やっとミンミンゼミが鳴き始めました。例年より1か月ぐらい遅いような気がします。
今年も台風がお盆の時期にやって来て、交通機関は計画運休とかで、お盆休みの帰省客を困惑させているようです。とにかく被害が大きくならない事を願うだけです。
今回は7月から8月にかけて「まつこの庭」の温室で咲いた夏のランです。夏咲きのランは元々少ないのですが、それでも少しずつ咲いています。
↑ カトレア・トロピカル・チップ ↓ カトレア・インターグロッサ
↑ ↓ ミディコチョウラン
↑ ミニバンダ・ルースネアリー ↓ デンファレ・ワインハーモニー
デンドロビュームの多くは比較的寒さに強いのですが、これは寒さに弱く、コチョウラン(ファノレプシス)に似た花を咲かせるので、デンドロビュームファノレプシスと言います。略してデンファレです。花の少ない夏の温室が少しでもにぎやかになればと思い、今年仲間入りさせました。来年うまく咲かせられればいいのですが・・・・・。
↑ シンビジューム・和ラン・ふるさと(駿河蘭系)
和ランは洋ランのシンビジュームと東洋ランとの交配で作られた品種です。株が小型で小輪の花をたくさん付け、耐寒性、耐暑性があり、香りのあるものを目指して交配されています。このふるさとは春と秋に2回咲く性質をもっているそうですが、私のところでは、秋ではなく夏に咲いてしまいます。去年も夏に咲いて異常気象の影響かと思っていたのですが、今年もまた夏咲いてしまったので、この株の性質なのかもしれません。
↑ ミニコチョウラン
ランは夏、まさに今の時期が生長期で、光を充分に当てる必要があります。今年の梅雨時は例年の1割程度しか日照時間がなかったそうなので、冬から春のランの開花にどんな影響を与えるか、ちょっと心配です。