4月4日から始まった佐倉チューリップフェスタへ初日に出かけました。前日NHK
のお昼の番組で紹介していたのを見て、思い立ちました。この日は、日本各地で夏日を記録した暑い日でしたが、風がさわやかで、ちっとも暑さを感じませんでした。
会場へ足を踏み入れると、辺り一面チューリップの花、花、花で圧倒されました。すでにチューリップはほとんど満開状態でした。たくさんの人が見に来ていました。
会場には、約100種類、67万株のチューリップが植えられ、風車が風を受けて回っていました。チューリップの掘り取り販売やオランダ衣装の貸し出しなどのイベントが行われていて、袋片手にチューリップ掘りをする人やオランダの民族衣装を着てチューリップと記念撮影する人などが見られました。
A,B,C,Dの4つのブロックに別れていて、さらにそのブロックの中に列があって、1列には同じ種類のチューリップが何百個も植えられていました。
遅咲きの種類らしく、まだ咲いていないチューリップもありました。
黄色と赤のチューリップが混色しているように見えますが、全部同じモンテビデオという名前のチューリップです。1つのチューリップが黄色からオレンジ、赤へと色変わりする移り色咲きチューリップです。
これは、混色の列です。単色もいいですが、混色のチューリップも華やかです。
チューリップと他の草花とを植えこんだ花壇もありました。
↑ ミランダ ↓ ホーランドチック
↑ フォックストロット ↓ ワシントン
↑ フレミングフラッグ ↓ ディドリーム
↑ シルクロード ↓ ブラウンシュガー(茶色のチューリップ)
この会場のチューリップの凄いところは、珍しいチューリップを惜しげも無くたくさん植えこんであるところです。珍しい色、八重咲き、二色咲きはもちろん、香りの有るフレグランスチューリップ、移り色咲きチューリップなど初めて見るものばかりです。しかも画期的なのは、すべての種類の名前が一覧表になっていて、入場者に配られることです。お花見に出かけていつも残念に思うのが、名札のないことです。ここにはそれがある、素晴らしい!の一言です。
これだけたくさんの珍しいチューリップを見られて、大満足です。
せっかく遠出をしたので、近くの佐倉市立美術館へも寄りました。ちょうど収蔵作品の「花のある風景」展が行われていたからです。(パンフレットの写真です。)
私はこのサクラの絵が気に入りました。対になったモモの花の絵もあり、透明感のあるこれら2枚の絵がすてきでした。
絵の他にも、花の描かれた花瓶や重箱なども展示されていました。椿の螺鈿細工の重箱が、特に見事でした。
同じ会場でアマチュア写真家の展示もあり、花の写真がたくさん展示されていて、こちらもすばらしかったです。
暑い日でしたが、花三昧の日で、花をこれでもかというほど堪能できました。