まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ホヤ・サクラランが咲きました ❣❣

 3月ももう終わりです。ここ1,2週間が正念場と言ってから1か月が過ぎ、コロナウイルス感染は拡大を続け、今はオーバーシュート(爆発的感染)の瀬戸際と言っています。いつ非常事態宣言が出てもおかしくない状況です。茨城も感染者が次々に出ています。買い物もまとめ買いをして控えるようにしています。

 自然はコロナウイルス騒動など関係なく時期が来れば、花を咲かせます。暖冬の影響でサクラなど春の花は早く咲き始めてしまいましたが、庭に咲く花が外出自粛でうつうつとした気持ちを和らげてくれます。

 例年なら5月ごろ咲くホヤが咲き始めてしまいました。

f:id:myuu-myuu:20200331152707j:plain↑ ホヤ・カルノーサ・パープル

f:id:myuu-myuu:20200331152738j:plain カルノーサはホヤの1つの品種ですが、これはカルノーサの中でも紫色の花を咲かせます。普通のカルノーサはこんな色の花を咲かせます。

f:id:myuu-myuu:20200331153035j:plain サクラのような色の花を咲かせるので、別名サクラランとも言います。昨年は例年より遅く6月になってから咲きました。今年はまだ咲いていません。

 カルノーサ・パープルは今年サンシャインシティラン展で手に入れたものです。ホヤは1度花が咲くと同じ所に何度でも咲きます。咲き跡があったので、今年花が見られるとは思っていましたが、こんなに早く見られるとは思いませんでした。温室で管理しているので、あまり外気の影響は受けないはずなのですが・・・・・。

 カルノーサは別名サクラランと言ってもラン科の植物ではなくガガイモ科の植物で、沖縄に自生しています。小さな花が20~30個集まって、半球形の花を作っています。小花は1,5㎝位で半球形の花は7~8㎝ぐらいあります。ツルが長く伸びないと花は咲きません。園芸店などでは観葉植物として売られている事が多いので、ツルが短く、花が付いているものが売られているのを見た事がありません。育てている人でもツルが伸びるとじゃまだと思い切ってしまうので花を見ることはないと思います。性質を知っていればきれいな花が見られるのに残念です。私などは1度サクラランを咲かせて、あまりの美しさ、可愛さに惹かれて、コレクションを始めてしまいました。

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 ホヤは一般的にツル性の低木で、花は多肉質で光沢がありコンペイトウのような花が多数集まって咲きます。日本の沖縄から熱帯アジア、オーストラリアなどに約200種自生しているそうです。花色は、白、黄色、ピンク、赤、青など様々です。ホヤという名はイギリスの園芸家ホヤ氏に由来するそうです。

 私の温室では、カルノーサ・パープルの他に白い花のラクノーサが咲いています。

f:id:myuu-myuu:20200331160352j:plain↑ ↓ ホヤ・ラクノーサ

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 つぼみが膨らんできたものもいくつかあります。

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f:id:myuu-myuu:20200331160742j:plain 3つとも今年初めて花を咲かせるので、どんな花かとても楽しみです。

 今日、花友2人が自分の庭の花苗をおみやげにお花見に来てくれました。ビオラやチューリップ、スイセンなどを中心に見て行きました。変わった花、新しい花、珍しい花大好き人間の私の庭には変わった花や珍しい花などたくさんありますが、昔からあり、ごく普通のありきたりの草花だと私が思っているものでも、見る人によって珍しいものに映るらしいのにはちょっと驚きました。「まつこの庭にはないものはないねえ。(?)」と言いながら、掘り上げた花や球根をお土産にして帰りました。お花の物々交換は花好きの楽しみの一つです。