台風19号が去って5日目です。直後には分からなかった被害が日が経つにつれ明らかになってきました。今回の台風は大雨を各地に降らせ、川の氾濫を引き起こし、予想をはるかに超えた大災害になってしまったようです。私の住む茨城県も久慈川や那珂川が氾濫し、被害を受けた方がたくさんいたようです。被災された方が一日も早く日常の生活に戻られることを願うばかりです。
まつこの庭も風が大暴れして、木の枝や葉がたくさん叩き落とされました。しかし木の実は少し傷が付きましたが、叩き落とされずに済んだようです。ユズもフクレミカンもカリンもまだ色付いていませんが、柿は少し色付き、食べられるようになりました。
↑ ユズ ↓ フクレミカン
↑ キンカン ↓ カキ
↑ カリン
種の部分が甘いそうですが、私は食べたことがありません。
↑ ↓ ムラサキシキブ
↑ シロシキブ ↓ 赤実マユミ
シロシキブと赤実マユミは植えたものではなく、小鳥が私の庭に運んでくれたプレゼントです。
↑ クサギ ↓ ビナンカズラ
昨年の今ごろ台風の塩害でサクラが狂い咲きしたことがありましたが、今私の庭では、ヒメリンゴが狂い咲きしています。(サクラは咲いていません。)
花と実を同時に見ることはなかなかできないと思います。
↑ ヤブミョウガ
ジュズダマやオナモミ、ヨウシュヤマゴボウなどは子どもの頃、野原で遊んだ懐かしい遊び道具でした。ジュズダマは繋げて首飾りにしたり、オナモミは投げあって洋服にくっ付かせたり、ヨウシュヤマゴボウは色水遊びをしたりしたものです。今の子どもたちは遊び道具が豊富にあるので遊んだりしませんよね。私の庭にはそんな植物が自然に生えていて、私の庭を訪れた花友たちは驚いたり、懐かしがったりします。
鉢植えだと1m位ですが、地植えにすると2m位の背丈になります。
花は上の赤いものが雌花で下の黄色いものが雄花です。
葉はヤツデのように切れ込みが入り、鉢植えだと葉径は20㎝ぐらいですが、地植えにすると50㎝位になります。
去年の秋、群馬のトレジャーガーデンへバラを見に行った時にバラと一緒に植えてあるのを見て、銅葉の大きな葉が気に入って、是非私の庭にも欲しいと思いました。しかし、私のよく行く花木センターやガーデンセンターには種や苗が置いてないので、諦めていました。7月の半ばに埼玉へラベンダーとヘメロカリスを見に行った時にたまたま立ち寄った園芸店で、売れ残ったトウゴマの苗を見つけました。3ポット買って、鉢植えと地植えにしました。お彼岸頃に花が咲き始めて、実をつけたというわけです。
トウゴマは熱帯アフリカやインド原産で、トウダイグサ科の植物でヒマ(蓖麻)と言い、蓖麻子油の原料となるものです。
寒さには弱いようなので、実が出来たので枯れてしまうと思います。クリのイガのような実の中にどんな種が入っているのか、熟するのが楽しみです。