8月ももうすぐ終わり。猛暑も一段落し、朝夕涼しくなり、しのぎやすくなってきました。梅雨が長かったせいか、ミンミンゼミが鳴きだしたのはお盆のちょっと前、ツクツクホウシやクマゼミはお盆を過ぎてからでした。セミにとっては本当に短い夏を惜しむかのように連日鳴いていますが、例年ほどの賑やかさが感じられないような気がするのは私だけでしょうか?
ここ1週間ほどにわか雨が続き、水かけをしなくて済んだのはよいのですが、草取りをさぼっていたら、雑草に庭を占領されてしまいました。雑草に混じって夏の花がまだまだ元気に咲いています。
↑ 福神草とコリウス ↓ ヒマワリ
↑ 西洋アサガオ・ブラックナイト ↓ 変わりアサガオ・スプリットペタル
↑ ムクゲ ↓ ハイビスカス
↑ パイナップルリリー ↓ ジンジャー
↑ ↓ 温室の中で咲く木立ベゴニア
山野草もたくさん咲いていますが、珍しいものは貴重種として大事に扱われ、増えすぎたり、他の植物に巻き付いたりする厄介ものは雑草扱いされます。植物に罪はないのですが・・・・。
↑ クサギ ↓ ソクズ(クサニワトコ)
クサギやソクズ、ヤブガラシ、ヨウシュヤマゴボウなどは私の庭では爆発的に増え、困った雑草になっています。
茎に魚のひれのようなものが付いているのでこの名があります。ヨーロッパ、東アジア原産の帰化植物で、野生化しています。
↑ カクトラノオ
お盆の頃から車で走っていると、道路の法面などに群生しているのを見かけます。野生化しているので、ほぼ雑草扱いですが、私の家ではヤブガラシやカナムグラなどのつる植物にからまれてなかなか増えてくれません。この白い花が大好きで、花友に種を分けてもらって、庭中に種をバラまいたのですが、一向に増える気配がありません。
植物は、増えて欲しいものはなかなか増えず、増えるどころか絶えてしまったり、減って欲しいものが逆に増えたりして、思う様にはいきません。