10月も半ばになり、朝夕肌寒さを感じるようになりました。台風の心配はなくなりましたが、連日時折小雨がまじる曇り空で、なかなか秋晴れの日がないのが残念です。
グリーンカーテンもそろそろ終わりの時期を迎えました。
9月の終わりごろの最盛期の時は、葉にも花にも勢いがあったのですが、
先日の台風で痛めつけられたこともあって、すこし寂しい感じのグリーンカーテンになってしまいました。アサガオ・平安の香りや変わりアサガオ・スプリットペタルは花が終わって、種が出来ています。普通のアサガオと同じような種です。
上の方で咲いているのは、フジマメです。赤いサヤの実もできました。
サヤの中の種も赤いのでしょうか?
真ん中のあたりで咲いているのが、変わりアサガオ・ミナロバータです。
葉はアサガオの形ですが、花はとうていアサガオとは思えない姿をしています。花の付き方はフジマメのようです。赤とオレンジと黄色のグラデーションがきれいです。
種の袋にはつぼ型の花が咲くと書いてありましたが、つぼ型にはならず、花の色が赤からオレンジへ、オレンジから黄色へ、黄色から白へと変化すると、先端を突き破っておしべとめしべが出てきます。まだ種らしきものはできていません。
別のスクリーン仕立てのミナロバータは、今花が真っ盛りです。
別のグリーンカーテンのオキナワスズメウリはたくさん実を付け、赤く色付きました。カラスウリの実は緑色のときは縞模様があり、赤く色付くと縞模様が消えますが、オキナワスズメウリは色付いても縞模様が残ります。それがとてもかわいいです。
葉の陰に隠れて実が目立たないのが残念です。
↑ オキナワスズメウリと一緒にまだ咲き続けているスネイルフラワー
↑ マルバルコウソウ ↓ ルコウソウ(白花)細い葉がルコウソウの葉です。
↑ マンデビラ・サンパラソル
今年初めて花友からもらった種で育てた変わりアサガオ・ミナロバータは、思ったよりずっと美しい赤とオレンジと黄色と白のグラデーションの花でした。6月の終わりごろに種を貰って、蒔いたのは7月の初めごろになってしまったのですが、蒔いた翌日に芽が出たのにはびっくりしました。気温と発芽適温が一致したのでしょう。別の花友は、私より少し早く蒔いたら、あまり発芽がよくなかったそうです。しかもせっかく発芽したものもとろけてしまったそうで、2、3本しか成長せず、花もあまり見られず、私のミナロバータをとても羨ましがりました。
初めて見たミナロバータの花、すごく感動しました。初めての花との出会いは本当にうれしいです。花友に感謝です。来年は、グリーンカーテンにできたさまざまな種を花友たちにおすそ分けしようと思います。