「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、今回の彼岸期間中は夏の陽気から真冬の陽気まで目まぐるしく変化して、ただ驚くばかりの初めての経験でした。
近くの花木センターでらん展を開催しているというので、出かけました。21日から25日まで、茨城蘭遊会が主催する春の洋らん展です。以前はイオンのホールを借りてらん展を行っていたそうですが、会場費などの問題で、会場が変わったそうです。
私が想像していたよりずっとたくさんのランが展示されていて、たくさんの賞が付いていて、ビックリしました。初めて見るランもたくさんあって、しかもお客さんがほとんどいなかったので、ゆっくり見ることが出来て、よかったです。
<カトレアの仲間>
↑ ランディート・ヨコカワ ↓ トリック・オア・トリート
↑ インターメディア ↓ グアテマレンシス
↑ モッシエ ↓ マキシマ
「こんなに濃い色のマキシマを初めて見た。」と思わずつぶやいてしまったら、近くにいた人が、「そうでしょう。14年前にこんなに(指で示して)ちっちゃな苗を買った時に2万5000円もしたんです。」と返事が返って来たのに、ビックリ。このマキシマの持ち主だったのです。何人かでこの苗を買ったら、4年後にその人は思い通りの色が出て大喜びしたけれど、その人のお友達は薄い色の花が咲いて2万5000円をどぶに捨てたとがっかりしたそうです。写真より実物の方がもっと黒っぽい色をしていました。
<デンドロビュームの仲間>
↑ リンドレイ ↓ ガットンサンレイ
リンドレイもガットンサンレイも見事な大株で、圧倒されました。ガットンサンレイは今から20年ぐらい前に我が家にもありましたが、枯れて今はありません。すごく懐かしい気がしました。
<パフィオペディラムの仲間>
<バンダの仲間>
<その他のラン>
↑ シィシス ↓ エンシクリア
↑ シンビジューム・トラシアナム (こんなに濃い色のものは初めて見ました。夫はトラに似ているとは思ったけど、まさかトラとは思わなかったと言っていました。)
↑ オエオニエラ・ポリスタキス(初めて見たランです。花径1㎝ぐらいの小さな花がびっしりと咲いていました。)
らん展はいつ行っても、大株作りや初めて見るランで楽しめるのですが、今回も期待を裏切らなかったです。一緒に行った夫の「もっと規模が小さくてたいしたことないと思っていた。」ではないですが、期待以上のものを見ることができたように思いました。懐かしいランにも出会えました。
会場では、会員の方が育てたランの苗を売っていたのですが、そこで懐かしい株に出会いました。1つはオレンジ色が気に入っていたのに枯らしてしまったカトレア、もう一つはドームで大賞をとったカトレアですが、高くて手が出なかったあこがれのカトレア、2つも格安で手に入ってラッキーでした。
まだまだラン熱は冷めそうにないようです。