まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

福神草の花が咲いてしまいました !!

 梅雨が明け、連日猛暑が続いています。観測史上最短の梅雨で、今夏の水不足が心配されていますが、逆に西日本や北日本は大雨にみまわれ、大変です。

 7月になったばかりだというのに、「まつこの庭」では例年7月の終わりごろにならないと咲かない福神草の花が咲いてしまい、ビックリです。

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 この福神草だけ特別で、他の福神草はまだ背丈も1メートルぐらいになったところで、つぼみも見えず、花を咲かせるところではありません。この花を咲かせた福神草は4月の終わりは、こんな様子でした。

f:id:myuu-myuu:20180701133921j:plain温室に取り込んでおいた鉢植えの福神草を、茎を切り取らずに地植えしたのです。夫はこの茎を残しておくと新しい芽の成長の妨げになるから切った方がよいという主張をしました。私もそう思ったのですが、あえて実験的に切らずに植えました。しかも柿の木とボケの木の間に植えました。木と木の間に白い花が咲いたらきれいだろうなあと思ったからです。ところが、茎は日に当たりましたが、根元は全くの日陰になってしまったので、新しい芽は出ずに、古い茎に出ていた芽の生長に養分が集中したらしく、古い茎からのびた新しい芽に花が咲いたというわけです。

f:id:myuu-myuu:20180701134849j:plain↑ 古い茎から出た新しい芽   ↓ 1つ1つの芽が生長して枝のようになった福神草

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赤く見えるのがつぼみで、全ての枝に花芽がついたわけではありません。

f:id:myuu-myuu:20180701135618j:plainこの鉢植えの福神草も、実験的に古い茎を切らずに植えたものですが、右側は古い茎から出た芽が枝のようになって生長した茎で、左側の茎は新しく出た芽から生長した茎です。残念ながらこの茎には花芽らしきものはありません。左側の茎の生長を待つしかないようです。

 今年はたくさんの福神草が、あちこちの花友の所へお嫁に行きました。残った福神草は、日向や日陰、地植え、鉢植え、古い茎を切ったり、残したり、いろいろと生長の様子を見るために実験を試みました。植え替えが例年より早かったぶん、花が咲くのも早いと思われます。7月の半ばごろから咲き出すのではないでしょうか。

 福神草の花だよりが楽しみです。