11月に入り、朝晩寒さを感じるようになり、庭もすっかり晩秋の装いです。
ここ4、5日腰痛でドクターストップがかかり庭仕事を控えていましたが、だいぶ良くなったのでそろそろ庭仕事を再開しようと思っていた所、突然夫が「那須へ行くぞ!」と言うのです。どうも夫なりに私の腰痛を気遣ってくれたようです。家に居なければ、庭仕事をやらないだろうと思ったようです。
北関東道、東北道を車で150㎞、約2時間で那須に到着です。思ったより紅葉は進んでいませんでした。
コピスガーデンは大森プランツというバラ苗や宿根草を扱う専門店がバラや宿根草を組み合わせてどのように庭を構成するかを提示するための庭です。
紅葉する木や木の実がなる木などがバラと一緒に植栽されています。
池も有りました。3匹のアヒルが仲良く泳いでいました。
ショップは何棟もあり、隅々まで見たら時間がかかりそうです。私はバラ苗売り場と宿根草の売り場を中心に見ました。時節柄パンジーとビオラの品揃えが豊富です。フリル咲きはありましたが、八重咲きはなく、ちょっとがっかりです。
バラの苗売り場で、バラの本で見て前から欲しいと思っていたグリゼリというバラを見つけました。花の色が灰色の珍しいバラです。家の近くのホームセンターや花木センター、通販雑誌などでは見た事がないので、本物を見るのは初めてです。こんなところで出会えるなんて、ラッキーでした。
↑ グリゼリ 写真で見るとほとんど白ですが、ほんのり灰紫色がかっています。
私が、グリセリの鉢を抱えて、宿根草を見ていたら、知らない人に「あら、そのバラいいわね。私も欲しい! どこにあったの?」と声を掛けられました。私と同じ趣味の人がいるんだとちょっとうれしくなって、バラの場所まで連れて行ってあげました。すごく喜ばれ、感謝されて、ちょっと恐縮するほどでした。
2時間ぐらい居て、近くのレストランで昼食を取り、バラと宿根草の苗をおみやげにして、帰途に着きました。大満足の花の旅でした。夫に感謝です。