天気予報で、「今週はカサと予報士が要らないでしょう。」と言っていたほど、秋晴れが続いています。9月、10月と秋の長雨や台風続きで日照時間が短く、今週はこの2か月間では1番日照時間が長くなる予定だそうです。
10月最後は、「まつこの庭」で10月に咲いた秋のランです。
<カトレアの仲間>
下の2枚の写真は、どちらもマキシマ・シンセリティです。
同じ株に2本の花径が立ち、上の写真が1本目で10月の初めに咲き、下の写真が2本目で10月の終わりに咲きました。後に咲いた方がいくぶん色が濃いように思います。
↑ リグリィマリス アンセプスの血を引いているのか、50㎝ぐらい長く伸びた茎に花を咲かせます。
↑ チョコレートドロップ 実物はもっとチョコレート色をしています。色はチョコレート色ですが、チョコレートの香りがするわけではありません。
<コチョウランの仲間>
↑ ↓ ミディコチョウラン(花径7、8㎝)
↑ ↓ ミニコチョウラン(花径4、5㎝)
↑ ミニミニコチョウラン(花径3㎝以下)・ブルートゥインクル このコチョウランは8月の中頃からずっと咲き続けています。
<バンダの仲間>
↑ ミニバンダ・ルースネアリー
ホヤはランの仲間ではありませんが、温室で育てている植物です。
<ホヤの仲間>
↑ リネアリス 秋咲きのホヤです。草姿は下の写真のようで、他のホヤは丸葉が多いのですが、葉の形が違い、針のようです。
↑ 名前不詳のホヤ やはり秋咲きで、葉が細いです。花は1㎝ぐらいの大きさで、1つ1つつるの節に花が付き、他のホヤのように固まって咲くわけではありません。
↑ 名前不詳のホヤ 8月の半ばからずっと次々に花を咲かせ続けています。
↑ ホイシュケリアナ 7月に咲いて少し休み、9月からまた次々と花を咲かせ続けています。花はとても小さく1つの花が5㎜ぐらいで、花のかたまりも5~8個ぐらいなので、1.5~2㎝ぐらいにしかなりません。つるの節々に花をつけますが、あまり目立ちません。
ホヤのコレクションを始めて1年ぐらいになりますが、花の咲く時期も初夏、夏、秋とあり、中には2回咲くもの、長い期間次々と花を咲かせるもの、花の大きさも親指の先ぐらいのものから手のひらぐらいになるものまで、千差万別です。金平糖のようなかわいい花を付けるのは共通しているようです。20種類ぐらい集めて、花はまだ半分ぐらいしか見ていないので、この先の楽しみがあります。
ランは冬から春にかけて花を咲かせるものが多いです。ランは夏越しの仕方がとても大事と言われています。今夏は猛暑続きでしたが、ランの花の時期にどういう影響が現われるか、ちょっと心配です。