昨日の秋晴れが嘘のように一転して、今日は朝から雨が降ったり、止んだりしています。大型で強い台風24号が日本列島を縦断するという予報が出ています。秋雨前線と相まってすでに台風の影響が出ているようです。台風21号の時のような被害が出ない事を願うばかりです。
今回は、8月の半ばから9月にかけて温室で咲いた初秋のランです。
<カトレアの仲間>
↑ オクトーバーファンタジー ↓ アンダイン
↑ ライムライト ↓ ルイス・ジョージアナ
<コチョウランの仲間>
↑ ミディコチョウラン・ビッグリップストライプ ↓ 白大輪コチョウラン
↑ 原種コチョウラン・ビオラセア スマトラ、ボルネオ、マレーに自生します。花色が紅紫色のものがボルネオ産で、紫色の物がマレー産だそうです。私の温室には2種類ありますが、紫色の方はまだ咲いていません。
↑ ドリティス・プルチェリマ ドルティス属はミャンマー、タイ、ラオスに自生します。かつてファレノプシス(コチョウラン)属であったそうですが、花茎が長く直立することや唇弁が3裂することなどから別物とされ、ファレノプシス属から分離したようです。ファレノプシスと交配され、ドリティノプシス属と称しますが、花の形はほとんどファレノプシスと同じです。先に紹介したビッグリップ・ストライプはこのドルティスの血を受け継いでいるのかもしれません。
<その他のラン>
↑ アスコセンダ バンダの交配種です。チョコレート色の小さな花をたくさん咲かせます。最近温室に仲間入りしました。チョコレート色が気に入っています。
↑ メディオカルカー ↓ マキシラリア・シュンケアナ
メディオカルカーもシュンケアナも花径が1㎝に満たない小さな花です。今年3月に咲いて、2回目の開花ですが、花の数が少ないです。
<ホヤ> 名前不詳
これが花が咲いた状態らしく、先端が割れて別の花弁が顔を覗かせるというようなことはありません。一つの花が3㎜ぐらいで、花全体も3㎝ぐらいにしかなりません。
8月の半ばから9月も終わりになってもまだまだ次から次へと花を咲かせています。
温室は一足早く、冬の準備を始めました。外に出してあったシンビジュームやデンドロビューム、カトレアなどを取り込みました。一回り成長したので、温室の中はぎゅうぎゅう詰めです。遮光ネットを外しました。9月の半ばごろから晴れ間があまり見られなくなったので、お彼岸前に外してしまいました。10月からは、暖房を入れる予定です。これからの時期は温室がお花でにぎやかになるので、とても楽しみです。