久しぶりに雨と雪が降りました。しばらく異常乾燥注意報が出ていたので、乾ききった空気がいくらか潤ったようです。庭にもよいお湿りとなりました。
木々やプランターに雪の帽子を被せ、裸木に花が咲いたようになり、赤や黄の花や実を際立たたせ、雪は心までも潤わせてくれました。それもつかの間、雪はお昼前には融けてしまいました。
今回は、1月にまつこの庭の温室で咲いたランです。
<カトレアの仲間>
↑ プリンセス・キコ ↓ レリア・サンセットバーバラ
↑ ロエブリング リップがちょっと奇形できれいに広がりませんでした。
↑ ポリプルボン(花径が1㎝ぐらいの小さな花を付けます。)
<オンシジューム>
↑ オブリザダム ↓ 名前不明(バニラの香りがします。)
↑ 原種・マクラタム メキシコ、グアテマラ、ホンジェラス原産です。オンシジュームと言うと、黄色の踊り子のような花を思い浮かべますが、これは花弁が緑と茶色のバイカラーで地味めの花ですが、リップは白にピンク色の模様が顔のように見えておもしろいです。
<シンビジュームの仲間>
↑ 和ラン・桃園(ももぞの) 春蘭系交配なので、1茎に2輪しか咲きません。
↑ ↓ 和ラン・ひなまつり 蓮弁蘭系交配で香りがあります。
本来はもっとピンク色が濃いのですが、今年は白っぽく咲きました。花茎が7本もあがり、見事に咲きました。
↑ 栄光(えいこう) ↓ アキバ
栄光もアキバも今から30年ぐらい前の品種で、私がランに夢中になった頃のものです。ラベルを紛失したこととしばらく花が咲かなかったので、枯れてしまったものと思っていましたが、しばらくぶりに花を咲かせてくれました。私とランとのお付き合いを物語るランで、懐かしさでいっぱいです。
↑ マリーローランサン 有名な画家の名前から名付けられましたが、その画家の描く絵のイメージにピッタリあった色合いです。株が1メートルぐらいあり、花も大きいです。昨年は花が1つも咲かなかったのに、今年は5本も花茎が上がって、満開になるのが楽しみです。
<コチョウラン>
↑ ミニコチョウラン・セミアルバ 白い花弁をアルバと言いますが、リップだけ赤いのでセミアルバと言います。
今、温室の中はシンビジュームが真っ盛りです。カトレアは今年はどういうわけかつぼみの段階で枯れてしまうものが多く、あまり咲きません。その代わりつぼみを付けたコチョウランがいっぱいです。