平成最悪の被害を出した西日本豪雨から1週間、猛暑の中で被害者の捜索が続いているようです。テレビで被害の様子が映し出されると、東日本大震災や関東東北豪雨のことが思い出され胸が痛くなります。1日も早く被災地の皆さんが日常生活に戻れることを願うばかりです。
今回は「まつこの庭」に咲く夏の花です。夏に咲く花は少ないと言いますが、「まつこの庭」は次から次へといろいろな花が咲いて賑やかです。
↑ ヒメヒオウギズイセン ↓ ヒメシオン(姫紫苑)
↑ ↓ フロックス(花魁花とも言います。)
↑ ↓ エキナセア
↑ グラジオラス ↓ ヒメヒマワリ
↑ ムラサキシキブの花 ↓ サンショウバラの実
↑ ホウズキの実 ↓ ツユクサの花
↑ バーバスカム・シックステーンキャンドルズ ↓ カールドン
カールドンというのは、アーティチョークの仲間でスパニッシュアーティチョークという別名があり、アザミに似た花を咲かせます。地中海原産のキク科の植物で、高さは2~2.5メートルぐらいになります。アーティチョークと同じようにサラダにしたり、茹でたりして食用になるそうですが、アーティチョークよりトゲが多く、食用よりは観賞に向いているような気がします。カールドンは花が終わると茎が枯れてしまいますが、秋になると新芽が出て銀色の大きな葉で冬を越します。
「まつこの庭」では、玄関前で20年ぐらい毎年花を咲かせ続け、訪れる人は必ず「この花は何ですか?」と聞くほど存在感のある植物でした。一昨年(2016年)の秋に新芽が出た後、長雨で新芽が腐り、翌年の春には新芽が出ることもなく枯れてしまいました。一昨年の秋に採った種があったので春に蒔いて育てたのですが、やっぱり昨年の秋の長雨でとろけてしまい、「まつこの庭」でカールドンを見ることは諦めかけていました。ところが、10年ぐらい前に種から育てたアーティチョークを花友にお嫁に出したのですが、その花友が株分けをして里帰りさせてくれたのです。またカールドンの花を見ることができました。種も一緒に里帰りして、20株ぐらい育っています。今年の冬を一体なん株越せるか分かりませんが、花友に感謝です。