昨年のお盆は雨ばかり降っていたような記憶があるのですが、今年は連日猛暑続きです。九州の方では、台風も来ています。
今、「まつこの庭」は黄色い花が盛りです。庭のあちこちにルドベキアやキバナコスモス、ヒメヒマワリが咲いています。黄色い花のおかげで、つる草も雑草もそれほど気にしなくてすみます。
一番多いのがルドベキアです。こぼれ種で増えるうえに宿根するので、邪魔になるほどです。毎年お盆やお彼岸のお墓参りには黄色の菊の代わりにお墓に備えます。今年も白い菊と一緒に供えました。
↑ ルドベキアとメドーセージ(青色の花) ↓ 大株のルドベキア
↑ ↓ キバナコスモス
キバナコスモスは毎年こぼれ種から庭のあちこちに気ままに芽を出し、夏から秋まで咲き続けます。色は濃淡4色あります。
姫ヒマワリも3色あります。
↑ 姫ヒマワリ(濃い黄色) ↓ 姫ヒマワリ(黄色)とミズヒキソウ
↓ レモン色の姫ヒマワリ
温室に根を降ろして天井まで這い上がり、天窓から飛び出して咲いています。
↑ デコラ咲きダリア ↓ カクタス咲きダリア
↑ ポンポン咲きダリア(黄色) ↓ ポンポン咲きダリア(オレンジ色)
オミナエシは盆花(ぼんばな)とも言い、昔から盆棚やお墓にホオズキと共に供えました。ホオズキは自然の提灯として、故人が帰ってくる道しるべとなるそうです。
世界には約25万から28万種の花があると言われていますが、その中でも白と黄色の花が約3/1ずつを占め、次に多いのは青や紫だそうです。そして春は黄色い花が、夏は白い花が多いそうです。「まつこの庭」は逆で、春が白い花で、夏が黄色の花が多いように感じます。
花屋さんの調査では、好きな花の色は半数がピンク色、次に赤や紫と答える人が多いそうですが、自然界の花色の中ではピンクや赤は少数派なのだそうです。受粉を助ける虫たちは白や黄色を好み、人間はピンクや赤を好むという訳です。おもしろいですね。
黄色やオレンジ色はビタミンカラーとも言われ、元気が出て来ます。しばらく黄色の庭を楽しめると思います。