今、まつこの庭は地植えのクリスマスローズが真っ盛りです。
私がクリスマスローズに夢中になったのは、今から15年ぐらい前ですが、その頃はまだシングル咲きが主流で色もピンクや白などで、しかも濁った色ばかりでした。初めの頃は鉢植えにして育てていたのですが、八重咲きやセミダブル咲きなどが出てくると、初期に購入したシングル咲きのクリスマスローズを地植えにしました。それらが今大株に育っています。
3株あって、顔を上げると、
こんなお花です。色もクリアーでなくやたらそばかすの多いお顔です。
やたらにピンク系の大株が多いのは、よりクリアーな色を求め続けた結果で、しかもシングル咲きは丈夫だからでしょう。
一時期アプリコット色に夢中になったこともあったので、数多く植えられています。
ダブル咲きやセミダブル咲きもたくさん地植えにしたのですが、シングル咲きに比べ弱いらしく、あまり大株には育たず、どれだけたくさんの株を枯らしたか分かりません。花茎が2、3本でかろうじて花を咲かせているものもたくさんあります。
中には「えっ! こんな花植えたかなあ?」というものもあります。
色といい、セミダブルの内花弁の形といい、形容しがたい不思議な色や形です。鉢植えだった時の様子が全く思い出せません。
クリスマスローズには翌年色が変わったり、セミダブル咲きがダブル咲きになったり、その逆であったりすることがよくあります。特に鉢植えから地植えにするとよくこのような現象が起こります。
今年は暖冬、暖冬と言われながらクリスマスローズの開花が遅れましたが、咲き始めたら一気に咲いた感じです。クリスマスローズの花弁と思われている部分は実はガクなので、色が黄緑に変化はしますが、しばらく楽しめそうです。