埼玉県にある巾着田のヒガンバナを見に行って来ました。12,3年ぐらい前に一度訪れた事があり、今回は2度目です。前回は常磐、外環、関越自動車道を通って行きましたが、今回は圏央道が開通したので、比較的早く行くことが出来ました。
巾着田のヒガンバナは、日本最大級の規模を誇り、約500万本のヒガンバナが群生しているそうです。例年お彼岸の前後に開花するそうですが、今年は8月の高温と少雨のせいか、開花が少し遅れたそうです。
ヒガンバナはちょうど見ごろで、林の中に咲く一面の赤いヒガンバナに、ただただ圧倒されました。
木漏れ日が当たる所や当たらない所、赤色がオレンジ色がかったり、紫色がかったり微妙に違います。
ヒガンバナと言うと田んぼのあぜ道など日当たりの良い所に咲くことが多いのですが、ここのヒガンバナは林の中で咲いていておや?と思いましたが、ニセアカシアは落葉樹なので冬の間は葉が落ち、ヒガンバナの葉に太陽の光が注ぐので、何ら問題はないということをこの説明を読んで納得できました。
巾着田というのは、高麗川(こまがわ)が蛇行してできた形が巾着の形に似ている事からそう呼ばれるそうです。(水色が高麗川を、現在地は上流エリアを示します。)
見事に巾着のような形をしています。左上側が上流で、右上側が下流になっています。上流から下流へと歩き、ヒガンバナを堪能しました。
↑ ↓ 上側に見えるのが、高麗川です。
所々に白花が咲いていて、赤一面の差し色になっていました。
赤いヒガンバナにクロアゲハの黒色も映えます。
↑ ↓ あいあい橋
↑ 下流エリアの札です。
下流エリアは上流エリアよりツボミのヒガンバナが多かったです。
斜面を白のヒガンバナが覆っているエリアもありました。
↑ ↓ 駐車場近くの水車小屋
上流エリアまで戻り、ふれあい広場の催し物やお店なども見て、約1時間半かけて帰途につきました。
2度目の巾着田でしたが、初めて来たとき以上の感動があったように思います。
10年分のヒガンバナを見たような満足感があります。