連日、NHKの夕方の番組で、「ネモフィラが見ごろを迎えました!」と放送しているので、追い立てられるように(?)出かけました。我が家から1時間ぐらいですが、公園の近くのホームセンターへはしょっちゅう出かけるのに、しばらく行った事がなく、10年ぶりぐらいです。ネモフィラの咲く風景が「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の一つに選ばれたそうですが、ネモフィラの時期に訪れたのは、一体何年前かも思い出せないほどずっと前です。
9時半開園の30分前に着くように出かけたのですが、駐車場の入り口にはすでに行列ができていました。駐車してある車は、ほとんどが県外ナンバーで、公園の西ゲート前には開園を待つ長い長い行列ができていました。東南アジア系の人がたくさん並んでいました。入園料は国立だけあってすごく安く、その上私はシルバー料金の対象になったので、驚くほど安かったのは嬉しいのですが、いよいよシルバーデビューかと思うとちょっと悲しいような複雑な心境でした。
例年なら今の時期はスイセンが見ごろなのですが、今年は開花が順番に繰り上がっているようで、盛りをすぎていました。
ゲートをくぐると、人の列はネモフィラの咲く見晴らしの丘をめがけて一目散です。
思ったほどネモフィラも菜の花も咲いていないように思いました。ネモフィラは7分咲きと言っていたので、その通りだと思いました。
丘の頂上目がけて歩く人の列。曇り空のせいかネモフィラの水色があまり映えません。
近くで見るとこんなに青い色がきれいなのに、ちょっと残念。
ネモフィラはムラサキ科の植物で、北アメリカ原産の1年草です。和名は瑠璃唐草(ルリカラクサ)で、英名はbaby blue eyes(ベイビー ブルー アイズ、赤ちゃんの青い瞳)です。約450万株のネモフィラが植えてあるそうです。
頂上から下を眺めると、
犬を連れた人も多く、ネモフィラと愛犬のツーショット写真を撮る人も数多く見られました。↑ 観覧車とネモフィラ ↓ 園内を走るシーサイドトレイン
ひたち海浜公園は、今の時期はスイセン → チューリップ → モフィラと花を繋いでいくのですが、今年はチューリップとネモフィラが一緒に咲いて見られました。チューリップは「たまごの森」に植えられているのですが、松林の中のせいか日があまりよく当たらないので、少し咲く時期が遅れたようです。ネモフィラを見るだけだったはずが、チューリップも一緒に見られてラッキーでした。
ここのチューリップも名札が立てられていました。しかも2種類混合植えが特徴的でした。お花が全然傷んでいなくて、新鮮な感じがしました。
水色の花はムスカリで、川をイメージしているそうです。
2時間ほどお花を堪能して、お昼ごろひたち海浜公園を後にしました。駐車場は満車状態で、観光バスもたくさん止まっていました。駐車場へ入る道路はそれほど混んでいませんでした。土日ごろネモフィラは満開を迎えるでしょうから、公園やその周辺はきっと凄いことになっているでしょうね。