8月7日は二十四節気の一つ立秋でした。暦の上では秋となり、暑さは残暑という表現に替わります。6日までの暑さが嘘のように気温がグーンと下がり、25,6℃ぐらいでしのぎ易かったです。東京では10月の陽気だったとか。
今回は、緑の多い夏の庭に彩を添えるコリウスです。花を咲かせないように管理すれば、6月頃から11月の霜の降りる頃まで元気です。
コリウスは、東南アジアやアフリカ、オーストラリアなどに分布し、シソ科の植物で、現地では宿根草ですが、日本では1年草扱いです。「まつこの庭」では上手くいくと、温室の中で冬越しします。コリウスは和名を金襴紫蘇(キンランジソ)というほどですから、シソにそっくりの葉、花を付けますが、葉を鑑賞する植物です。葉の色が赤、オレンジ、黄色、黄緑、黒緑、それらのバイカラーなど花の色に負けないほど豊富です。以前は種子から育てるのが普通でしたが、最近は挿し芽で育てる栄養系繁殖が主流で、一つ一つに名前が付けられて流通しているようです。名前の付いていないコリウスの多くは種子から育てられたもののようです。
↑ ↓ 玄関前のコリウス
↑ カーニバルグリーン ↓ ウォルターターナー
↑ ワサビ ↓ レッドヘッド
↑ イェロービューム ↓ マーティ
↑ マーティ 同じマーティでも色が薄いです。 ↓ ブラックマジック
↑ アプリコットタルト ↓ ムーンライト
↑ ピーターグリーン ↓ レッドアイズ
↑ 冬越ししたコリウス・カウボーイ ↓冬越ししたコリウスの寄せ植え
8月の終わりごろに、花が咲かないうちに1/3ぐらい切り詰めます。すると枝が増え、大株になり晩秋まで楽しめるというわけです。晩秋には色がいっそう鮮やかになります。
台風が関東を直撃するという予報なので、ちょっと心配です。雨風で傷まないように鉢植えのコリウスを物置にしまいました。
亡き母が「モヤモヤすると台風が来る。モヤモヤしないと台風は来ない。」と台風予報をしました。モヤモヤとは気温と湿度が高くムシムシとした状態を言うようですが、昨日、今日と比較的涼しいので、母の予報だと台風は来ないのですが・・・・。前回の逆走台風の時も、予報では関東地方に来ると言っていましたが、連日の暑さから比べると過ごしやすく感じたので、来ないのではないかとひそかに思っていました。台風は大きくそれて私の住む茨城はそれほどの被害はありませんでした。母の予報が当たりました。今回も当たるといいのですが・・・・。昨年はご長寿台風という言葉ができ、今年は逆走台風という言葉ができるほど、(何しろ気象予報士でも読めないという台風ですから、)何が起きてもおかしくない昨今のお天気です。油断はできません。小雨の中、コリウスの鉢を移動した苦労が無駄になることを願うばかりです。