秋も深まり、今年もたくさんアキギリが咲きました。株が大きくなっただけでなく、あちこちにこぼれ種から育った株が花を咲かせたり、自然交配して新しい色のアキギリが生まれたりしました。
普通アキギリというと紫色のものを言いますが、私の庭では、こぼれ種から紫も濃淡、白と紫の2色咲きなど新しい色のアキギリが生まれました。ピンク色や白のアキギリももともとは紫からの変種です。
<紫色とその変種のアキギリ>
↑ これなどはピンク色に近いですね。
<ピンク色とその変種>
↑ これなどはほぼ白に近いピンク色です。(赤いものはミズヒキソウです。)
<白アキギリ>
黄色の花のものは、アキギリとは区別され、キアキギリと言います。
<キアキギリとその変種>
↑ これは葉に斑が入り、普通のキアキギリより花の色が薄いです。
↑ 写真で見ると、白ですが、かすかに黄色味がかっています。おしべとめしべが赤いです。つぼみは黄色です。↓ 今年初めて見た色です。
水戸の植物園では、いろいろなアキギリをコレクションしていますが、なかでもキアキギリとアキギリの交配種で黄色と赤のバイカラー咲きのアキギリがとてもステキです。私の庭でもいつかそのような交配種が生まれたらいいなあと思っています。