新聞で龍ヶ崎の般若院にある茨城県の天然記念物に指定されている枝垂れ桜が満開になっていることを知り、見に行って来ました。
お寺の山門をくぐると立派な本殿が見えましたが、桜らしきものは見えません。人の列の後をついて行くと、本殿の裏に桜の木はありました。満開でした。少し花びらが散り始めていました。
花色は薄ピンク色で、思ったより樹高が低く、本殿の陰になって表からは見えないはずです。樹齢推定400年ということで、幹は太いですが、傷みがひどく、手当てがなされていました。枯れている枝も見られました。
見る方向によって、桜の姿が変わります。
太い幹の桜の側にもう1本あります。
一緒に行った夫は、以前見た三春の桜を思い描いていたようで、ちょっとがっかりしたようです。私は初めて見た般若院の枝垂れ桜を充分に楽しめました。
帰り際にガイドのおじさんに「せっかく来たんだから、ベストポジションから見て行かなくちゃ。」と言われました。
これがベストショット(?)です。桜の花の色が一番きれいなんだそうです。今日は曇りで光が弱いのでよく分からないのですが、確かに桜の木の2方(南東)は建物の陰になり、開けているのが西側のほんの少しの空間だけです。晴れていたら、もっときれいだったでしょうね。
夜間はライトアップされるそうです。見ごろは今週末までと言っていましたが、ここ2、3日は寒の戻りで冬並みの寒さが続いているので、冷蔵庫に桜を入れた状態になり、散るのが遅れそうです。