽を見せています。
地植えのスイセンももうすぐ咲くでしょう。
↑ 早春のキャンバスプランター (左からクリスマスローズ、マーガレット、ガーベラ、キンギョソウ) 春の嵐が吹き荒れたので、夜は玄関の中にしまったのですが、朝風が治まったと思って外に出したら、突風が吹き、倒れてしまいました。プランターの一部が割れ、花が折れ、散々でした。花が折れた鉢を入れ替えればOK、そこがこのプランターの良い所です。
もう少しすると、「まつこの庭」はムラサキハナナとスイセンで紫と黄色の庭になります。楽しみです。