今日は朝から小雨が降っています。よく晴耕雨読と言いますが、私も晴れの日は庭に出て仕事をしますが、曇っていて寒い日や今日のような雨の日は、読書をしたり、ブログを書いたりしています。
立春の日、私の住んでいる所は埃を舞立てて強い南風が吹きました。「ああ、春一番だ!」と思いましたが、夕方のお天気番組では、東京では強い南風が吹いても風速8mに達しなかったので、「春一番」とは認めないと言うのです。これには、ビックリ!!でした。「春一番」にも定義があるらしいのです。千葉や神奈川、茨城などでは10m以上の風があっても、東京で観測できないと「関東地方の春一番」とは認められないのだそうです。でもね、翌日東京も急激に気温が下がり冬状態に逆もどりしたではありませんか。「寒のもどり」というそうですが、「春一番」と「寒のもどり」はセットなんですから、どう考えたって春一番だったんだと思いますが・・・・・。
今回は、「まつこの庭」で咲いたクリスマスローズです。なかなか一斉には咲いてくれません。クリスマスローズは花弁と思われているものは実はガクで、花弁は退化しておしべのまわりに見られる蜜線(ネクタリー)になったと言われています。
<シングル(一重)咲き> 花弁(正確にはガク)の形は先が丸くなっている「丸弁」と咲きがとがっている「剣弁」があります。咲き方も花弁が水平に開く「平咲き」と杯状になる「カップ咲き」と満開になっても筒状になる「筒咲き」があります。
↑ 剣弁で平咲き ↓ 丸弁でカップ咲き
<セミダブル(半八重)咲き> ネクタリーが花弁化しています。
↑ 赤(外側)と白(内側)のバイカラー(2色))咲き 小花弁もバイカラー。
↑ 紫キキョウ咲きセミダブル 普通クリスマスローズの花弁は重なりあっていますが、これはキキョウのように花弁と花弁の間に隙間がある咲き方です。小花弁は筒形です。
↑ 外側が白と内側が赤のバイカラー 小花弁もバイカラーで筒形です。
<ダブル(八重)咲き> ネクタリーが完全に花弁化したものとネクタリーを残したままガクが多弁化したものがあるそうです。
淡いピンクのグラデーションで丸弁がかわいいです。
↑ 白に赤紫のブロッチ(模様のこと)
ダブルは花弁が3段ぐらいになって咲きますが、5段以上に咲くものがあり、それを多花弁咲きとか多弁花とか言っています。花弁数は5、60枚ぐらいになるそうです。
↑ 5段ぐらいの多弁花 ↓ 8段ぐらいの多弁花
↑ クレオパトラ(極細剣弁多弁花) 今年手に入れたもので、新しい品種です。本来はもっと赤くゴージャスな感じらしいです。これはうまく色が出なかったようで格安でした。来年どんな花を咲かせるか楽しみです。
立春を過ぎたので、クリスマスローズもたくさん花を咲かせると思います。去年は2月まで寒くなかなかクリスマスローズが咲きませんでした。ところが3月になったとたん急に暖かくなり、あっという間にクリスマスローズが咲いてしまい、ゆっくり花を楽しむ暇がありませんでした。今年はゆっくり楽しめたらいいのですが・・・・・。