まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

初夏の「まつこの庭」(2)

 立夏を過ぎてから、まるで夏のような陽気から早春のような寒さになり、またこたつ生活に逆戻りです。このような陽気を表す言葉として、「春寒料峭(しゅんかんりょうしょう)」という言葉がテレビから流れて来ましたが、私は初めて聞く言葉でした。意味は、「春になって寒さがぶり返し、春風が肌寒く感じられること」だそうで、主に立春以後に使われる言葉だそうです。立夏を過ぎてから使うのはどうなのでしょうか? 梅雨寒という言葉はありますが、それにはまだ早いです。ぴったりの言葉がないということは、先人もこのような陽気を体験したことが無いほど、異常な気象ということなのでしょうか? 夏井いつき先生だったら、何と表現するのでしょうね。

 今回は、2回目の初夏の「まつこの庭」です。肌寒い日が続いているので、またバラの盛りは先送りになりそうです。

f:id:myuu-myuu:20180510105516j:plain↑ 銅葉のスモークツリー  ↓ 赤花のスモークツリー

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f:id:myuu-myuu:20180510105908j:plain↑ ネグントカエデ      ↓ びっしりとつぼみを付けたフクレミカン

f:id:myuu-myuu:20180510110202j:plain実のなる木は豊作が1年おきと言いますが、去年フクレミカンは不作だったので、今年は豊作のようです。今年の冬は寒くて、葉が大部落ちてしまったのですが、つぼみと若葉が一緒に芽生えてきたので、びっくりです。ユズは去年大豊作だったせいか、つぼみがほとんど見えません。

f:id:myuu-myuu:20180510110032j:plain ↑ ギッシリと実を付けたビックリグミ    ↓ キングサリ

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f:id:myuu-myuu:20180510111120j:plain↑ ハニーサックル   ↓ シラン

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f:id:myuu-myuu:20180510111402j:plain↑ ↓ ダッチアイリス

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f:id:myuu-myuu:20180510111553j:plain↑ ニゲラ   ↓ ジギタリス

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f:id:myuu-myuu:20180510111330j:plain↑ 温室の中で咲くパンドレア  耐寒温度が0~5℃なので鉢植えにして温室に入れておいたら根を降ろしてしまい、つる性なので温室中を天井まで這いまわっています。

f:id:myuu-myuu:20180510112031j:plain↑ ↓ 温室の中で咲くセントポーリア

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 今庭中に咲いている雑草が、ユウゲショウアメリカフウロです。

f:id:myuu-myuu:20180510112443j:plain↑ ユウゲショウ(夕化粧) 南アメリカ原産の多年草で明治時代に観賞用として移入されたが、野生化して日本全国に広がっているそうです。オシロイバナと同じように夕方咲くので、ユウゲショウの和名があります。

f:id:myuu-myuu:20180510113426j:plain↑ アメリカフウロ 北アメリカ原産の1年草で、戦後飼料に混じって持ち込まれ、野生化し、全国に広まったと言われています。花は小さく薄紫色をしています。日本原産のゲンノショウコによく似ていますが、花の時期がアメリカフウロの方が早く咲きます。アメリカフウロも花がもう少し大きく目立つ色ならば、雑草扱いされないだろうに・・・・。フウロソウの仲間のゲラニウムはバラのパートナープランツとして重宝されているのですから・・・・。

 雑草と一言で言っても、日本原産のもの帰化植物といろいろあるものなのですね。雑草さえも日本産は外来種に隅に追いやられそうなのですね。