お彼岸に入りました。セミの鳴き声も大部静かになり、秋の花が咲き始め、すっかり秋らしくなってきましたが、夏の花はまだまだ元気です。
↑ 福神草(フクジンソウ) ↓ 斑入りカンナ
↑ 大輪アサガオ・平安の香り ↓ チョウマメ(バタフライピー)
種を蒔くのが遅れたので、開花が遅れ、今頃花盛りです。
↑ ↓ ハイビスカス
↑ 八重咲きハイビスカス ↓ アベルモスクス
アベルモスクスはアオイ科の一年草の植物で、ハイビスカスの仲間です。オーストラリア北部の原産で、アカバナワタという別名もあります。一年草なので、冬は枯れてしまいますが、私の庭ではこぼれ種から発芽して夏に花を咲かせます。今年は開花が夏の終り頃になってしまい、今が盛りです。
↑ ジニア ↓ ニチニチソウ
↑ ガーベラ ↓ ポンポン咲きダリア
ハゼランは熱帯アメリカ原産のスベリヒユ科の植物で、明治初期に日本に渡来し、今は野生化しています。小さな花や実が花火に見えることから花火草の別名があります。英名では赤い実がサンゴのように見えることからコーラル・フラワーと言います。またこの花が午後3時ごろから開花することから三時草と言う別名もあります。
また三時草に対して四時草という植物もあります。文字通り夕方の4時ごろから咲き始めるオシロイバナです。英名はフォー・オクロックです。
オシロイバナも熱帯アメリカ原産で、明治時代に観賞用として渡来したそうですが、やはり今では野生化しています。子どもの頃、実を潰して白い粉で遊んだことから大昔から自生しているようなイメージがありますが、比較的新しい帰化植物なのですね。実の中がおしろいのような粉状なこと、夕方花を咲かせることから夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。
↑ ツルマメの花 スズメウリの花と実
↑ カナムグラの花 ↓ ヤブガラシの花
ツルマメ、マルバルコウソウ、カナムグラ、ヤブガラシなどは他の植物に絡みつき、私の庭では厄介者の植物です。抜いても抜いても後から後からツルを伸ばします。この厄介者のつる草たちが夏の終り頃から秋の初めの今頃に、小さな小さな花を咲かせます。思いがけず花が可愛かったり、チョウを呼んだりして、退治するのがかわいそうに思えてしまうことがあります。そういう気持ちが私の庭でつる草たちに猛威を振るわせてしまうのかもしれません。