梅雨明けのタイムリミットは、立秋の前日だそうです。今年の立秋は8月8日ですから、7日までに梅雨明け宣言がないと梅雨明けがないまま秋の長雨ということになってしまうそうです。ちなみに過去の一番遅かった梅雨明けは8月3日で、梅雨明けが無かったという年はまだないそうです。本当に梅雨明けが待たれますね。
夏から秋まで長く庭を彩ってくれる花にエキナセアとルドベキアがあります。最近は色も形も品種改良が進んで区別がつかないほどです。
エキナセアもルドベキアもキク科の植物で、北アメリカ原産の宿根草です。ルドベキアの一部には1、2年草のものもあります。どちらも花の中央の盛り上がった部分を頭状花、周りの花弁のように見える部分を舌状花と言い、花の作りがそっくりです。葉の形も似ていますが、ルドベキアの葉は産毛のようなものでおおわれていて、見ても触っても違う種類であることが分かります。
<エキナセア>
頭状花が花弁化した八重咲きもあります。
エキナセアは別名ムラサキバレンギクというぐらいですから、元々は赤紫色のものが一般的でしたが、黄色や緑色なども出て来ました。
エキナセアは北アメリカ原住民インディアンの間で薬草として用いられ、インディアンのハーブと言われ、欧米ではハーブティーとして飲まれるそうです。
<ルドベキア>
ルドベキアというとこの小さな黄色の花を咲かせるタカオが一般的です。こぼれ種でいくらでも増えます。わたしの庭でもあちこちに大きな株を作り、たくさんの花を咲かせ、花の少ない暑い時期でも、庭をにぎやかにしてくれています。
↑ ↑ タカオの変種
ルドベキアの多くは黄色やオレンジが多いのですが、緑色のルドベキアも出てきました。
ルドベキアにも八重咲きがあります。
エキナセアもルドベキアも新しい品種がどんどん出て来て、楽しみの多い植物の一つになりました。エキナセアはほとんど私の庭で冬越しできますが、ルドベキアはなかなか冬越しできないものがあります。八重咲きや緑色などの種類は特にです。