3月の終わり頃から冬並みの天気が続き、思いのほか春の花が長持ちしているような気がします。桜のソメイヨシノも咲き始め、入学式を華やかに飾れそうです。
今回は「まつこの庭」で咲いた春の花木です。
↑ ↓ 竹藪の中で咲く江戸彼岸系の桜
お彼岸のころから咲き続けている桜です。何しろ竹藪の中で咲いているので、木の上の方しか花をつけていません。近くで見られないのが残念です。竹藪の中には、同じ桜が4本あります。ずっとヤマザクラだと思い込んでいましたが、桜川のサクラを見に行った時に、桜の木肌には2通りあり、普通(ソメイヨシノやヤマザクラなど)は横の模様ですが、江戸彼岸系の桜は縦の模様だという事を知りました。我が家の桜は縦模様で、江戸彼岸系の桜であることが分かりました。文字通り、お彼岸の頃に咲きます。ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラと桜の花はリレーしながら咲いていくようです。
↑ 啓翁桜(ケイオウザクラ) まだ木が小さいので、少ししか花を付けません。
↑ ↓ 斑入り八重椿(名前不明)我が家の庭に昔からあります。
↑ 椿・キティ(アメリカ産出の千重咲き椿) 八重咲きはおしべやめしべが見えますが、千重咲きは見えません。
↑ アオキの花 ↓ アケビの花
↑ ↓ クロモジ たくさん花を付けているので、雄株だと思います。
クロモジは高級な和菓子に添えられる楊枝の原料です。その楊枝のことを別名クロモジとも言います。クロモジは雌雄異株です。我が家には何本かあるのですが、雄株の方がたくさん花(雄花)を付けるようです。
今年の4月で「まつこの庭」は4年目を迎えました。私の庭で咲く花や庭にやってくる虫、お花見の記録など私の花日記ですが、回を重ねるごとに見て下さる方が増え、とてもうれしく思っています。とても励みになっています。
四季は巡り、同じ時期に同じ花が咲くわけではないということを、ブログを書くことを通して痛感します。その年その年、季節の到来が早かったり遅かったり、異常気象の影響を受けたりして花たちの開花サイクルが狂ったりします。昨年の秋に二季桜でも無いのにあちこちで桜が咲いたという現象は記憶に新しいと思います。そんなことも綴っていこうと思います。あとから読んで花の開花と共に「ああこの年はこうだったんだ。」と思い出せるようなものにしようと思います。
こらからも「まつこの庭」にお付き合い頂けると嬉しいです。