先日中之条ガーデンズへバラを見に行った帰りに熊谷へ寄り、そこであじさい寺のアジサイの花が満開と聞き、その足であじさい寺に寄ってみました。
あじさい寺は、能護寺(のうごじ)と言います。50年ほど前からあじさいの時期に公開しているそうです。大体お寺のあじさいは昔からあるピンクとブルーの手毬咲きやガクアジサイなど5、6種類、多くても10種類程度のアジサイが植わっているのが相場なので、このお寺もそうだろうと思っていました。
ところが、境内はそれほど広いというわけではないのですが、種類の多さと新しい品種が多いのに驚きました。
住職さんがよほどアジサイの花が好きらしく、地植えが800株、鉢植えが1000鉢もあるそうです。鉢植えはほとんどが新しい品種の様でした。管理が大変そうです。
本堂では、福島の東日本大震災の被災者が避難生活の中で作ったという吊るし雛が飾られていました。
私も2年かけて吊るし雛を作った経験があるので、心惹かれるものがあります。
バラを見た帰りに、アジサイと吊るし雛を見るとは想像もしていませんでした。午前中にバラ、午後はアジサイと吊るし雛、なんと豊かな花三昧の一日だったのでしょう。