今日は全国的に冷え込んだとかで、私の家の軒下では-9℃を記録しました。日中も日差しが少なく、気温がそれほど上がらず、寒い一日でした。
今回は、「まつこの庭」の温室で12月からお正月にかけて咲いた冬のランです。
<カトレアの仲間>
↑ ジョージキング(実物はオレンジ色がかっています。) ↓ アンセプス
ランの花は花弁が6枚あると思われていますが、実は外側の3枚がガクで、中の3枚が花弁になります。しかも3枚の花弁の内下側の1枚は他の2枚とは形が違い唇のような形をしているので唇弁(リップ)と言います。ところがこのアンセプスは突然変異で他の花弁もリップにそっくりです。
↑ ツタンカーメン ↓ ピュアーイエロー
↑ ポカイタージェリナ
<オンシジューム>
↑ ↓ どちらもトゥインクル
他にもピンク色や白などのトゥインクルもありますが、どれもバニラのような甘い香りがします。温室中がこの香りでいっぱいになります。
<シンビジュームの仲間>
↑ テーブルシンビジューム・かふぇのあ ↓ テーブルシンビジューム・ピーチ姫
↑ 和蘭・夕霧(ゆうぎり) ↓ 原種シンビジューム・トラシアナム
トラシアナムは中国、タイ、ミャンマーの高地原産で、花茎は1メートルぐらいのアーチ状になり、花径10㎝ぐらいの花を十数輪付けます。独特の香りがあります。
<その他のラン>
↑ デンドロビューム・シラサギ ↓ マキシラリア・シュンケアナ
花径1㎝ぐらいで、黒い小さな花をつけるのが珍しいです。
↑ メディオカルカー 花径が1㎝に満たない赤と黄色の壺型の花をびっしりと付けます。とても可愛いです。マキシラリア・シュンケアナもメディオカルカーも去年の2月頃にたくさん咲いているのを手に入れて、9月頃にも少し花をつけましたが、お正月早々に咲いたのはちょっと早いようです。9月に咲いたのは狂い咲きだったのか、それともこのランが2回咲くものなのかはよく分かりません。もう少し様子を見ることにします。
温室ではまだたくさんのランたちがつぼみをつけて出番を待っています。