まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

春の山野草(続)

 長かったゴールデンウイークもあと少しで終わりです。ホームセンターやガーデンセンターに出かけたぐらいで、ペチュニアや福神草の植え付け、ランの植え替え、草取りなどの庭仕事をして過ごしました。せっかく花友の手を借りて温室から持ち出した福神草ですが、プランター5つ、地植え10株を植え付けても、まだ終わっていません。肩が痛くなってしまったので、気長に残りを植え付けるつもりでいます。

 今回は4月の半ばごろから5月初めに「まつこの庭」で咲いた山野草です。

f:id:myuu-myuu:20190505173300j:plain↑ ↓ サクラソウ

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f:id:myuu-myuu:20190505173723j:plain↑ キバナカタクリ     ↓ クリンソウ・アップルブロッサム

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f:id:myuu-myuu:20190505174212j:plain↑ アリアケスミレ   ↓ シャガ

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f:id:myuu-myuu:20190505174543j:plain↑ オダマキ    ↓ ダイコンソウ

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f:id:myuu-myuu:20190505174842j:plain↑ アジュガ(ピンク花)    ↓ 地エビネ

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f:id:myuu-myuu:20190505174452j:plain↑ クサノオウ(黄色い花)とムラサキハナナ   ↓ ウラシマソウ

f:id:myuu-myuu:20190505175253j:plain花弁の先の糸のようなものが釣り竿の糸のように見えることから、浦島太郎が持っている釣り竿にちなんで、この名があるそうです。

f:id:myuu-myuu:20190505175817j:plain↑ サルトリイバラの花(緑のボール状のもの) 昔実家ではお盆におもちをつくと、かびないようにこのサルトリイバラの葉で包みました。その頃はサルトリイバラという名前を知らず、バラッパと言っていました。バラッパがない時には、シソの葉でおもちを包んだものでした。

f:id:myuu-myuu:20190505180819j:plain↑ カラスビシャク(ハンゲ) 漢方ではカラスビシャクの球茎を半夏(ハンゲ)と言い、薬用にするそうです。この半夏が生える頃を半夏生(はんげしょう)と言います。夏至から11日目で7月2日の頃を言いますから、まだ5月でちょっと早いですね。

f:id:myuu-myuu:20190505175546j:plain ↑ ギボウシの若葉    ↓ 斑入りミズヒキソウの若葉

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f:id:myuu-myuu:20190505175148j:plain↑ 草ソテツ(コゴミ)クサソテツの若い芽はこごみと言って、食用になります。

f:id:myuu-myuu:20190505181745j:plain「まつこの庭」に続いて、竹林があります。竹は切っても切っても地下茎を伸ばして家の敷地まで侵入して来ます。筍の出始めは珍しいので貰い手もありますし、筍を買いに来る人もいるのですが、どんどん出るようになると誰も見向きもしません。そうすると筍退治(?)の始まりです。例年なら4月の初めごろから出始めるのですが、今年は出るのが遅かったせいか、私も油断して居たら、思わぬところに出ていてビックリです。これから5月いっぱいは、毎日100本、200本と折らなければなりません。

 山野草と言っても、雑草扱いされるものから珍重されるもの、選抜・交配された園芸種まで、たくさんあります。特に春と秋に咲くものが多いように思います。私の庭には、雑多な山野草があり、自分ではあるのが当たり前に思っていても珍しがられたり、逆にそんな雑草どうして生やしておくの?と言われたりします。「雑草という草はありません。」と昭和天皇がおっしゃったそうですが、それぞれの山野草には名前があり、名前のいわれや特徴、効能などがあり、それを知るのも楽しみです。