梅雨の晴れ間をねらって、軽井沢へバラを見に行ってきました。軽井沢まで北関東自動車道、上信越自動車道を使って、片道約200㎞、休憩時間を含め約3時間弱かかりました。7時に家を出て、10時ちょっと前には着いていました。軽井沢というと遠い所というイメージがありましたが、群馬県を過ぎるとすぐなので、思ったより近く感じました。
お目当ては、レイクガーデンとタリアセンイングリッシュローズ・ガーデンです。この2つのガーデンは約5㎞ほどしか離れていないので、バラ園のはしごができます。
レイクガーデンは、真ん中に小島が浮かぶ湖の周りに8つのエリア(イングリッシュローズガーデン、フレンチローズガーデン、グラベルガーデン、レイクサイドパス、ラビリンスローズガーデン、フレグランスローズガーデン、ウッドランド、マナーハウス)で構成されたナチュラルガーデンです。樹木やたくさんの宿根草の中にバラが植えられています。宿根草の種類の豊富さに圧倒されました。流れる水の音や小鳥のさえずりなども聞こえ、癒される空間になっていました。
↑ イングリッシュローズガーデン ↓ 湖を巡る船
↓ 湖畔と島をつなぐ橋 ↓ 宿根草とベンチ
↑ 矢車草(日本産) ↓ 矢車草(中国産)
「まつこの庭」にはない宿根草で欲しいなあと思っていたのですが、中国原産の矢車草は花もきれいで、どちらも私の庭に取り入れたい宿根草です。
グラベルガーデン(岩の庭)に咲いていた ↑ヒマラヤの青いケシと ↓原種プリムラ
4日ほど前に雹が降ったとかで、開花直前のバラの蕾が落ちたり、宿根草の大きな葉に穴があいたりしたそうです。 ↓ 葉に穴のあいたフキ
↑ ウッドランドの宿根草 ↓ ウッドランド(島の丘)から湖を見渡す
↑ ウッドランドから見たフレグランスローズパス
↑ フレンチローズガーデン ↓ バラとキャットミント(紫色の花)
↑ ラビリンスローズガーデン (水路の両側にバラと宿根草が植えられています。)ゲラニウムが背が高いのにビックリです。1メートルぐらい立ちあがっているので、私が知っているゲラニウムとは別物なのかもしれません。
↑ グラハム・トーマス ↓ ラプソディ・イン・ブルー
↑ ジ・アレキサンドラ・ローズ ↓ 夢乙女
↑ マナーハウス(お土産やお茶の店)の寄せ植え マナーハウスで少し休憩してタリアセンに向かいました。
↑ タリアセンの入り口 タリアセンも湖を中心にして、ローズガーデンや美術館やレストランなどがたくさん点在しています。ローズガーデンはレイクガーデンほど規模は大きくなく、レイクガーデンを見た後ではちょっと物足りない感じです。
↓ 水路の脇でくつろぐカモたち ↓ レディ・エマ・ハミルトン
↑ バラのパーゴラ ↓ カーディナル・ヒューム
↑ プライス・スピリット ↓ ミスター・ジェイシービー
バラを見た後、野の花美術館を見て、休憩を兼ねてゆっくりとレストランで昼食をとりました。
帰路休憩を兼ねて、群馬のフラワーガーデン泉に寄りました。宿根草の品ぞろえがよいことで有名なお店なので、矢車草が手に入るかもしれないと思ったのです。ちょうどお店のなかで宿根草を見ている時に地震です。群馬が震源地という地震を聞いたことがなかったので、めったに起きない地震にビックリです。結構大きい地震だったことを後で知って、二度ビックリです。次の日に大阪で大地震が起きて、しばらく遠出は控えようと思いました。
レイクガーデンはバラと宿根草が自然の中で楽しめるガーデンで、大満足でした。バラの季節が梅雨と重なるので、そこがちょっとネックですね。往復400㎞を運転してすてきな場所に連れて行ってくれた夫に感謝です。還暦を過ぎるとさすがに400㎞の運転はきついようです。