今日1月6日は、二十四節季の一つ「小寒」で、「寒の入り」です。私の家の軒下で-6℃を記録しました。暖冬と言われていますが、さすがに今朝は寒かったです。
寒の入りから立春の前日である「寒の明け」までの1か月を「寒の内」と言います。この時期は1年中で1番寒い時期となります。寒中見舞いはこの寒の内に出すのが礼儀だそうです。
新暦では正月を終える時期ですが、旧暦では1年の農事を終え正月の準備を始める時期にあたり、昔の人は慌ただしく動き回りながら寒い時期を乗り切っていたようです。
これから更に寒くなり、立春までは厳しい寒さが続きそうです。
例年なら年末には咲いてお正月の生け花に使っていた日本スイセンが、今冬は暖冬と言われながら咲かなかったのですが、お正月を過ぎてやっと咲き始めました。
ユズやナンテンの実がまだ木にしがみついています。
ロウバイはまだ木の葉を残したまま、たくさん花を咲かせています。
寒に入ったというのに、まだツルバラが花を咲かせています。
↑ レッドキャスケード ↓ 珠玉
寒さに負けず、何と健気なのでしょう。侘助ツバキも咲き始めました。
玄関前のパンジーやビオは、今朝は寒さで凍り付いていましたが、日が昇ると融けて何事もなかったように元気よく花を咲かせています。強いですね。
蕾だったパンジー・ドラキュラが咲きました。黒っぽい紫に黄色のピコティ(縁取り)が入り、ドラキュラの名にぴったりの花です。
キンセンカ・サンセットパフが軒下で咲き始めました。普通のキンセンカは黄色ですが、これは花弁の裏が赤で表がオレンジ色のバイカラー(2色)です。
例年なら咲き始めるクリスマスローズも、まだ2,3株しか咲いていません。
暖冬と言われながら、冬の花が遅れているような気がします。
陽だまりで、ホトケノザとオオイヌノフグリの小さな花を見つけました。
雑草はたくましいです。春を先取りしています。
一年中で1番寒い寒の時期、庭には花が無くなりますが、私には冬の花の楽しみ方があります。玄関前にはたくさんのパンジーやビオラが、温室ではランが、軒下やビニールハウスの中ではクリスマスローズが咲きます。あちこちでラン展やクリスマスローズフェアなどが開かれるので、出かけるのが楽しみです。さっそく池袋サンシャインラン展へ出かけようと思っています。